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手相で子供について言われたこと

何年か前に横浜中華街で手相を見てもらったときのことを、ふと思い出した。

当時の私は妻をやっていて、私たち夫婦にはまだ子供がいなかった。2人そろって見てもらったところ、私の手には子供の線が1本、夫の手には3本……。

「お子さん、奥さんは1人、だんなさんは3人ですね」

え? である。
夫婦なのに、子供の数が違うとはこれいかに。

そのときふと、違う人生を歩んだりして、などと思ったりもしたが、まさか本当にそうなるとはお釈迦様でも思わなかっただろう。

ではこの子供の数は何を意味していたのか。現時点でお互いに子はいないが、思い当たることはある。

元夫には甥っ子姪っ子がいて、彼らが生まれた頃は同居していたらしく、オムツ替えやらお風呂やら世話をして可愛がっていたのだ。この人数が、3人。

一方私の「1人」というのは、私がご近所さんたちに「連れ子」と称している、愛犬のことと思われる。子供の頃から何度か犬を飼ったことはあるが、心の底から、私の家族、私の子、と思うくらいかわいくてしょうがないのが、この子である。

手相を見てもらった当時は、「子供の人数がバラバラなんて、こりゃハズレだな」と思ったものだが、こういう形で大当たりになるとは思わなかった。

手相は統計学だと思うが、長い歴史のデータベースだけあってさすがである。


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