見出し画像

飛行 1か月目

画像みたいに安定飛行にはいきまへんでした、ハハハ!
今日は最近の気持ち。

学んでること: 結局MDAとは何なのか

ということを、実況したいとずっと思っています。面白いから。そして役に立つ(予感がある)から。
今通っているMDAはMaster of science in decision analysisということで、分野としてはリベラルアーツの修士号です。意思決定のプロセスとフレームワークの理論と実用を身につけていくことで、世界の、領域横断的なリーダーを志すためのもの、と謳われています。
学術上の知識や理論関係なく、より「賢く」なりたいとか、「頭良く」なりたいみたいな意識がある人(私)には突き刺さるカリキュラムです。刺さってる。
具体的に何やってんの?って話は別の記事で書いていきたいと思います。内容が有意義だから広げたいし、志望者増やしたいし、復習したい(主目的)ので…

余談 なんで私がMinervaに

私自身は企業に勤めながら、生きてる限りぶち当たり目に入る「課題」「問題」により善く向き合い、願わくば大きな組織の意思決定層に入りたいと考えています。そんなわけでMBAはネットワーキングとリーダー養成の王道(ステータス含め)として長らく憧れていたものの、事前の対策(のThe受験勉強的特殊さと必要な時間の膨大さ)とビジネスプロフェッショナルを目指すコンセプトにどーーーしても実際の行動がついてこず……受験勉強大変やん…なんとなく棚上げにしていました。
が、人生は有限、今、国際的な課題解決のために意思決定する人々の多くは修士で当然、博士も持っている状況なのに、学士のままは違うよな、アカデミアから得るべき知性はこれからもっと大切になるはずだし欲しいな…とモヤモヤした結果、教育レベルは学長から聞いてお墨付き、MBAよりさらに汎用性の高いカリキュラムを有する本学のことを思い出したのでした。やれるとこまで進んでみよ、と応募してみた結果、対策なしで受験できそう…ということで隙間時間にちょこちょこと手続きを進めてみた結果、フォーム、テスト(制限時間付きの図形クイズとエッセー)、面接を経て有り難く合格に至ったのでした。GMATもIELTSも要らないのは本当に助かりました。(同級生の顔ぶれを見てると、誰でも通るというわけでは流石になさそうですが…)

感じてること

脳みそを満たす感覚、絞る感覚

入って5週間授業、そして今週初めての休暇でしたがまた来週から授業です。
ここまでの学習体験は自分にとってとても「激しい」です。外から見たら静的なんだろうけど。
授業は予習を前提にした議論形式なので、毎回予習があるんですがこのリーディングが毎回とても面白いです。多いんだけど、「なるほど!」があり、一つで分からなくてもTEDやYoutubeも教材になっているので、理解が保管できたりと、新しい概念で脳がうきうきするような、満たされた感覚になります、、、、予習する時間を割ければ。
そして授業、すべて録画記録されており、カメラはオフにできません。試験がない代わりに授業の発言と課題が評価対象になります。
授業中、先生は学生の発言時間比率をリアルタイムで追っていて(すごすぎ)必ず当てられるので、分かったつもりがちんぷんかんぷんであったことがすぐ露呈します。考えてるのに!頑張って手上げたのに!
そして課題は提出物の中で、学んできた概念をどのように適用しているのか自分で注釈をつけないといけないので、生半可な理解だと自分のやってることを説明できなくて発狂します。
授業でも課題でも脳みそを絞って、詰まっていないことに気づいて、また満たそうと躍起になる、を繰り返している感覚です。悔しい。同時に、分かっていないことを認知し、ギャップを埋めようとすることそのものが、知恵を身につける過程になっているんだとも思います。ありがたい経験です。

吸収できてなさすぎ

上記のとおり、授業は予習課題を読んでいることを前提に進む、おまけに、事前課題をやらないと授業は欠席扱いになります。とにかく「真面目に学ぶ」ことを強いられる(素晴らしい)仕組みだと毎週感銘を受けます。
素晴らしいんですよ。仕組みは。

問題は私(の時間管理)です。
授業は月曜から木曜日に一コマずつ、一コマあたり、大体3-6の読み物と動画、1時間くらいで解く事前課題が課せられてます。予習の消化に一コマ4時間くらい欲しい訳ですが、平日はほぼ無理なので土日に16時間…捻出できない。(書いてて言い訳のような気もしてきた、できるのにやってないのかもしれない…)
そして課題が、課題もさ、自分には結構難しくて…
MBA同様、「院は大変」と聞いてはいたけど、正直完全にナメていました。やってなきゃできない、やってもすぐにできない。

学校もこのことをよくわかっていて、休暇初日には任意参加で「Time Management Lab」なる企画が実施されましたよ…そりゃ参加するよ。
企画では「やりたいこと/やらなきゃいけないことを全部やるのは無理」という前提とともに、時間管理に不可欠な①優先順位づけ ②計画 ③集中(さて取り組む) 三段階に役立つツールやテクニックを12個ほど教えてもらいました。
参加した感想は「ここでも『知ってる』と『やってる』の違いに直面すんのか…」という感じでした。紹介されたツールは自分がこれまで試したことがあるものがほとんどでした。続いてないんだよな…とがっかりしつつ、続けてみよ…とも思うのでした…。

なにはともあれ

大学院は上記の通りとにかく苦戦中、仕事でも時間管理が原因でうまくいかないことをはじめ、「ツラ」と感じてしまう瞬間はあるけども、この「ツラ」こそが得難い成長痛であることを喜び忘れずにいたいです。
クラスメイトとの交流も少しずつ増えたり、授業で英語に触れる分、仕事でも英語を話すハードルが下がってたり、何より先週知らなかったことを今日身につける喜びなどなど、良いことにフォーカスして、ご機嫌に過ごしたいですね。

ということで、こんなお気持ち記事書いてるのも現実逃避の一つだと認め、おべんきょに戻ります…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?