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生きる力

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戻ってきた実家での田舎暮らし。里山の風景。染みるご近所付き合い。親類のありがたみ。母から学ぶ農作業。できなくてもいい。知っておきたい。
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2022年6月の記事一覧

今年のツバメハイツは入居OKです

5月頃から、毎年恒例、ツバメたちが我が家の内部見学にやってくる。それは街なかでも同様で、もうじき地元の店先では、逆さに開いたカサが多数出現することだろう。 カサの上にはツバメの巣がある。ここのツバメ一家が旅立つまで、カサはひたすらフンを受け止め続けるのが仕事だ。その間地元の人たちはあたたかく見守る。 うちの親も小鳥が大好きで、かつてはツバメも毎年のように受け入れ、ヒナが巣立つまで、大切に見守ってきた。その証として我が家の車庫には、「ツバメハイツ」と呼ばれる歴代入居ツバメの

私の小さな農園での初収穫

カボチャの苗を植えるため、5月に堆肥を入れた、私の小さな農園。大きさにして、二畳分あるかないかといったところ。 一週間後に苗を2本植える予定だったが、ウキウキしすぎたのか、うっかり1本しか買ってこなかった私。少し落ち着きたまえ。 2日後、外出する母に頼んで、もう1本買ってきてもらった。私が買ったものとは違う種類のカボチャで、苗はちょっと小さめ。 すぐに植えたかったが、お天気がよろしくない。今日は暑かったが明日は寒いし雨の予報、という日が続き、あたたかい日まで待機。 そ

お天気で動く

草刈りシーズンである。 草を刈って、何日か風と日に当てて、ある程度乾いたらひっくり返して裏側も乾かす。その後燃やすわけだが、あまり乾かしすぎると燃えすぎて怖い。だから適度に半生の草も残しておく。 (乾かしている間に他の場所の草刈りも進める) 乾いたら草を集めながら燃やす。燃やすのは風が強すぎない日が良い。風がまったくないと燃えにくくて困る。雨が降る直前だとなお良い。こういう日はご近所さんちからもバンバン草燃やしの煙が上がる。 これをやりながら、今年手がけているカボチャのお