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演劇集団タウリン2億とはなんぞやの話(前編)

演劇集団タウリン2億主宰のたかやです。

第2回公演の参加者募集をしています。
ぜひいろんな方と出会えたらいいなと思っています。
ただこういう募集ってその団体がどんなところかわからないと応募に抵抗があると思います。
芦屋さん上記リンクでいろいろ書いてくれていますが、それとは別側面からの補足として、演劇集団タウリン2億がどんな団体で、どういう方向を向いて活動をしているかについて記したいと思います。
書いていったらちょっと長くなったので、2つの記事に分けます。

基本情報

演劇集団タウリン2億は大阪で活動する社会人劇団です。
「趣味としての演劇」をモットーに、土日祝で稽古しています。
主宰はわたし高谷と、もうひとり芦屋の2名の共同主宰です。

2023年6月にぼちぼちと活動をはじめ、2024年2月に第1回公演を行いました。
2024年3月時点で2名加入し(ヤッター!)、4名にて活動しています。

社会人劇団です

メンバー4名はみんな社会人として平日はフルタイムで仕事をする傍ら、
趣味で演劇をしています。
年齢層は20~30代です。

演劇で食べていきたい、売れたいという思いは学生時代の仲間に委ね、
日常を大切にしつつ、あるいは日常を大切にするからこそその延長として、
仕事に支障が出ないように楽しく演劇したいと思っています。

土日祝で稽古しています

演劇団体は平日夜も活動時間としている団体が少なくありません。
ただ、フルタイム勤務者で、残業などで時間が読めない人、
あるいは勤務地の都合で平日参加が困難な人には
そのような活動の仕方は少し厳しい面があると思います。

そういった理由で、演劇への熱意はあるけど平日稽古参加が難しい人が活動しやすいように
稽古は原則土日祝のみとしております。

趣味としての演劇とはなんぞ

前提として、多くの社会人劇団は演劇で生計を立てて(立てようとして)いるわけではなく、趣味としての演劇をしていると思います。
そんななかあえて「趣味として」と言うのは、優先順位を明確にするための宣言です。

楽しく演劇をするためには、クオリティの追求が大事だと思っています。
「いいものを作る」という目標意識がないと
だらだらとした時間の浪費になってしまいます。
なので、楽しく活動するためにいいものを作ろうという姿勢でいます。

一方で、いいものを作るためにパワハラがあったり、
日々の生活を犠牲にするようなことが
小劇場演劇界隈ではしばしば話題に上がります。
いいものを作ることが最優先になるとパワハラや自己犠牲が正当化されてしまいます。
あくまで「楽しく」が優先されるべきというのを忘れないように、
クオリティの追求を免罪符にしないように、
「趣味としての演劇」をモットーして掲げています。

趣味というのは明日の活力。
明日を生きるために演劇をするのです。

クオリティの面では、専業でやっている人(演劇で生計を立てている人)と比べたら、作り手の種類が異なる分、別の魅力があると考えています。


後編に続きます。

次回公演参加者募集はこちら!


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