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If you could tell a new home educator one thing, what would it be?

これからホームスクールを始める人に、なにかひとつ伝えるとしたら?

 いいですね~、この質問!
 わたしも聞きたいです。なにを伝えますか。


 「履歴を全削除してからログアウトの状態でtwitterを開く」ということをときどきします。というのも、長らくログインしたままでいると、それまでの関心事に基づいた関連情報しかはいってこなくなるからです。
 すると本日は英語圏のアカウントが表示されました。

「これからホームスクールを始める人に、なにかひとつ伝えるとしたら?」

 私が伝えたいと願ってきたことを書きますね。

 現在は更新を見合わせていますが、facebookページ【ホームスクーリング・センター木蔭】でホームスクール暮らしの想いをこめた投稿は、さいごにいつもこう締めくくっていました。


今日も、ホームスクール 愉しんで♪

 ホームスクールは親子の暮らしの時間です。
 その時間を愉しんで、味わってほしい。
 そんな気持ちを込めています。

各々の”我が家らしいホームスクール”を

 日本ではホームスクールを禁止する条例や法律はありません。同時にホームスクールの方法や手続きを定める条例や法律もありません。ただひとつ現行の日本の教育制度から導き出されることは、普通教育は学校教育に限定されておらず、ホームスクールを実践する自由は保証されているという事実です。
 1990年代以降、法制度上に関しては、現在もなおホームスクール黎明期といえる日本の現状ですが、今がいちばん「自由な時」であることは間違いありません。
 
 ホームスクールとはなにか、を模索し、試行錯誤し、探求し、それぞれがそれぞれにあったカタチの実践をしていける時代なんですね。
 
 せっかくですから、とことん『我が家のホームスクール』と題した物語をつづってほしいと心から願っています。

「知る」こと

各家庭が主体となって考え、選び、行動していける

 それでもいろんな不安や疑問を持つときもあるかと思います。そんなとき大切なことはなにはともあれ「知ること」です。
 知るためには、調べます。探します。検討します。

 知りたい情報を得て安心するのではありません。これはとても厳しいことですが、非常に大切なことです。不安を隠すためにそうするのではなく、不安に思う必要がない事実を、知識として得ることが重要なんですよね。

 そのためにkokageは発信を続けてきました。それをホームページにまとめてきました。だから、必要なときに役立ててほしいです。


気負うな

 これは我が家の長女さんからの「伝えること」だそうです。
 確かにその通りです。

 いまや、「家庭でこどもたちと過ごすには」というはじまりかたよりも「ホームスクールを始めるには?」からスタートする人も多いのでしょう。それだけ「ホームスクール」や「ホームスクーリング」「ホームエデュケーション」「アンスクーリング」等の言葉が浸透してきました。
 家庭の実践ブログからだったり、教育サービスを提供するサイトからであったり、支援グループの発信からであったり、です。

 どれもそれなりのポリシーや、目的や、方針をもって発信していますから、ある程度のモデルが想定されています。(そうでなければ発信者の”伝えたいこと”がぼやけてしまうので、いたしかたないことです。)そのモデルのニーズに応えた構造で発信(宣伝)されているものも多々あります。すると、やはりおちいりがちなのが「こうするべき」リストにハマってしまうことです。

 先ほども書きましたが、現在は本当にホームスクールをするには「真に自由な時代」であることを忘れないでいてください。


 笑って
 リラックスして

 今日も、ホームスクール 愉しんで♪

時間を手に入れたのです

 それが始まりです。
 その”時間”をどのように使いますか。決めるのは自分自身です。
 

安心して悩み、葛藤し、失敗し、やり直しができる社会

 あたかもそんな社会で生きているが如く、暮らしてみるんです。
 そうしていると、そんな社会なら選ぶであろうことを選びます。そんな社会であれば見つけるであろうことを見出します。
 あたかもそんな社会で生きているが如く、生きるようになります。

 自分の周りが、そうなっていきます。

 ときどき迷っても大丈夫。だって「安心して悩んで、葛藤して、失敗して、やり直し」をして暮らしているんですからね。

 大丈夫。大丈夫。
 これが「うまくいっている」わけなのよ
 そういうわけなのよ
 
 今日もおいしいごはんをいただきました
 今日もみな無事に怪我もなく、病気もなく
 今日もひとつ屋根の下
 今日も布団のなかで眠ります
 今日もありがとう

 私の毎日の祈りは、こんな風。

 今日もいちにち、一生懸命、生きてるもんね。

ここまでお読みくださりありがとうございます! 心に響くなにかをお伝えできていたら、うれしいです。 フォロー&サポートも是非。お待ちしています。