「イノベーティブ」なことを行って、タクシー業界をぶっ壊したいのか?楽しませたいのか?

たまに、自分がやっていることを考えることがあります。
「タクシーをエンタメにする」なんて言っているもんですから、
何かを変えたりする所謂、イノベーティブなことをただ言いたい奴に映っていないか?と自分を見ています。
実際の僕は“イノベーティブ”という言葉を使うことすら少々気持ちが悪く、
イノベーティブかどうかは置いといて、
自分が楽しいとか、面白いとか思うのを前提として
「面白いと思ってもらえるモノ」
「楽しいと思ってもらえるモノ」
とをつくるエンタメティブなことをしたいし作りたいと思っています。

イノベーティブかどうかは結果的にそうなったかどうかであり、
その結果があったときに人がどう感じたか、そう、
「これはイノベーティブだ!」と感じたかどうかなだけで、
「これはイノベーティブなことだから」なんて今あるモノとは違うコトを言うだけではなにもイノベーティブとは言いません。

そうは言いつつも、イノベーティブなことを言いたいとは思っていない自分がどんなことを言っているかというと
「タクシーは信用度が貯まるようにした方が良い!」
とか
「タクシー運転手タレント化計画だ!」
とか
「タクシーNetflix化だ!」
とか
「エンタメだ!」
とかです。

まさに「イノベーティブ、やってます」みたいなことが並んでいますが
イノベーティブなことをしたい、とかはそこにはなく
一番は「楽しそうだから」というのが強いです。
そして「楽しく快適に利用できそうだから」と言う部分に降りていきます。

先日投稿した記事では

「残念ながら、タクシー業界は運転手を守っているようで、
自分たち“業界”の未来の利益を守っている。」

といういかにも批判的、反業界的でありイノベーティブなことを言う人が言いそうなことを書いています。

批判というより、事実を書いているだけなので
なにもそこにはイノベーティブはありません。

そして、その業界側だってエンタメとしてみれば面白い。とも書いています。

イノベーティブ側は大抵、保守的、既得権益側を批判し、
その大敵に向かうことを大義名分としていかに自分たちが考えたものがイノベーティブかを主張しますが、
ほぼ、時代によって変わるだけでイノベーティブ側は後に保守側に回る時が来ます。
保守であり既得権益だって登場した時はイノベーティブな立場にいました。

だから、結局はどっちも同じだと思っていて、そうなったときはエンタメティブなことの方が良いし、面白いし、
なんなら、そのイノベーティブから保守への止められない流れには乗らないエンタメティブなほうがイノベーティブではないか?とすら思います。


ちなみに、イノベーティブは“革新的”と訳されるそうです。
革新的は「制度・組織・習慣などを改めて新しくしようとするさま」だそうですが
横文字にするということは、その横文字の言葉を一旦訳さなきゃならず、さらにその訳された言葉の意味を伝える必要が出てくるという3段階の構造があります。
どの立場の人にも理解してもらい、普及していくべきイノベーティブ側が言うこととしては少し矛盾に感じます
さらに、最近のイノベーティブなことは主に時短や手間を減らすこととして存在するはずなのに「イノベーティブ」と言うことによって結果的に手間を増やしていることになります。

だからわざわざ革新的、、あ、イノベーティブなことを「イノベーティブだ」と言うことは
その時点でイノベーティブではないじゃん!
となります。

まあ、僕が何を言いたいかと言うと、
イノベーティブなことをしたい、言いたいと思っているのではなく
エンタメティブなことをしたい、つくりたいと思っています。

「エンタメティブ」の意味は“娯楽”と言う意味のエンターテインメントという言葉を短くした言葉です。
それにティブという、〇〇的と言われる言葉を英語にした時によく使われる語尾?みたいなものをくっつけていています。
よく聞くのはクリエイティブ(創造的)、プリミティブ(原始的,素朴な)、エグゼクティブ(重役,高級,贅沢)などがあり、
その「ティブ」をくっつけることによって「エンタメ的」な意味にして、
エンタメというのは娯楽と言う意味の略なので「娯楽的」
娯楽というのは「仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみ」であるので、
暇をつぶせる楽しめるもの。
つまり楽しめるモノを創りたいということです。

タクシーをエンタメにしていきます。



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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)

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