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20240224

 2月ももう下旬ですよ。時が経つの早すぎません?


音ゲーやりに草加市まで行った話

 せっかくの三連休なのでたまには遠出するのもありかな…と思っていたところ、プレー動画を漁っていて無性にPump It Up(以下PIU)がやりたくなり、(比較的)近場でできるところを探すとウェアハウス草加に筐体があるという情報を入手。急遽遠征することにしました。

説明しよう!PIUとは:
韓国・アンダミロ社が開発した↖️↗️⏸️↙️↘️の5つのパァーノゥパネルを使う何処かで見たようなスタイルのダンスシミュレーションゲーム。嘗て日本でも独自シリーズが展開されるも振るわず、日本での展開はPRIME2(2018年)で一旦ストップ(その後昨年再度日本向け展開として最新作Phoenixが発売された)。筐体も数が減り、現在日本で稼働しているのは数えるほどという希少な存在になっている。

 SHK氏、Memme氏、MAX氏、HyuN氏…といった韓国の大物コンポーザーの曲が多数収録されており、ライバル機種であるDDRとはまた違った(というよりもこちらがフリーダムすぎるだけともいう)方向のゲーム性に進化しており、国内でも根強いファンが存在するゲームです。

 しかし、先述の通り嘗て国内にそれなりに多く存在した筐体も今となっては数えるほど、最新作のPhoenixに対応しているのはたった5ヶ所…とプレーするハードルの高さは全音ゲー中でもかなり高い方に位置します(少なくとも国内では。海外ではDDRよりも場所によってはメジャーらしい)。おまけに諸事情で古今東西ありとあらゆる音ゲーは大体置かれている最強ゲーセンことWGCからは撤去されてしまい、都内で遊べる場所がなくなってしまいました。

 実は私はこのゲームをWGCに筐体が存在した時点でプレーしたことがなく(同じく希少音ゲーであるSMXの方にお熱だったのと、パネルの位置にどうしても馴染めなかった)、後日収録曲のバラエティ豊かさと譜面のやりたい放題っぷりを知り、興味が出てきていざやろうとなった頃には筐体撤去済みという事態になり、だいぶもどかしい気持ちになりました。何事にも言えますが、推しは健在なうちに推しましょう。
 …で、昨年の大阪旅行時にわざわざ京都で途中下車し、二条のサードプラネットにPIUをやりに行きました
 今回は比較的近場でPIUが稼働している場所ということで草加と千葉の二択となり、迷った末に微妙にこちらの方が近かったので草加に行くことにしました。

※ただし、今回行った草加のウェアハウスで稼働しているのは最新作のPhoenixではなく、嘗て日本のみで展開されていたバージョンであるPRIME2のJapanese Edition。当然オフライン筐体でデータの保存は不可能なので本記事を参考にやりに行こうと思っている稀有な方はご注意を。でもある意味こっちの方が希少な気もする。

 筆者が住む神奈川県の某所から電車で2時間ほどで草加に到着。草加と言えば煎餅が有名ですが、それには目もくれず一直線に目的地のウェアハウス草加に向かいました。
 ウェアハウスは以前川崎にも存在し、そちらも音ゲーマーやレトロゲーマーの間では有名だったようですが、残念ながら数年前に閉店。その後どうやら川崎にあった筐体がこちらに移動してきたらしく、かなり多くのレトロ筐体が置かれていました。

 そしてアーケード館2F(※ウェアハウス草加はメダルゲームやスロットマシンが置かれている本館とその他のゲームが置かれている別館に分かれています。筆者はメダルゲームを一切やらない上に興味もないので詳細は不明ですが、筐体数はめちゃくちゃ多かったのでメダルゲーム界隈では有名なお店なのかも?)に行ってみると…

貴重なPIU筐体

 ダンスラとDDRの隣に置かれていました。因みにDDRは最近導入が進む金筐体ではなく黒い旧筐体。本格的にDDRをやるようになってからずっと金筐体でやっていたので一瞬旧作かと思いましたが普通に現行作でした。他にも更新が止まって久しいREFLEC BEAT筐体があったり、最近人気が下火気味なjubeat筐体が4台(参考までに、他の筐体は1機種あたり1〜2台)も置かれていたり、ギタドラの筐体がXGの最初期のデカいやつだったりと2015年ごろの地元のゲーセンを思い出すような光景が広がっていました。これにクロビとグルコスがあったら完全に当時でした。クロビをやりたい人はWGCに行きましょう。

 ということで早速プレー。

O2jamからの移植曲。PIU版は専用BGAがついているなど、地味に扱いが良い。
Overblow2

 しかしやはりパネルの位置には慣れず低難易度が限界、おまけに等速では高密度地帯が見切れない…と思ったところで「このゲーム、オプション設定とかないのかな?」ということに今更気づきます。因みに京都でやった時はこの発想がなく、等速デフォルトオプションで通していました。PIUは足元のパネルと筐体のボタン(決定/移動/キャンセル)でのコマンド入力で様々な操作をするので初見のハードルが高い…。言うてテンキー操作について何の説明もないDDRも大概な気もするけど。

 そうしてオプション設定ができるようになったところでやってみると、クリア上限が上昇。スコアも上がりました。やっぱりハイスピは大事。古事記にも書かれている。嘘だけど。

BGAでのキャラクターの動きが15年くらい前のMADみたいな曲
やってないですが筐体を2台使う譜面がある曲
PIUで最も有名な曲の片割れ
京都でクリアできなかったのでリベンジ
Tatsh氏の曲も入ってます
Tatsh氏の東方アレンジ。残念ながら現行のPhoenixでは削除済み。

 最終的にReminiscenceのレベル10にギリギリ手が出せるかなというところまでいきました。↖️↙️ or ↗️↘️の同時踏みが全くできなかったのでこれは次までの課題ですね…。まあDDRやSMXでは存在しない動きなのでPIUやって慣れるしか手がないですけど。

 PIUをやる傍ら、ちょうどキャンペーンが開催されているギタドラもやりました。具体的な情報は伏せますが、「これで店回るの!?」と目が飛び出そうになるくらい安いプレー料金設定になっているのがやっぱり大きかったです。お店のことを思うとちょっと複雑ですが…。
 結果、ドラムのスキルレートが100近く伸びました。この調子なら来月辺りには青ネームまで到達できるかな?でもそろそろFUZZ UP終わりそうなので間に合わない気もする

 今回はPIUをやりに行ったので触れていませんが、STGや格ゲー等のレトロゲームもかなりラインナップ豊富なようなので機会があればいずれそちらにも手を出してみたいなと思ったり思わなかったり。でもそれくらいやるためには泊まりで行かないと厳しいかも…。

 結局17時ごろまで遊んで撤収しました。


 BMS界隈では花便りが終了する一方でGENRE-SHUFFLEが近づき、リアル業務では年度末に突入して多忙の兆しが見られるため、これが年度内最後の全面的な休日になりそうです(GENRE-SHUFFLEは出ませんがM3の最後の追い込みとかもあるし何にせよ忙しいことに変わりはないので)。疲れすぎないように気をつけたいですね。
 取り敢えず今回はこんなところで。

 

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