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子どもの罪悪感を刺激するのは、親としてどうなのか?悪である。

親には成年後見人をつけている。詳細は下記へ。

なので、基本的には必要最低限にしか関わらないが、定期的に連絡が来る。それは今のところ100%お金がかかる時だ。

前回は台所の水道の水漏れが気になるとの連絡。これは貯金内でできたので補助人に頼んで追加で出してもらった。
今回は歯の治療に保険診療が効かないから12万かかるとのこと。おそらくそこまで貯金はないので私に足りない分出してくれという意味だ。することがないのとかまってほしいので、家のことや医療費でとにかくお金を使いたがる。

12万て。70歳過ぎた老人の歯にそこまでかける意味はあるのか?と思う私は薄情だろうか?母は治療内容もよく理解していないので、説明を聞いても保険診療ができないのか、自由診療を勧められたのかもわからない。これから一本抜けるたびに12万払うのは無理だし、いずれ歯がなくなって入れ歯になる時に一本だけインプラントだったら抜く時にもお金がかかる。ランニングコスト的にも今からそんな治療をするのも理にかなわない。お金がたくさんあってこまっていないならいくらかけてもいいが、生活保護になるかならないかの瀬戸際でお金の管理ができなくて補助人がついているような人が望む治療方法ではないことは確かだ。

そもそも、毎月のお米代と猫の餌代を私が払っている。それで、12万出してもらえると思って連絡してくるのはどう言う神経なのか?しかも私は今0歳児を育てている。ミルク、おむつ、すぐにサイズアウトする洋服、おもちゃに絵本などなど、あらゆる面でお金がかかる時期だ。

よく、連絡してきたなと思ったのと同時に、頭の中で12万か〜私が肩代わりしたらと計算し始めている自分もいる。あまりにも払って当たり前かのように言ってくるので、払わなくてはならないと言う気にさせる。そういうのが、毒親はうまいと思う(常に毒というわけではないけど、毒親とここは言い切る)。
なんだかんだ今まで育ててもらったしなーとか、大学まで出して金がかかっているとか小言を少なからず言われているのと、歯は大事だと一般的に思われているし私も思うので、12万捻出していいかと言う気にさせてくる。
こういうふうに親と子の関係性の中で、罪悪感を刺激してくるのがうますぎるから毒親になっていくんだろう。考えようによっては処世術の一つみたいなものなのかもしれない。

落ち着いて考え直した。考え直さずとも親がおかしいんだが、12万出さない娘は薄情なのかもしれないと迷いが出てくるのだ。

そもそも、親にお金がないのは親が貯金せずに過ごしてきたからで、貯金する考えなんて毛頭もなくある分をすべて使ってきた自分達のせいなのだ。そして、貯金しろと言う私に「なかったらないなりの生活をするから口出しするな」といった結果が今の補助人をつけた生活なのである。今は、フェーズとして「ないなりの生活」をしているんだから、歯の治療は相談するまでもなく治療しないと言う決定を母が自分でするべきなのに、なぜ私を巻き込んでくるのか?

しかも、子育て中の我が子によくお金を出せと言ったものだ。自分も親なら少しぐらい考えられないのだろうか?まあ考えられないのだ。母は軽度知的障害の疑いありで補助人がついている。知的障害は人としてどうあるべきかの根本すら考えられないのかは知らないけれど、知的障害と性格が相まって自分を優先することしかできないのだ。私はそれにずっと付き合わされてきたしこれからも付き合わされる。うんざりする。本当に補助人つけておいてよかったと心底思った。自分を守るのは自分しかいない。

とりあえず、歯医者に連絡をして成年後見人の補助人をつけている旨を伝えて、治療法を聞くことになった。こう言う時の成年後見人の力はすごい。全ての契約を無効にできるので、医者も治療損になったら困るのできちんと対応してくれる。ちなみにドコモショップなどにも根回しして後見をつけている旨を伝えたら変な押し売りも無くなった。マジで無敵。ヤバい親には後見人。これに限る。

親との電話で「あなたの歯に12万のお金を払って治す価値があるの?いつも死ぬ死ぬ言ってるけど、どういうつもりで治療するの?生きたいの?」と聞いたら、もういい!とキレていた。

こういうしょうもない会話をしなくてもいいように早くなりたい。それだけを願っている。







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