「あなたはタクシーを無駄遣いしている！」知るとちょっと面白くなるタクシーの３つの嗜み方。
タクシーをエンタメにしています、
ヨナシロです。
閲覧数を増やさないと稼ぎにならないネットメディアの、わかり易い釣り文句のようなタイトルに少しでもピンと来てしまい、お越しくださった方がいましたら、
失礼いたしました。
ただ、僕は本気でそう思っています。
今回は、僕が思うタクシーの３つ嗜み方を書いていきます。
チャンネルは30万、話すことで見えてくるドラマ
タクシーに乗ったときに、タクシー運転手と話をしたことがある人は気付いているかもしれません。
ドラマでも表現されたりイメージにもある通り、タクシー運転手をされているおじちゃんたちには様々な経験を持った方がいらっしゃいます。
その一つ一つにはドラマにも勝るとも劣らないリアルな過去が存在し、
全国のタクシー運転手の数(乗務員登録)でみれば約３０万人。
３０万チャンネルものドラマが存在していると言えます。
テレビで例えるならば、
これだけ多くの番組やドラマが放送される現在では
見たい番組がなくても地上波、BS、Netflix等チャンネルを回していれば
気になるものが見つかります。
それと同じように、
出会ったタクシー運転手と話しているうちに貴重なお話を聞く機会が訪れるかもしれません。
僕がよく紹介するお話で、伊集院光さんのタクシーでのエピソードがあります。
運転手さんは、僕が一番熱心に野球を見て
それこそ選手名鑑の端から端まで穴が空くほど読み込んで
全球団の選手を背番号順に暗記していた時代の選手だった。
プロ野球が大好きで、伊集院さんが一番ハマっていたころの選手が
運転手をしているタクシーに乗った時のお話です。
たまたま乗ったタクシーで、あなたにとって一番好きなこと、一番興味ある事について詳しい運転手や職業としてきた運転手に出会えれば
その時間はお金には代えられない貴重で贅沢な時間になると思います。
この他にも、
サザンオールスターズの初代マネージャーさんもタクシー運転手をしています。
サザンファンの方であれば、この乗りたいと思うはずです。
そんな存在がタクシーを利用する方それぞれにあり、
全国３０万のタクシー運転手のどこかには見たいチャンネル、
つまり知りたい話が隠れていると思います。
有名な方であれば、名前を見てすぐ気付くかもしれませんが、
殆どの方がそうではなく、話してみなければどんなチャンネルかは分かりません。
きっとあなたが見たいドラマがあるはずです。
無口か、くだらないか、タメになるか、おもしろい。「移動できる有料ガチャ」
話すことで見えるのももちろんあると思いますが、
話しかけてまで......
と思う方もいると思います。
別に話さなくても良いし、話してもいい、
いや、私は黙っていてほしい。
それはお客様それぞれが求める形があって当然です。
タクシー運転手さんの中には、話しかけずともひたすら喋っている方もいれば、黙っている方もいます。
話す内容には、「くだらないこと」「ためになること」「おもしろいこと」
それぞれあり、ザッピングして何かを見つけるように話しかけなくても
どんな話が聞けるか分からないガチャのような楽しみがあります。
黙ってはいても、とても丁寧に運転し、絶妙なラジオを流す運転手さんだって存在します。
それぞれを体験することも良いですが、
その体験を書いてみることもひとつの楽しみになるかもしれません。
特にnoteではタクシーのエピソードも存在し、
僕はそれを集めています。
最近見つけた記事でオモシロかったのは、この記事。
《記事より》
そのタクシーの運転手さんは、よく話すおじさんだった。
私のイントネーションが関西弁だったので、出身を聞かれて「大阪です」と答えると「俺、阪神ファンなの！」と言って更に色んな話をしてくれた。
元々某大手企業の社長秘書だったらしい。
年収も良くて、キャリアもあるけども、阪神の応援に行く時間が持てないことが何よりも辛かったそう。
タクシーといえば、悪いイメージも常について回ります。
嫌な思いをしたことがある方もいらっしゃると思いますし、
今後そのような目に遭う方もいるかもしれません。
それでも、タクシーには面白い部分が沢山隠れています。
悪かったことも含めて、ガチャだと思えば
ただの移動手段が楽しくなってきませんか？
世界でも類を見ない美しい瞬間を見せてくれる被写体
タクシーには乗る楽しみだけではありません。
外から眺めるだけでも楽しめる面が存在します。
時には圧倒的存在感を見せるように、
時にはイルミネーションのように。
カメラが趣味の方にとって、タクシーは意外と被写体にされていることは多いです。
色とりどりで夜は行灯(あんどん＝上についてる提灯)が光り
常に動き、常に違う画を創り出すタクシーは最高の被写体になります。
スマホでも綺麗な写真が撮れる現在においては、
どこで最高の写真が生まれるか分かりません。
あなたがたまたま見たその瞬間は、
もう二度と形にはならない画である。
街中を歩くだけで、タクシーがあなたを楽しませてくれます。
これが、僕が思うタクシーの嗜み方です。
今は世の中にエンタメが溢れています。
スマホがあれば何でも出来、これからも世の中の進化に合わせて新しいエンタメは生まれてくると思います。
そんな中で、昔からある、目の前にあるモノをもう少し観察してみるだけで
今ある最先端では創り出せない面白さが見つかると僕は信じ、
タクシーをエンタメにしていきます。
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『タクシーエンタメ奮闘記』
(Facebook非公開グループ(無料))
でも記事を書いています。
このグループでは、
「どうすればタクシーを面白くできるだろう？」
という謎解きゲームのようなチャレンジの記録を読むことができます。
“挑戦、失敗の記録”
“絵本、漫画等の制作話”
“各種コンテンツの進展”
タクシーをエンタメにしていくためのあれこれを真面目に書いているのですが、
「noteで書くにはつまらない、だけど頭を整理するために書きたい」
といった内容をただ紙に書くのではなく、人が読んで理解できるようにする。
という僕の訓練みたいな記事です。
何もない今の状態からタクシーをエンタメすることを目指す奮闘の記録です。
「琉球國物語製作記」というハッタリエンタメ計画の記事もたまに書いてます。
本日は
『外国人観光客へ届けるには』
のお話を更新しました。
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