コロナ禍のタクシー運転手の記録1日目「明日より休業」

4月13日月曜日

自分が感染する可能性もある訳だが、
この状況を記録したい、非日常を楽しみたいという欲がある。
不謹慎なのは理解している。
でも、なんというか、
台風で学校がお休みになったときのような、あの感覚が心の奥にある。

あ、「台風で学校が休みになる」は当たり前ではないか。
僕の出身の沖縄では小六くらいまでは年一回、多くて二,三回のペースであった。

そんな呑気なことを書いているが、
感染し苦しんでいる方々、亡くなった方々が世界中に存在し、
医療現場で今も奮闘する方々がいて
この経済状況に明日の朝陽浴びる希望すら持てない人がいるであろうことも理解している。

ただ、この機会に記録はしておきたい。

まずは、明日から休業が決まった。
一先ず今月いっぱいということだが、
来月以降もその時になるまで分からないという。

ああ、とうとう自分のところにまで大きく影響が出てきたのか、というのを感じている。
コロナが日本に来て数ヶ月。
次第に街の人もお客様も減っていった。
緊急事態宣言が出てからは急激に減った。


これはまだ緊急事態宣言の発令前、初めての外出自粛が出たときの
渋谷スクランブル交差点、深夜一時頃。
ネオンもビジョン広告もほとんど消えている。
人も歩いていない。

この後から、平日も人の波が小さくなっていく日々が続いた。
色んな場所の写真も撮っているから、
写真も同時に載せて残しておこうかな。


今の状況としては、精神的にも肉体的にも何ら問題はない。

自分の中でどんな変化が起きるのだろう。
まだ休業が1日目で、日常に大した変化はないが、
少なくともひとつだけ言えるのは、
会社に恵まれているなぁと言うところ。

でも、こういうことを言うのもきっと軋轢を生むのかもな。

ネット上でも色んなところで
政府への批判と批判への非難、
村八分など
とにかくコロナが無ければ起きなかったであろう出来事が勃発している。
まさに戦争だな、とも思っている。

毎日出てくる感染者数から考えても、
もっと多くの感染者と潜伏期間の人がいるんじゃないだろうか。
国は安心させるためか隠すためか知らないが小さく見せているようにしか思えない。
安心させたいなら、もっと安心出来るように素早い対応をした方が良いと思う。やきもきさせられる。

もしくは、もう
「対応が遅かった、すまない。でも今から即座に収束への施策を打つだからみんな協力してくれ」と
詫び入れるくらいにしてもいいんじゃないかと思う。

「緊急事態宣言を発令するまでにない」
とホンの少し前に言っていたのが今はこんな状況。
そりゃ信用出来ないぜ。

もちろん、一国の総理として重要な決断のために多少の余裕を持つことは必要だろうし、
あの星野源さんの動画も
もしかしたらあの一瞬、本当に貴重な10分位しかない休息なのかもしれない、とかまで想像したりするけど、
それ引っくるめてもやっぱり信用は出来ないぜ。

そうやって想像したり、安部さんも頑張ってる!みたいな見方をする人もいるらしいけど、
それを見ると
冷水に浸からされているのに、自分の体温も低いせいで冷水だと気付いていない、むしろ温かいとまで思い込まされてるんじゃないだろうかと考えたりする。

しかも、それをあえて、日本人の心を踏みにじるようにしてやってんじゃないかとも思ったりする。
確かにどの職業よりも大変だろうし、
そこの理解はあるけど、
想像すればするほど疲れる。

安部さん自身は実は操られてんじゃないかと思ったりもする。
あえて射たれ安い存在を前に起きながら、皆がそこに集中している間に
いろんな事が動いているとか。

あー、本当キリがない。


基本的に考えても無駄だったり、
つまらないことは
存在しないのと同じくらいに頭から消すけど、これに関してはしっかり見ておく必要があるなと思う。

特に、今誰が国民に目を向け、耳を傾けているのかを。


とりあえず、1日目の記録。


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