大阪杯レビュー（ダービー卿も含む）📖

いやーレイパパレあっぱれです。未知数と捉えただけあって単勝を抑えて良かった。モズベッロは想定外でした。そしてビッグ3が3、4、5着と。コントレイルを危険に指名しましたが、これについてはちょっと違和感でした。コントレイルは思ったよりも強かったです。そんなこんなで、いろいろと復習したいと思います。

♦︎大阪杯♦︎

1着☆レイパパレS★★★☆☆

闘争心が強くて、さらには重馬場ももろともしないパワーもあって、量も豊富だった。タイプ的にスマイルカナと似ていると思ったが、おそらく量が異なると思う。こちらが多い。ただ脆さみたいな部分は似ていると思う。ちょうど土曜と日曜で対照的なレースをしたから印象に残りました。さて、だいぶ未知数の部分が若干見えてきましたかね。休み明け、馬体を少し絞ったところで完全に走れる状態にあって、その上で斤量増、格上げのレースを乗り越えたのだからその点はとても評価できる。同型がいたときにとことんやり合うのがいいのか、ある程度コントロールできるようになるのがいいのか定かではないが、今後の楽しみはある。流石にこの馬の単勝に資金の全ベットは無理で、抑えの単勝がいいところだった。ただ既存の勢力を破るのはこういう未知の部分でもあるのだなと改めて思いました。あ、あとこれを結果的に鮮度と呼ぶのかな。

2着モズベッロSM★★☆☆☆

重馬場になるとすごいのはそうなんですが、レースとしてもいい闘争心があったと思う。戦いながらしっかりリズムを乗せていたし、コントレイルをしっかりみながら最後捉えるところが良かった。瞬発力系が使えない馬の横を追い越していくのは気持ちが良かっただろう。そういうオプションでは馬体重がおかしいことがない限り警戒しなければならない。レイパパレがいなければ1着なのですから。

3着危険コントレイルSC★★★☆☆

まあこれで2敗目を喫したわけだが、重馬場でかなり苦労をしている感じではあった。馬体重をグンと増やしてパワーアップしたのかと思ったが、その自慢の脚は馬場によって鳴りを潜めたか。3強の中では1番いろんな感受性が高いと思い、空気を読みながら、周りと競り合うような形になる、つまりいい感じに苦労するのかと思ったが、重馬場が予想以上に精神力耐久レースになってしまい、3強の中では最後1番頑張ったかなと思う。引き続き精神力はあるとみて、あとは個体の量がどれだけあるのか。良馬場で見てみないとわからないので、ここで見限ることはできない。一方で、ここで負けたので流石に人気も少しは、少しは落ち着くだろうか。さてここでの危険の使命についてだが、一応の3着くらいという予想は当たっているのだが、グラン、サリオスが下にいることが大きな違和感。これはそもそもこのレースの捉え方を若干間違っていたかなという印象。まあ重馬場だったのでと色々とファクターがあって一概には言えないものの、結果論であるが、コントレイル＞グラン＞サリオスの順なわけで、ここについてはしっかりと理解しておきたい。その上で、レイパパレが逃げて、重馬場でモズベッロが…などがあるのかな。

4着○グランアレグリアSM★★★☆☆

馬体を絞ってキレを増してきたなかで、そのキレを削がれる重馬場。高松宮記念のは重馬場表示でも速かったですから。今回みたいな馬場はあまり向いていないですね。さらには1600から2000への延長もあって、気持ちきつかったか。まあ、それでも4着まで良く持ってきたかなという印象。量で何とか押し切った感じ。これもまたスピードが活かせるレースで見直してみたいですね。あとは無双状態からの負けで気持ちの面で変化が出るか。この苦しい経験がマイナスの方向にいかなければ良いが。同じディープ産駒の小柄な牝馬の闘争心あふれる走りを見ると、大型化してやや闘争心が抑えられて真面目というかタンパクというかそんな走りを見せつけられている感じはする。今週は同じディープ産駒牝馬で比較しても色々違って面白いですね。

5着◎サリオスSC★★★☆☆

これについては調教後550キロ、輸送を経て538キロ、前走からプラマイゼロだが、陣営としては増えているという認識でこれなので、おそらく本来の姿はプラス体重だったのだろう。つまり、そこから何かしらで減っているので、体調は良くなかったと判断。ただ、休み明けで気持ちがリフレッシュしていたのか、前目の競馬はできていた。最後は反動を残さないようにの措置なのか、鞍上が血迷ったのかはわからないが最内に行って万事休す。この重馬場で脚を痛めてないといいが。次走しっかり立て直して、もう一度闘争心を高めて、安田のスピードレースでリベンジしに来て欲しい。量はまだあると思うので、良馬場でしっかり走ってもらいたい。そろそろ人気は落ちるか。

9着△クレッシェンドラヴSC★★☆☆☆

得意の重馬場だったと思ったが、モズベッロにそれをやられましたかね。G1を3回経て闘争心が折られたのか、ここで走らないとなると様子見か。気持ちが戻るのを待つか、そもそもいい歳ですよね。

♦︎ダービー卿CT♦︎

1着危険テルツェットSM★★★☆☆

レース前の杞憂は何のその。私が酔っ払っていたせいか笑
そんなことではないのだが、量も十分にあって、しっかりとした闘争心もあり真面目な部分も評価していた（ダノンファンタジー枠）。なのでハイペースになってもしっかり反応できて天晴れということでしょう。この馬も馬体が小さいディープ産駒の牝馬で良く頑張るよな。けど、レイパパレやスマイルカナとはタイプが違うのかなと思う。良馬場だったので、この跳ねるような走りで対応できたか。東京コースとか面白そうで、闘争心を活かしながら走れたら。

2着カテドラルSM★☆☆☆☆

やはりこのくらいの相手なら量があって勢いとリズムでもう一丁がドンピシャにハマった感じ。ただ2回続けて差してきての競馬で次くらいは人気しそうで、反動こみで期待値は下がる。

3着ボンセルヴィーソSC★★★☆☆

まあこれも予想通り、リズムに乗っていたから逆らわない方がいいタイプ。こちらは間隔がそんなに空かなければこのメンバーくらいならもう少し走れてもいいと思うので相手関係をみながらか。

4着マイスタイルSM★★★☆☆

１年ぶりの中で寝ぼけていると思いきや闘争心は死んでおらず、スマイルカナが不調だったのですんなり逃げれて、そのまま粘り通した感じ。まあここを一度使って、もう一段階ギアが上がるのであれば面白みはあるのかなと思いつつ、結構年齢もいってるなと思いつつ。しかし、この馬には手を出せなかった。

5着アトミックフォースSM★★★☆☆

いい闘争心があって、やはり外枠の分だけきつかったですかね。またこういう機会はやってくるでしょうし、東京コースがわりや、内枠でうまく逃げれるようなメンバーでは警戒したい。

8着メイショウチタンSC★★★☆☆

指標にしたんですが、他の馬の評価はそこそこ良かったのですが、肝心のこの馬を軸に置いたところで失敗だった。内にうまく潜れるかなと思いましたが終始外を回り、何だか横綱みたいな競馬になりましたな。それではちょっときつかった印象でした。あとは元々マイル経験が少なくて、1400からの延長が少し答えたと思う。そもそもの量が1400のカテゴリーで測ってしまったのがミスといえばミスで、1600のレースになるので、もっと証明が必要でした。まあこれも酔っ払いのせいとしましょう。1600で慣れるか、1400、1200のカテゴリーで頑張れたら。

11着エメラルファイトS★★☆☆☆

出遅れさようならでした。やはり内枠欲しかったですね。気持ちが死んでないことを祈る。

12着ソーグリッタリングCL★★☆☆☆

完全に伸びを欠いて走る気力がどうだったのか。ちょっと様子見が必要ですかね。

13着ルフトシュトロームSM★☆☆☆☆

外枠で一本調子に加速するのがいいのか、ローカルのレースがいいのか。いずれにしても、調子が悪かったにしては負けすぎて、ちょっと様子見。

14着スマイルカナSSC★★★☆☆

同じようなタイプのレイパパレはマイナス2キロで軽く絞ってで走れる状態で、こちらは馬体重マイナス10で完全にガス欠でした。まあ量もこちらが少ないのでしょうがないですが、いい闘争心があるので、しっかり立て直して、充電して逃げてしぶといスマイルカナが見たいですね。東京コースで逃げ残る未来を信じて笑

さて来週は桜花賞ですね。いよいよクラシックが始まりますが、楽しみですね。あの馬を応援しましょう。