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読書

はじめまして。ちゃくらいです。初めてブログというモノを書いています。まずは、いきなりですが、謝罪です。このnoteというサービスを誤解していました。記事を書くには必ず500円/月の課金が必要と思っていましたがそんなことはありませんでした。登録すれば好みのジャンルだけ選んでスタート。めっちゃ簡単。では、あくまでも文藻の練習だと思って書くのでお手柔らかにお願いします。初っ端謝罪しかしていませんが二度目の謝罪です、肝心の自己紹介は落ち着いて後でまた書きます。済みません。

「今日の芸術」

いまは4月の頭でもうすぐ大学2年の授業が始まろうとしていますが、とはいってもまだ春休み。大学に入ってからは入る前までしてこなかった「読書」というものにふけっています。読書と言っても小説は一切読みません。どんなジャンルを読むかはそれもまたおいおい紹介していきます。春休みは3月の半ばまでサークル活動(これもまた後述!!!)で忙し読書の時間が取れていませんでした。もう終わる春休みとストレスフルなくらいに散財して積んだ本が僕の読書欲を搔立てる。今読んでいる本は岡本太郎の「今日の芸術」。そうアノ「太陽の塔」の岡本太郎! 岡本太郎の本はこれまで6,7冊読んできました。最初に読んだのは去年の大学受験が終了した直後だったと思います。「自分の中に毒を持て」。ちょうど当時から少し前に流行ってたと思いますw アメコミを買うために受験期も欠かさず通っていた丸善津田沼店にてよく平積みされていたので自分も購入。オレンジ色の帯(というか二重カバー)のに魅せられたのかも知れないですが、なんで買ったのかはよく分かりません。彼の文章ですが、他人が文章にすることのできない生気が纏っています。このパワーというか呪術というか激しさは、実際に読まないと伝わらないので騙されたと思って読んでください。ほんとに。

結果、見事にハマりました。終いには彼の他の文章も買ってしまい、青山にある「岡本太郎記念館」にも通うようになりました。芸術家としての岡本太郎が有名でもちろん好きですが、僕にとっては"文筆家"としての岡本太郎が大好きです。

「うれしい」

太郎の本を読んでいるとよく彼が使うことばをいくつか挙げます。「瞬間瞬間」「全体」「無目的的」「絶望的」、、、などなど。好きなコトバたちです。これらのことばは、分筆家として最初期の作品でありベストセラーにもなった「今日の芸術」にも「自分の中に毒を持て」にも頻出します。このことばたちは太郎の宇宙に分け入るのにつかまなければと僕は勝手に思っています。定義があいまいな"太郎コトバ"なんですね。その中でも僕が一番ぽっ、としてしまうモノがあります。「うれしい」です。彼のこの「うれしい」にはなにか他の太郎コトバとは何か違った感じがしてくるんですよね。なんだか力強く大学生の僕を鼓舞してくれたり新しい視点を与えてくれる激しい普段(?)の文章の中に、なにか僕を安心させてくれる不思議な太郎コトバです。僕はそれを読んでやっぱりなんだかうれしくなっちゃうんですよね。なんだかキモいですがうれしくなっちゃうんです。受験から、大学入学から一年、絶望的に太郎の魔術にかかってしまったようです。なんだかやっぱり彼に囚われてしまったがうれしい。

こんな文書を読んでうれしくなる人がいるか分かりませんが、最後まで目を通してくれた読者諸君がいてさらにまたうれしい。こんなちゃくらいをよろしくお願いします。


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