#タクシードライバーは見た「拝む人」
タクシー運転手として体験した話を短く紹介!
(マンガ製作中)
「拝む人」
ある日の20時頃、繁華街から少し離れた路上で
50代ほどの女性が手を上げた。
いつものようにハザードランプを点けて近づくと、
手を合わせ何かを祈るように拝んでいる。
「ん?」
拝みたくなるほど嫌な思いをしたことがあるのか。
近付いてお乗せすると
「近くてすみません」
と言っていた。
410円で乗れるように料金を設定しているのに、
それを「すみません」と言わせてしまう。
そんな有り様は馬鹿げている。
すみませんと言いながらコンビニでお水だけを買ったりしない。
申し訳ない。
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