税理士試験の科目選びについて
私の税理士試験の受験科目は
簿記論
財務諸表論
所得税法
相続税法
消費税法
の5つです。税理士試験については受験科目をある程度フレキシブルに決めることができます
私は資産課税に興味がありましたので相続税法は必ず受験すると決めてました、法人税法ではなく所得税法を選択したのは資産課税の関係です
私は基本的にこの5科目しか本気で受験したことがありません(国税徴収法を一度だけ記念受験したことがありましたが、今思えばまともな勉強はしませんでした。)、受験仲間の話などを総合勘案して記事にしたいと思います。
1.法人税法か?所得税法か?
法人税法か所得税法か?についてですが、特段のこだわりがない場合は法人税法を選ぶのをオススメします、基本ベンダーの申告書システムは別表を正しく作ってくれますが、やはり税理士なのですから深い法人税法の知識は必須です、所得税法ももちろん必要ですが必要度合いで考えたらやはり法人税法だと思います。
2.残り2つの税法は?
残り2つの税法は?個人的には相続税法と消費税法がベストと思います、法人税法と所得税法を両方やっちゃう猛者もおりますが、さすがにボリュームが多すぎます。
相続税法はやはりかじっておきたい科目です、会計学とは違った目線の税法なのでやらない人は苦手意識が出がちです。
また、自社株評価は基本相続税の知識が必要となるため、相続税の知識は実務畑では必須です。
消費税法はプチ税法の中でも最もメジャーで分母が多い分合格もしやすいと個人的には思います、また、実務でも必須です。ただ消費税申告書がかけるだけではなく、網羅した知識はあったほうが良いと思います。
固定資産税、事業税、酒税、住民税、国税徴収法
これらは簡単に思う人もおりますが、私は避けました。
ボリュームは少ないですが、分母が少ない分合格もしづらいと思います、私の優秀な受験仲間のもこれら科目で大苦戦してるのを何度も見ました
あえて言うなら固定資産税と酒税はまだ合格者をそれなりに見ますが事業、住民あたりはもしかすると最難関の科目なのかもしれません。
3.総括
私なりの科目選択の話をしましたが、一度決めたら受かるまで離さないというのが大原則です、一度全体像を見て興味がそそられる科目を選んで離さないというのをオススメします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?