見出し画像

ネタバレ有 鬼滅の刃 無限列車編で泣けなかった理由を分析してみた

⚠️これは鬼滅の知識が乏しい主が書いているので、違った解釈などがあると思います。
この記事に書かれていることはあくまで私の意見であり、作品を否定するものでは無いです。
また、この記事は『鬼滅の刃無限列車編』のレビューでは無いため、作画やストーリーなどの評価は行なって無いです。


10月17日、無限列車編を見てきました。
席はほぼ満席で、大人から子供まで大量に溢れてました。ソーシャルディスタンスなんだそれって感じでしたね。座席は前から6列目の真ん中、すごく良い席でした。

画像7

自分はアニメ全話視聴&煉獄が死ぬってことのみ知っている状態で観ました。
間違いなく良い作品でした。良い作品だったんですが、少なくとも煉獄さんのシーンは全然涙腺にきませんでした。
エンディング入って最初に思ったことは「あれ?あ、もう終わりか」でしたね。

感動しなかった理由を自分で分析してみる。

1.煉獄さんに感情移入できない。

画像1

まず煉獄さんに感情移入できないから、
死んだところでなんとも思わないんですよね...
可哀想とか悲しいとかの感情も湧いてこない。

というか二時間という短い尺の中で、
感情移入させること自体難しいんですよね...
もちろん2時間で感情移入出来る作品もたくさんありますが、この映画に関してはアニメの続きというのもあって、感情移入させるための描写が少なかったのかなぁ、と思いました。
下弦と戦っているときも煉獄さんは後ろ6車両で触手切っているだけで、確かに役には立っているけど、見せ場としては薄かったですよね。
アカザとの戦闘シーンは見せ場としては良かったんですけど、感情移入した状態で見ないと白熱できず、作画すげぇ〜としか思えなかったです。

スクリーンショット 2020-11-03 1.06.37

普通の映画などの過去回想では、そのキャラクターの過去を知ることで
感情移入できるものなんですが、この映画の過去回想はなんというか...
何を伝えたいのかもよくわからなかったですし、
煉獄という人間のことも深く触れてなかったですよね。

別に煉獄さんって過去に超辛い思いをしたってわけでもないし
母の「弱い人を助けなさい」って言葉だけで柱やってるんでしょ?
なんというか、過去が薄いですよね。
昔の父への憧れとかもあるんでしょうが、そこは深く描かれてないし。
得体が知れなすぎて感情移入できなかったのかな。

炭治郎があまり好きじゃ無い

スクリーンショット 2020-11-03 1.08.42

これは本当に申し訳ない、ファンの方はイラッと来るだろう、本当にごめん。ただこれはもう仕方が無いんですよ…完全に自分の好みの問題ですから…なんというか、魅力を感じないんですよね...優しい主人公、すごくいいと思いますよ、今時こんな優しい主人公いないですし。
ただなんというか..ONEPIECEのルフィのような気持ち悪さを感じるんですよね。
なんか、沸点が分からなくて怖いんですよ。二重人格なのかってくらい
キレると豹変しますよね。

あとアカザが太陽から逃げるシーンの炭次郎、めちゃめちゃ怖くなかったですか?めっちゃ早口で一方的に暴言吐いて(暴言では無いか)…あれはアカザがどう考えても勝ちでしょうし、なんだかなぁという感じでした。

ギャグシーン

スクリーンショット 2020-11-03 1.11.50

これはアニメ版の時点で分かってたことなんですが、鬼滅のギャグシーンってハッキリ言ってサムいんですよね…
共感性羞恥がスゴくて…特に最初の夢のシーン、これはどの層に向けたシーンなんですかね…善一のシーンとかヤバかったですよ…これが鬼滅の良さだ、という意見も凄く分かるので、改善しろとかは言いませんが…自分に鬼滅は合ってないんだ、と感じたシーンでした。

ウルっときたシーン

スクリーンショット 2020-11-03 1.13.25

今まであだこだと言ってきましたが、ウルっときたシーンはあります。

1つは上弦の鬼 アカザ が太陽から逃げるシーンです。
このシーンすごく良くなかったですか?
結構レビューとか見たんですけどこのシーンについて言ってる人全然いないんですよね。
このシーン、上弦で煉獄と張り合うレベルの鬼でさえ、太陽という自然の神秘には勝てないっていうのを「俺はお前らから逃げているんじゃあ無い!!太陽から逃げているんだ!」って台詞からも強く感じれてすごく良かったです。

2つ目はカラスが柱に煉獄の死を伝えるシーンですね。このシーンはウルっときた人多いんじゃ無いですか?
ひとりひとりの表情や台詞から、煉獄への思いとかが伝わって良かったです。

良かったシーン

スクリーンショット 2020-11-03 1.19.47

もちろん他にも良かったところもたくさんありました!
1つは炭次郎VS下弦、術に掛かって眠りに落ちた瞬間に自分の首をハネて復活しまくるシーン。ここは良かったですね〜、夢と分かっていても首をハネるのは相当な恐怖だというのは、最初に首をハネて復活するシーンで伝わっていたので、炭次郎の覚悟やスゴみが強く伝わってきてカッコ良かったです。

こんなところでしたかね。日記感覚で執筆した為、読みにくかったり、抜けている情報が多かったと思います。
ここまで読んでいただいた方は本当にありがとうございます。公開17日間で観客動員 1189万1254人を記録したそうで、本当に凄い作品ですね。(公式Twitter情報)
ここまで色々と言ってきましたが、間違いなく良い作品で、今後のアニメ史、いや映画史に残る作品だったと思います。
観てない方は是非観てみることをお勧めしす。

(画像引用元 :鬼滅の刃 公式Twitter/公式PVより)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?