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タクシー初勤務「初お客様」はどんな人?


約1ヶ月間にわたる2種免許取&タクシー業務講習が終了し、タクシー会社より独り立ち(デビュー)の許可を頂いた。
そして、車庫を出発して適当に流しているとおもなく「タクシーGO」が鳴った。
緊張の瞬間だが、迎車ボタンを押す。

最初のお客様は10代後半の女性。
あとから分かったのだが、若い女性は警戒なさっておられるのか?、声が小さい方が多く、何を言っているのかわからない場合がある。
前述のとおりGOアプリから配車を受け、降車場所指定も頂いていた。
このように降りる場所を事前に指定して頂けていると、カーナビにルートも反映されるので新人運転手にとってはとてもありがたい。

ともあれ、エアコンが寒かったり暑かったりしたら、遠慮なくお申し付けくださいとアナウンスし、タクシーを走らせた。

初業務は迎車料込みで1700円。
たぶん、死ぬまで忘れない初のお客様の記憶になったと思う。

ただ、アパート前からご乗車頂き、飲食店などない住宅街で降りられたので、移動の目的はなんだったのか?
夕方18時頃だったが、普段着だったので水商売でもなさそうだ。
未だに気になっているが、私の低い知能では想像がつかない。
どんな目的のお客様だったの?、皆様からのご想像もコメント欄に頂けると幸いだ。

オマケ情報「営業スタイル」

私の地域は東京23区や大阪市内ではない千葉郊外なので、流し営業(道を走りながらお客様を探す方法)よりは駅待ちが主流となる。
ただし、タクシーGOアプリのお陰で、実質的に流しに近い営業ができるのでとても感謝している。

タクシー運転手をはじめるにあたり、懸念があった地理・道路だが、心配していたよりはなんとかなったと言う印象。
80%くらいはカーナビ設定せずに自分からお客様にルートをご提案したり、わからなければお客様に道案内をお願いして目的地までつけた。
また、お客様自身が道をわからなくても、住宅街を抜けるなどの距離が短いルート選択を自分でできており、その点はわりとご迷惑を掛けずに済んだと自負している。

もちろん、あとになって自宅で地図を見返すと、あっちのほうが少し距離が短かったかな?と言う反省点が出ることはある。
しかし、道路に関しては5日間の実地研修で先輩より教わった要素も大きいし、若いころから長年あちこち自分のクルマで走っており、道路を知っているのもある。
とにかく、曲がる箇所の確認は、復唱して念入りに行い、自分ひとりになってからはまだ道を間違えていない(クレームを言われてない)。

ただし、自分が知っている短い距離はこの道と勝手に決めず、お客様にその道で良いですか?と、必ずお伺いを立てるのが重要。
実際にお客様が選択したルートのほうが遠回り(運賃が高くなる)であっても、自分で決めるのではなく、お客様に提案し、お客様に選択してもらうと言う事でクレーム防止になる。
また、カーナビはあくまでも参考であり、一方通行があったり、間違えの最短ルートも示すので、100%信用しないと言うのがコツだ。

今週のチップ額

初勤務の1週間チップは合計2600円。
運賃2100円なのに3000円出して「お釣りはいらない」と言う上客もおられ「神」だと思った。
ただ、自腹切ったのが2100円あるので、プラスマイナスは500円と言ったところ。

その自腹分はメーターの誤操作によるもので自分で払った。
ただし、その後、訂正報告書を作成すれば自腹しなくても大丈夫と言う事を知ったので、以後、発生した場合には修正申告させて頂いている。

以上、簡単ではございますが、ご高覧賜りましてありがとうございました。
次回は「運転手さん結婚してますか?」と聞かれた話を掲載したいと存じます。

普通二種免許の自動車教習所・教習内容実録(1日目)【50代新人タクシー運転手・奮闘記ブログ】


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