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個人客を持つことでタクシーは儲かるのか?

東京の法人タクシードライバーの話です。

私は東京で20代から5年目になるタクシードライバーです。
今日は「個人的に長距離の太客を持っていた方がタクシードライバーとして儲かるのか?」という話をしていきます。

まずはじめに「個人タクシー」と「法人タクシー」の違いを説明します。

・個人タクシー
法人ドライバー経験が10年等キャリアが必要等、自営業として営むタクシー業務。好きな時に勤務できる個人事業主→個人客を持つことはアリ?
・法人タクシー
会社に所属してタクシー業務を行う社員としてのタクシードライバー。会社に出勤日を管理してもらっている正社員→個人客はどうなの?

日々走っている街を走っているタクシーはこの個人タクシーと法人タクシーの2種類があります。

それでは本日の記事に入っていきましょう。


東京でのメイン勤務形態は隔日勤務


東京での法人タクシードライバーのメインになる勤務形態、「隔日勤務」は1日で2日分の仕事をします。1日の勤務が長い代わりに翌日は休みです。この隔日勤務だと個人客のお客さまの予約や急な呼び出しに応じられないことが多いです。東京の法人タクシードライバーは月に11~13日しか出勤しない場合がほとんどです。

引用:豊玉タクシーサイト


個人のお客さまへの予約迎車について


例えば、個人で持っているお客さまが20:00に銀座で予約を受けていたとします。そうすると私たちタクシードライバーは他のお客さまを乗せる行為を19:15頃にはストップせざるを得ません。なぜなら直前のお客さまの送迎地がどこになるかわからないこと、予約個人客の方の場所へも迎車進行の時間が必要になるからです。なので意外と時間あたりの売上効率がよくなかったりします…。

お迎え場所に向かうためにも時間がかかります

休みの日にも顧客管理


東京の法人タクシードライバーの業務の素晴らしい点のひとつに業務時間の休日のメリハリがついていることが挙げられます。つまり休日は仕事のことを考えずにゆっくりできる…。しかし、個人客を管理するとなると電話やLINEの対応といった雑務は勤務日だけでなく休日にも発生します。

2回断ると顧客を失う


個人的に仲良くしているお客さまだとしても、2回断ってしまうと基本的に顧客を失うことになります。こちらが提供できるものはタクシーによる輸送なので…それを提供できないとなるとタクシーをお願いする相手としての価値はなくなります。(他にもタクシーはいるからね)

夜日勤者は個人客を管理できるならアリ


夜日勤の法人タクシードライバーは週5で夜決まった時間で出庫できるので個人客を持つことはアリだと感じます。個人で管理しているお客様の多くは利用時間が夜でロングだと思うので対応がしやすいと思います。うまく時間のロスがないように予約を埋めたり、流しと併用して組めれば大きな売上を狙うことが可能です。

東京は個人客を持たなくても、長距離もあるしお客さまは沢山いるよ


東京の法人タクシードライバーは個人客がゼロでも長距離のお客さまを乗せることが頻繁にあるし、手上げのお客さまだけでじゅうぶん食べていけます。月収で言えば50万円以上はしっかりとした会社と営業スキルの基礎があれば稼いでいくことができます。嫌なお客様がいてもその場だけで、二度と乗せることがないこと圧倒的な東京のお客さま数によるものです。

頭を少し使うことで流しでもロング乗車の確率は大きく変わる

私は個人のお客さまは持ったことがあるけれど、
管理が割りに合わないと思って今はお断りしています。

でも、また私の運転するタクシーに乗りたいって思ってもらえるのは
とても嬉しいことです。ありがとうございます。

本日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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