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プロだからこそ


タロット占い師のタウザイン藤澤です。

皆様、大変にご無沙汰してしまいました。さらには年も明けました。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年は記事を可能な限り書いていく予定です。
よろしくお願いいたします。

さて、私はタロット占い師のプロを公的に名乗りだして今年で25年を越えました。

日々、鑑定(占い)をしていくなかで、最近の数年で特に感じたことがあります。

プロというのは、額はともかく依頼者にお金をいただいて活動します。それは占い師のような職業では、『信頼の証』であり、『この占い師なら』という期待や信用度に対してお支払してくださる対価です。

それ自体はとても良いことで、大変にありがたいことです。

が、占い師側が、その対価に依存や生活をかけてしまうと、時に稼ぐことが優先され、対価を初めていただいた気持ちやありがたみを見失うことになります。
特に私のように生活の基盤に直結させていて、副業的に占い師をしていない場合、心身の状態から一般就労が難しいか、困難な場合は生活がかかっていたり、病院費用がかかっているので、その傾向や依存度は、例えば会社員をしながらプロを副業で名乗っている占い師に比して顕著に高くなります。

そうなると、本来、好きで始めた占いがストレスになってしまう(安定して依頼がなく辛い、不安という気持ち)ことになります。

占い師に限らず、フリーランスであるいは独立業態でクライアント(依頼者)を求める場合も同様にストレスが強くなりがちです。

ストレスが高まり、できる手ややれることを全て尽くしても、時に、状況が改善しないことがあります。

私の場合、プロの名乗りだしてからの五年ほどは年に一度、依頼があるかという状況でした。
それでも、辞めようとは思いませんでした。
その理由が
『楽しむ気持ち』
を大事にしたことです。

ストレスがあるから、楽しめなくなってしまったら、それまでの努力や思いがもったいないとも思いましたし、楽しんでやれていれば、タロットを嫌いになることはありません。嫌いにならなければ『趣味』として楽しく関われます。
そこから、何かしらのきっかけが手にできることもあります。

プロだからこそ、業種、業態を問わず、その活動を楽しむ気持ちを忘れず、心がけていれば必ず道は示され、望む在り方にたどり着けます。

そしてさらにいえば、いかな道でも、どれほどの経験や実績があったとしても、その活動を真に楽しんでいて、起こる事象にきちんと向き合っている場合、その力は限りなく無限に高まり、他を寄せ付けないものになります。

プロという言葉にとらわれず、また、慢心することなく、『楽しむ』こと。

それが私がこれまで、そしてまたこれからも占い師を続けていく土台になっています。

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