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20240602

 瞬く間に6月───。

BarフェーダーでBMSやる会 現地レポ

 というわけで行ってきました。
 実を言うと名目上「行くかどうかはわからない」という扱いでしたが、行く気9割くらいの感覚でした。やっぱりみんなでBMSやってワイワイするのは楽しいからね。

 …と、本編に入る前に…。

序章. 京都まで音ゲーやりに行った話

 はい。またしてもです。こいつほんと懲りないな…。
 今回は前回と違い初めから二条のサードプラネットにPIUをやりに行くつもりで予定を立てていました。

Q. PIUって何?
A. この記事この記事を読んでくれ。

 どうせやるなら長時間プレーしたいので、神奈川某所の自宅を早朝に出発し、10時には二条に到着、そのまま一直線にサードプラネットのPIU筐体の前へと向かいました。

最新版にアップデートされてロゴが青になっていました

 前回はバージョンとかを考えず、当時やりたかった曲を片っ端からプレーしたのですが、今回は草加でPRIME2が稼働していることを知った後のため、そちらでプレーできない曲(具体的にはXX以降で追加された曲)を中心にやりました。

BGAがかわいい(PHOENIXで追加されたらしい)
BMS作家としても有名なumaさんの曲
Jehezukielさんもユーロビートとか書くんだ
色々な意味で話題になったブレパ
Tropicanicの続編 一部フレーズが引用されている
Arcaeaにも入ってるやつ(音源は違う)
Cytusの曲のリメイク(移植ではなくオリジナル扱い)
現状クリアできた最高レベルの曲

 実はこの二条サードプラネットのPIU、サードプラネットの入っている施設であるBivi二条がリニューアルする関係で稼働終了するとのことで、稼働終了タイミングである夏に自分は京都に行く予定がない(というか遠征するだけの余裕がない)ため、今回がやりに行ける最後のタイミングとなってしまいました。ただでさえ貴重な稼働店舗がまた1つ消えてしまう…。
 次にPHOENIXをやるとしたら千葉あたりに遠征することになりそうです。そんな頻繁に行けないけど小旅行兼ねて夏あたり行ってみるか…。


本編. 大阪までBMSやりに行った話

 ようやく本編です。
 PIUプレー後、あまりお腹も減っていなかったのでウィダーインゼリーとスムージーという社畜か減量中のプロスポーツ選手のような寂しい昼食をとり、一路フェーダーのある堺筋本町へ。

約半年ぶりのフェーダー 看板がある分heavysick ZEROよりはわかりやすい?

 思ったよりも早く着いたため、暫く通行の邪魔にならない位置でBlueskyを見ながら開場を待ちました。因みにこのタイミングで知り合いが会場近くを徘徊歩き回って時間を潰していたのがチラチラと見えた気がします。
 そうこうしているうちに同じく関東からの参加組であるANKAKEさんが到着。暫く2人で話しているとスタッフの方が出てきて「日差しが強いので今回は会場前の階段でお待ちください」と案内されたので階段へ。図らずともこのタイミングで念願の整理番号1番獲得が確定しました。やったぜ。

 その後間も無く開場し、ねこみりんさん、ルゼさん、NASAさんの3人MC体勢でやる会がスタート。
 前述の通り私は整理番号1番を取っていたので、早速事前に主催のAOiRO_Manbowさんに送っておいた新作BMSをお披露目しました。

※これを見て「あれ?リアルイベントで公開済みのBMSをオンラインイベントで公開するのもルール違反じゃね?」と突っ込まれそうなので念のため書いておきますが、やる会でお披露目する前にFREE BATTLEへの登録は済ましてあります。

 その後ANKAKEさんがShow Gutsを、KEHさんがCHRISTMAS EVEを選曲して会場を盛り上げ、本格的にイベントが始まりました。え?季節感がおかしいって?このイベントではよくあることです。

※現実は6月です
※もう一度言いますが現実は6月です

 東京のやる会と比較して治安の悪いフリーダムな選曲がされる傾向にある大阪やる会ですが、今回は(少なくとも前半は)真面目路線の選曲が中心でした。司会のねこみりんさんの過去作イジりが執拗に行われたりビートまりお氏の某迷BMSが流れた気がするけど。

 そしてイベントが盛り上がってきたところで恒例のイベント、KOF(Kusofumen Of Fighters)が始まりました。

説明しよう!KOF(Kusofumen Of Fighters)とは:
世の中に出回っている多種多様なBMSのうち、「スクロール速度が速すぎて追えない」「極端に判定が厳しく、オブジェクト数が少ない」「人類には押せないであろう配置が平然と降ってくる」といった明らかにまともにクリアさせる気がないであろう譜面(言ってしまえばク○譜面)を出場者が順番にプレイし、そのスコアの高さを競う本気のおふざけイベント。優勝景品は過去の優勝者兼東京やる会スタッフのYamajetさん曰く、「持っていても邪魔な」トロフィーとスタッフセレクトの妙な品々が恒例。

次はもうこの説明載せなくていい気がする

 今回も例によって予選課題曲はソファダラこと『Sofa $15 -> $2014』。誰が言ったか親の顔より見たBMS。
もっと親のBMS見て←親のBMSって何だよ←ここまでテンプレ

 今回は漬物革命(引けたらほぼ勝ち確の大当たり配置。詳しくは過去記事を読んでね)クラスの大当たり配置は出現しなかった(厳密にはフェイクの逆走配置が出現)ものの、何も降らない所謂負け確配置も出現せず、僅差の勝負となりました。
 最終的に1goodでも出せた人が予選通過となり、そこそこの人数が次のステージへと進みました。因みに東京やる会の優勝者、KEHさんは今回は引きが悪くあわや予選落ち…と思われましたが1good救済で次ステージに進出しました。やっぱりこの人は何かを持っているような気がする…。

 え?TaWはどうだったかって?なんと今回は予選抜けに成功しました

1点取れるだけでも勝ち扱いのBMS

 そして次に待っていたのは東京やる会と同じく『3535[VAKA]』。ここからは運だけでなく地力も問われます。
 このタイミングで頭角を現したのが会場であるBarフェーダーの店主さん。前回の大阪やる会でも人数調整で参加させられてしており、rNさんの健闘の陰に隠れがちでしたがベスト4まで進出しており、ヤバさ癖譜面耐性の片鱗が見え隠れしていました。
 結果、そのままフェーダー店主さんが1位通過し次ステージへ。因みにTaWはスコアがボーダーを割ったためここで敗退となりました。現実は非情。

 準々決勝はとあるもののコピーBMS(諸事情で作品名は伏せます)。東京のKOFでBMS黎明期に作られた同じものを元ネタとしたコピーBMSが第二試合に採用されて話題を呼びましたが、こちらは今回のやる会のために作られた完全新作とのこと。使われているネタやフレーズは共通…と思いきや、譜面のランダム分岐のバリエーションがより幅広くなり、様々なギミックも搭載されるというなぜベストを尽くしたのか(よりKOFに特化したとも言う)と言わんばかりの暴れっぷりでプレイヤーを返り討ちにしていました。

 そして準決勝…なんですが、選曲されたBMSがとてもこのような場で書くことのできるような内容ではなかったので申し訳ありませんが割愛。
ただ、このタイミングでイベントの盛り上がりが最高潮に達したとだけ書いておきます。最悪や

 そして決勝へ。ここまで辿り着いた参加者は…Barフェーダーの店主さんKEHさん。そして決勝課題曲は東京やる会でゴリライザーと二択になっていた片割れである『Burn』。

1曲だけ存在感が違う

 これまでのヤバいやつらとは異なり、コントローラーを破壊しそうな譜面に対して曲だけは普通に良いためフロアは大いに盛り上がり、テンションMAXのままフィニッシュ。今回の熱戦(無駄に熱い戦いの略とも言う)を制したのは…

BARフェーダーの店主さん。最後は全押し耐性が明暗を分けたようです。
 …そしてBarフェーダーの店内に件のトロフィーが飾られることが確定した瞬間でもありました。これは名誉なのか不名誉なのか…。

 こうして大盛り上がりのままKOFは閉幕。イベントも後半戦となり、ある人は真面目に推し曲を、ある人はネタBMSをプレーし、フロアでも軽食(フェーダーではフードメニューも提供されており、特に今回は揚げフランクフルトが大人気で最終的には品切れになりました)を摂ったりテキーラショットで乾杯する人がいたりブルアカをやる人もいたりと思い思いに楽しんでいました。東京とはまた違ったフリーダムさのあるところも大阪やる会の良いところです。

SHONAN GOLD ENERGY
BOFU2017のraiiさんのBMS。
BPM表示が常に動き続けているのに譜面は正常スクロール
というオーバーテクノロジーギミックが搭載されている。
A-1のnumutoさんのBMS。地雷ギミックが凄い。
治安が終わった瞬間

 そうしてイベントもクライマックスに。最後はTaWと関わりの深いBMS作家であるsyuurokuさんが潮音きつねさんのBMS『<header>』をプレーして硬派に〆…となる筈が迷BMS・『M-a-Y-u』を選曲して会場の治安を崩壊させた落とし前として初音ミコさんが主催の指名で大トリを担当。そんな彼が選んだのはやっぱりネタBMSである『蠍ヴィ』。最後まで過去作をイジられたねこみりんさんなのでした。


 こうしてイベントは大盛況で終了しました。
 大阪でのやる会、東京とはまた違ったゆるさがあって良いですね。改めて実感しましたが、東京は割と最近寄りかつ王道な選曲がされるのに対し、大阪は割とディープかつフリーダムな選曲がされる傾向にあるようです。フリーダムすぎて危険なのが幾つか選ばれてた気もするけど。
 現地で交流した皆様本当にありがとうございました。機会があったら是非またお会いしましょう!

 因みに次回開催は例の如く未定のようですが、お店側が結構ノリノリのため、そう遠くないうちにフェーダーで3度目のやる会が開かれるんじゃないかなと思います。それまでにある程度お金貯めとかなきゃ…。

 いい感じに書けたので今回はこれで終わろうと思います。

 あ、因みに今回は前回と違ってやる会(とPIU)目当てに来たので特に観光はしていないため、後日談はありません。


【おまけ】TaWが選曲したBMSリスト

  • s4fe h0us3 (BMS edit.) (Darknoid vs りょくちゃくん) (from FREE BATTLE)

  • Starry Fate (TiS feat.紅梔子 (movie : わっふゑ)) (from ノンジャンル3)

  • 重機動メカ ビッグ・マック (ronald (a.k.a. paraneumann)) (from BMSをたくさん作るぜ’22)







※本記事の途中に登場したBMS『M-a-Y-u』について※
これまでやる会のKOFの模様を書いた記事とかでアングラ度の高いBMSを幾つか紹介してきましたが、この作品についてはヤバさの度合いが割と笑えないレベルなので、検索非推奨という前提のもと、どうしても詳細を知りたいという方だけ自己責任で各自調べてください。
あ、あと18歳未満は問答無用で検索NGです。

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