いぬコント「キンタマが多い人」を元にした物語を書いてみた
いぬがKOC決勝を目指そうと”おしみんまる”さんに教えを乞うた時、キンタマが封印されました。
キンタマは封印されてしまったいぬが使った次なる手段は、キス&マッスルでした。
いぬ単独ライブ「kiss & muscle」年明けて、2023年1月11日(水)21時から、渋谷のヨシモト∞ホールにて開催！
チケットは
前売：http://bit.ly/3ubEf4W
よしもと芸人いぬが金玉封印前に作ったコント「キンタマが多い人」を元にした物語です。結構前に書いたものを再掲載します。
※以下、2019年に書いたものです
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キンタマって普通2個ですね。僕、何故か増えてくんです。
中学2年で3個になり、高校は4個で過ごし、大学入学と共に5個に。
大学２年は６個、３年は７個、そして、８個になった4年生の春でした。
人生で初めての彼女ができました。
名前は明美ちゃん。
そんなある日、昼下がりの公園で、、、
〜第1話「初体験」〜
「あの、、明美ちゃんに、どうしても言っておきたいことがあってさ、、」
「どうしたの、文蔵くん。急に」
「あの、、ひかないで欲しいんだけどさ、」
「うん、なに？」
「じつは僕、８個、あの、８個ー」
「はちこー？」
「ハチ公って可愛いよね」
「ハチ公？犬の銅像？」
「うん、犬の銅像。、、僕、文蔵、、なんつって」
「なにそれ。、、、それが言っておきたいことなの？バカみたい」
「あ、違うんだ。、、あ、、あの、、、あのさ、、、、、ぼく、実は、、、キンタマが」
「キンタマ？！」
「うん、キンタマ」
「！？」
「キンタマが、、、８個あるんだ！！」
「えー！？、、、、、マジ？？、、、、、、みていい？」
「え、、恥ずかしい、、、」
「、、、いずれはみるんだから❤️」
「う、うん、、」
僕は彼女にキンタマを見せました。
「、、、まじやん。、、、ブドウやん。」
「ぶどう、、、」
「、、、ホテル行くよ！」
「え！！！」
初めてでした。もじもじしつつ、ちゃんと勃起はしている僕を見て、明美ちゃんはこう言いました。
「ブドウとバナナやん。」
〜第2話「就職活動」〜
就職活動という名の、ぼくたちの戦争が始まりました。
99社連続内定がもらえない中、100社目の面接でのことです、、、
「私の長所は、とても行動力があるところです。キャンプが好きなんですが、暇を見つけてはすぐに1人キャンプなどにも、」
「行動力ねぇ、、」
「あ、あとは、一人で生き抜く力でしょうか？キャンプで培った、」
「君、本当はもっと、人とは違う優れた部分が他にあるんじゃないのか？」
「はい？」
「君が普通の人間と違うことは、一眼みればわかる。なんせ３０年以上、人を見極めるという仕事だけをしてきたんだ、、君、恥ずかしがらずに、自分をさらけ出してみたらどうだ？」
「あ、あの、優れた部分かどうかはわからないのですが、あの、、、、キンタマが」
「キンタマ？！」
「キンタマです！！」
「！！！」
「キンタマが！８個あります！！！」
「キンタマが、8個！？君、それはいま見せることはできるのかね？！」
「は、はい！大丈夫です！！」
僕は面接官にキンタマを見せました。
「、、、まじやん、、、ブドウやん」
「きょ、巨峰です！！」
「採用！！！」
初めての内定でした。
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サポートされたらされた分、人類をサポートできるよう頑張る所存です。