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20231124

 なんだか時空が歪んでますが(タイトル的な意味で)、本記事で大阪旅行記完結となります。

TaWの大阪旅行(完結編)

 もう今回の記事は全くBMS関係ないんでタイトル変えちゃいました

 まあ、そもそもnoteの方に書いてる記事のメインテーマ的にはこっちの方がいいと思いますが…(一応名目上はnoteは音ゲー以外の話題中心ってことになってるので。全然守ってないですけど)。

 やる会から一夜明けた24日、起きたのは6時…になるはずだったんですが二度寝して7時半でした。寝た時日付変わってたからしゃーない。
 ホテルの食堂で急いで朝食を摂り、チェックアウトの準備を開始。一応時間に余裕はあったんですが、大阪で行動できる時間には限りがあるんで…。

 とは言え、実を言うと2日目のプランはある場所に行くことを除いて全く立てていなかったので、取り敢えずクーポンを持っていたので天王寺にある日本一高かった(過去形)(※1)ビル・あべのハルカスに向かうことに。

※1 因みにこの時点でTaWはビルの高さランキングが変わったことを知らない

無知の鞭、無知

 宿の最寄りの駅から約20分ほど、1回の乗り換えを挟み9:30ごろ天王寺に到着。地下鉄を降りてすぐに入り口がありました。
 展望台の受付のある16階に行き、クーポンの使用手続きを済ませると、専用のエレベーター前に案内されました。

受付の時点でもう高い

 そしてエレベーターに乗り込み、16階から一気に60階へ。気圧差とかありそうでしたが、特に耳抜きも要らなかったあたりに技術力を感じます。
 また、エレベーターで上がって行く途中ワープゾーンのようなイルミネーションの演出があり、個人的に好きな感じだったのでビデオに収めよう…と思ったら撮影ボタンを押せていなかったらしく何も撮れていませんでした。がっかり。

 展望台フロアからの眺めですが、これについては下手に文章表現を盛るよりも滞在時のTaWのはしゃぎっぷりを貼った方が早いのでそれで感じ取ってください。んな無茶な

Discordのログより

 そう、彼は知らなかったのである。同日のほぼ同時間帯にあべのハルカスより30m高いビルが東京・麻布台にオープンしたことを…。

大阪港方面
京都方面
回廊に人がいるだけでも絵になる

 十分に最上階を堪能したところで2階下のカフェへ。実はクーポンの特典でヘリポートツアー(要は展望台のさらに上、ビルそのものの天辺を見学できるやつ。展望台とは別料金。当日先着順。)の無料券 or カフェのドリンクサービス券と交換できるチケットを貰っていたのですが(このクーポンコスパ良すぎだろ!)、残念ながら強風のためヘリポートツアーは中止。ということでチケットの使い道はドリンク1択となりました。
 展望台より2階低いとは言え、カフェもかなり良い眺め。ドリンク券なのに何故か交換対象に入っていたパインアメソフトをオーダーし、この後行く予定の新世界方面を眺めながらアイスを舐める男になっていました。

パインアメソフト。美味しかった。

 …眺めは良く、アイスも美味しかったのですが、展望フロアとは異なりカフェは吹き抜け。雰囲気あって良いんですけど、ぶっちゃけ寒かったです。何も考えずアイス食べるお前が悪い。


 高さ300mを堪能した後、天王寺からほど近い新世界へ移動。新世界のゲーセン・ザリガニに向かいました。本記事の冒頭に「ある場所に行くこと以外2日目の予定はノープラン」と書きましたが、その唯一の例外がこれです。実は旅行前に「大阪に珍しいレトロ筐体を多数有するゲーセンがあるらしい」という情報を得ており、さらにそのラインナップに現役時代も出荷台数が少なくレアゲー扱いだったらしいナイトストライカーの実機(※2)が含まれており、STGの音楽をこよなく愛し(でもゲームの腕はド下手)、当該ゲームのサントラを聴き込んでいた自分としてはまともにできなくてもいいのでぜひ実物をやってみたいと思っていたため、割と早い段階で目的地に含めていました。

 …この「まともにできなくてもいいから」という心理がこの後とんでもないことを引き起こしてしまうのですが…。

※2 「実機」という括りを外せば秋葉原の某ゲーセンで稼働が確認されているらしい。ただし、汎用筐体とは言え経年ダメージが深刻らしくあまり状態は良くないとのこと。実機は多分ザリガニだけ。

レトロゲーのメンテナンスをされている方々には本当に頭が下がります
ザリガニの入り口。手作り感が味があって良い。

 中に入って1階奥まで進むと…

ナイトストライカー実機
ダライアス実機(1P側はメンテ中らしく使えず)

うおおおおおおおおおおおおお!!!!

 …失礼しました。
 いや、だって今までネットの記事や10年以上前のニコ動あたりのプレー動画でしか見たことなかったような、それこそ伝説の中の存在のようなゲームの現役稼働時の実物筐体があるんですから興奮もしますって…。

 で、実際にやってみることに。しかし、これがめちゃくちゃ難しい。
 
結論から言うと、どちらも1面すら脱出できませんでした。(TaWが死ぬほど下手なのも絶対あると思う。)

 まずダライアスですが、SIIGのDLCやダライアスバーストではオート連射になっているボムが手動。めちゃくちゃ当てづらかったです…。それに加え、前から来る敵弾を避けつつ通常弾も撃ち続けなければいけない(試してないですが多分ボタン長押しで連射モードになる程甘くはないと思う)ため、最初は割と余裕があったものの撃ち漏らしが発生した瞬間一気にピンチに。慌てたところで非情なる敵弾が飛んできてそのままゲームオーバー。連コインして復帰するのも考えましたが、人が並んでいたので諦めました。
 何処かで「昔のゲームはクレジット数を稼ぐ(=ゲーセンの生命線)前提なので初見難易度が高めになってるのが大半」という話を聞いたことがありますが、如何に現代のゲームがユーザーフレンドリーで我々が下駄を履かせて貰っているかがよくわかりました…。そして、この説はこの30分後にやったゲームで確信に変わります。

 ダライアスの次はお待ちかねナイトストライカーをプレー。

動画サイトで何度も見た画面だけど、やっぱり実物は違う

 後述の事情で本当に文字通りまともにできずに終わってしまったのですが、それでもスピード感と臨場感は今まで感じたことないようなもので、当時はおろか今でも通じるセンスの塊だと思います。出荷台数が多くて人気が出ていればダライアスのような長寿シリーズになった未来ももしかしたらあったのかもしれませんね…。
 で、例のコイン投入音と共にプレーを開始。レバーを握り、「Standby ready…Good luck !」となるはずだったのですが、ここで違和感に気づきます。
「自機、右に寄りすぎじゃね?」
 筐体のトラブルか、それとも無意識のうちにレバーを倒しすぎていたのか、開始時点で自機が画面右端に寄ってしまい、早くも雲行きが怪しく…。その上、仕様か不具合かはわからないのですが、自機の動く方向とレバーを倒す方向が逆という事実が発覚(飛行機の方向舵や昇降舵をイメージしてるのかも。真相は不明)そのせいで右に寄る→レバーを左に倒す→さらに右に寄る…という負のループに陥り、そのままビルに激突し、立て続けに敵ヘリから被弾。シールドの枚数やステージ進行スピードの速さのおかげでボス突入までは行けたのですが、既にシールドは残っておらず被弾しゲームオーバー。まずこれは操作に慣れる必要がありますね…。因みに被弾時は警報音が鳴り、ランプが点滅するのですが、筐体がコックピット型故にほぼ全方位から演出が入るので結構焦りました。
 そして操作に慣れるために2プレイ目に入ろうとしたのですが、ここで筐体の不具合で続行不能に。老朽化と闘い続ける筐体と(本来は)派手にレバーを動かすタイプのゲーム、相性が悪すぎる…。文字通り、「まともにできなくとも雰囲気は味わった」結果となりました。

 ナイトストライカーは年末にイーグレットツーミニへの移植が発表されており、それが「家庭用移植プロジェクトの第一弾」とのことなので、そう遠くないうちにSwitchあたりに来るかもしれませんね。というか来て。

 ナイトストライカーについては不完全燃焼で終わりましたが、その後近くにあったダライアスバーストACEXをやることにしました。ダライアスシリーズのAC最新作(なお12年前のゲームの模様)で、初代からどれくらい進化したのだろう…とやってみると…

  • グラフィックがすごい(そりゃ当然だ)

  • 4人で協力プレー可能(なおTaWは1人旅なのでソロプレーです)

  • 方向転換可能(敵もそれ前提の動きしてくる)

  • ボムがオート発射(今じゃ当然)

  • ボタン長押しで連射可能(同上)

  • 4クレ入れれば残機無限で遊べる(ただし当然だけどハイスコアは記録されない)

…最近のゲーム(※実稼働時期は10年以上前です)ってユーザーフレンドリーなんだな〜ってなりました。

果たしてこのコックピットが全員埋まることはあるのか…?

 その後、怒首領蜂大復活をやったところで時間がいい感じになったので離脱。

激ムズシューティングだが何故か3面まで進めた

 WGC然り、WILL然り、ここ然り、レアなゲームが置いてあるゲーセンは貴重な一方とにかく維持で血の滲むような思いをされていると思うので、訪れて少しでも売り上げに貢献していきたいですね。


 その後はそんなに長い間滞在した場所がないのでダイジェストでお送りしますが、

あべのハルカス行った後なのでかなり小さく見えた

 通天閣の下まで行ったり、

貴重なグルコスAC

心斎橋のタイステで少し音ゲーもしたり、

テーマパークに来たみたいだぜ テンション上がるなぁ〜

道頓堀を訪れたり(なお、例の橋(戎橋)はそもそも存在に気付かずスルー。余談だが通天閣から道頓堀まで地味に距離があり、それに気付かずに歩いて行ったのでこれが後々TaWを苦しめることに)、

登る時間は残ってなかった…

大阪城を見に行ったりと取り敢えず見ておきたいところを回りました。こいつ観光RTAでもしてるのかな?大体道頓堀周辺でもたもたしてたせいで時間がヤバくなったからね、仕方ないね。

 そうこうしているうちに新幹線の時間が近づいてきたので新大阪へ。お昼がまだだったので新大阪駅構内の一角にあった串かつ屋で昼食を摂りました。

どて焼き。味が染み込んで美味。
串かつ。何故普通の串かつは食べなかったんだ、自分…。

…因みにこの店、本店は道頓堀にあります。何故本店近くまで行きながらこっち行ったんだ…。
 あと、「二度漬け厳禁」でお馴染みの串かつですが、例のウィルスの影響か、そもそも二度漬け禁止の例の容器自体が撤去されてました。こうして文化って消えていくんだなあ…。
 言うまでもないですが串かつは素材の味がサクサクの衣に閉じ込められていて美味しかったです。

 そのまま新幹線のホームに向かい、指定席を取ってある列車で大阪を発ちました。帰りは流石に普通指定席です。往復グリーン車は資金面がきついんじゃ…。

I shall return.

 こうしてTaWの1泊2日の大阪弾丸旅行は幕を閉じました。やっぱり旅行はいいですね。お金はかかりますが、近所では得られない刺激が得られます。こういった刺激を創作活動に昇華できたら一番良いんでしょうけど…。

 次の大阪やる会は正月にやるらしいですが、流石に今回散財しすぎて資金的に厳しいので暫くは遠征できなさそうですね…。まあでも、コロナも落ち着いてきましたし、年1で何処かしら遠征できたらいいと思っています。

 さて、明日から12月ですね。「いつまでも旅行の余韻に浸ってないでタスク進めようね?」という声が数箇所から聞こえてきそうなので、本記事はここで終わりとさせていただきます。



 今回の教訓:突発的に行動しすぎると後が大変なので程々に。

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