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生まれてきたからね

 下書き熟成noteです…。
 
「なぜ、生きるのか?」

 その答えはわたしはすでに用意されていて、わたしなりの答えを持っているのね。
 自分のなかにある答えなんて、自分が納得できればそれでいい。
 それがどんなに他人からは可笑しなことに見えてもね。


 ある日、私は自分が生まれた瞬間を追体験したのです。追体験とは「他人の体験を作品などを通して自分の体験としてとらえること」になりますが、この時は、私自身の体験なのだろうけれども、私の記憶には無く、思い出したわけでもないので、やはり感覚的には”追体験”なのです。

 私には元々、霊媒体質なところが(遺伝的に)あって、30代の頃は特にその性質が際立っていました。それで、多少の刺激がきっかけになって、そんな体験をしたのだと思います。


 生まれることができると知って、その時がやってくるのだと分かっていた時。その間。
 
 それは、喜び一色でした。
 喜びに満たされていました。

 
 これから始まるであろう人生のなかで、【最も】喜ばしい出来事でした。


 そう。
 生まれてきたこと以上の喜びは、人生の中で起こり得ようがないと確信したほどです。それくらいの至上の喜びに包まれていたんですね。

 「これから、生まれることができるんだ」ということが。

 だから、私が生きている理由、それは。


生まれてきたから

 

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