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発達障害のこども達と関わって感じた事。それは【成長できるための環境づくり】No.2

私は仕事柄、特別支援学級や養護学校の先生方、保護者と関わる事が多く度々目にすることや耳にする事に疑問を抱くことがありました。
それは何かというと、
①成功体験と失敗体験
成功体験はわかりますね。出来た!という気持ちは成長に欠かせない大切なものです。しかし失敗体験という言葉はどうしても受け入れられませんでした。なぜ失敗と思うのでしょうか。こどもが挑戦して学んだらこれは成功体験ではないのでしょうか。自分で考えて行動する事を勝手な大人の目線から失敗体験としてほしくはないと思っていました。
②子どもの能力のラインを決めてしまう
この子はここまでしか出来ない、理解できないからそれ以上の事はさせようとしない。
能力や理解力で決めてしまうのはなぜでしょう。そんな事関係なく、みんな成長は出来るのです。挑戦した事により新たな力を見出せる、私達の想像を超えてどんどん進化していくのです。
声かけや、やり方一つでこども達は色んな能力を開花させていくのです。多くの保護者の方は「そんな事が出来るの?!すごい!知らなかった」と驚いていました。こども達自身が自分の成長を感じた時の笑顔は最高に輝いて今でも忘れません。

これらの疑問に思った方々を批判をしているわけではなく、その事が更に私をこども達と向き合えるようにしてくれたのです。
発達障害があるから…
そんな事関係ありません。こども達は色んな可能性を秘めていて、みんなどこまでも成長出来るんです。しかしそのためには環境が絶対必要です。その環境を大人が閉ざしてしまってはこどもが成長できるチャンスをなくしてしまいます。
危機管理をしっかり行った上で何事にも挑戦してみる。たくさんの環境を与え将来の可能性をどんどん広げていきましょう。

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