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9/1〜 起点起点

怖い絵。ずっと、前の話。知らないこと沢山あるし、思い描けるものは全部この世界のことだから、相対性を分かち合って手を繋げる。勇気なんて節目っぽい感性は、寝かされたパン。夜の間起きていることを得意げになって、どこかでやってる知らない人の暮らしもありふれたものだって、瞼が重くなって、世界に甘えるみたいに眠る。限りがあるから、パンツを履かずにゆるゆるになったズボンを履いてる。朝は暖かい知らせ、隙があるようで無いのが私の寝相。私はあなたたちが重力にどれだけ反応してるかってことを知ってる。もうあなたたち、毎秒のようにびくびくイッてるのよ。電柱に手をついて笑う。その振動で下水道をラブリーな夜と見立てたネズミたちが踊る。月が灯る。ライオンの子供雨ではしゃぐ、イルカ初めてオンラインゲームを知る、体育倉庫は地球の上でいくつもいくつも、静かにじっとたたずんでいる。関節が和気藹々と歩く。しっかりと動いている身体、中には骨があるから、その骨のことを思うとなぜか涙が出てくる。こんなに晴れた空、アスファルトと日差し愛し合いまして、私電線の隙間見ながら泣いとります。通り過ぎる人々、後のカエル。代わり映えのない日常が積み重ねているものに気づいている花、とっくの昔に手放したものがおっきくなって戻ってきてくれる。まずイルカが跳ねる。誰もが予想していたようで、誰も気づかなかった。時間帯は木漏れ日。水しぶきが金木犀にかかる。今までの選択全部が間違っていたとも感じる空に斜線が引かれ、揺れるNishichofuの縦書き。小さいのか大きいのか、何も信じられない空間の記憶。種から芽が出るような言葉を使いたい。

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