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自転車ブームは本物です ~フィリピン自転車旅2日目~

フィリピン自転車旅11日間の旅行記の2日目です。概要は以下のnoteにまとめています。

この日はマニラを出発し、バタンガス港を目指して154km走りました。最短距離では100km程度ですが、ヒルクライムスポットのSungay山と高原リゾートのタガイタイを経由したため154kmになりました。

走行ログ

朝食を食べ、0km地点碑へ

まずは出発地点としての記念撮影ポイント、マニラの中心地にある0km碑を目指します。予想以上にサイクリストが多くビックリ。マウンテンバイクとロードバイクが7:3くらいですかね。スポーツサイクルというくくりで見れば、東京と同等か、むしろ多いくらいと思います。

朝食バイキング会場
んー、正直自分の口にはあいませんでした。ご飯が冷たくてベチャッとしてるんです。日本のご飯が美味しすぎるんですかね~。
ホテルの前でスタッフさんに記念撮影してもらいました。初日は緊張した面持ちです。
0km地点碑前で国旗を指して記念撮影。こういうスポットを用意してくれるのは自転車乗り的には本当にありがたいです!
朝9時ごろ、0km地点碑すぐ近くのリザール公園です。
ロードバイク乗りにたくさん出会い、本当に驚きました。
この日はフィリピンの英雄リザールの命日の祝日だったようで、半旗が掲げられています。

サイクリストの多さに助けられ、マニラの渋滞を脱出

無事正式にスタートを切ることができまずは安心。意気揚々と走ります。
予想はしていましたが、道路の舗装はあまりよくなく、ジプニー(フィリピン独特の乗合バス)やバイクが頻繁に渋滞を起こしていました。
そんなところを一人自転車で走るわけですが、サイクリストがとても多く、「自転車がここを走ってもいいんだ」と心強くなれました。走行環境の悪さに反してメンタルは好調です。

マニラ近郊の道路状況
話しかけてくれたサイクリスト二人組。セブまで自転車で行くよ!と言ってドヤ顔しましたが、うまく英語を伝えられてなかったかな。
SHARE THE ROADと書かれたジャージを着た自転車グループです。30人くらいはいましたね。少年から中年女性、ロードバイクから小径車まで幅広く所属しているようでした。この道路事情でここまでよく集まるよなーと驚きです。

標高700mSungay山へ登る

国道を外れ、Sungay山へ登る道にそれると急に走りやすくなりました
セブンイレブンはフィリピン各地にあるのですが、売ってるものが日本とは大きく違いました。自転車旅の補給に適したウイダーや羊羹、パンやおにぎりはなく、ここではオレオを買いました。補給はフィリピン旅の難点の一つです。
日本から持っていった補給食は貴重なものとして少しずつ摂りました。
山にもサイクリストがたくさん。
日本では見られない、熱帯の風景です。
このような小さい個人商店がたくさんあり、水分補給には困りませんでした。
立って水を飲んでたら、写真の女性が座ってきなよ、と声をかけてくれました。
果物も売っていることが多いですが、お腹を壊すとよくないので避けました。
激坂が続きます。日本でこんなにきつい斜度はなかなか見ません。
暑さ、斜度、寝不足、補給不足が重なりめちゃきつかったです。一瞬意識が飛びかけました。
さすがにヤバいと思ってエナジージェルを摂ってしばらくすると元気になり、
「自転車は補給だな」と痛感しました。
いよいよSungay山の山頂が近い!と思って走っていたところ、道路の門番的な人に呼び止められてしまいました。自転車はここに止めて山頂へは走れないとのことです。担いで持っていくのは?とききましたがそれもNG。ロードバイクもたくさん止められていたものの、初日に自転車盗まれては洒落にならんので安全策を取り、山頂は諦めました。高原リゾート「タガイタイ」を走る

高原リゾート「タガイタイ」を走る

こちらのレストランGalaxyでランチ。意外にと言っては失礼ですが、かなり美味しかったです!フィリピンの料理はたいてい、見た目より味のほうが上です。
https://www.zomato.com/manila/circle-galaxy-restaurant-tagaytay-city-tagaytay-city
タガイタイの道路はよく舗装されていました。
都市部と違い、ジプニーが少ないからでしょうか、渋滞もなく走りやすかったです。
タール火山がよく見えました。
バタンガスの街が近づくと、また渋滞に巻き込まれることがありました。
初めてのフィリピンナイトライド。行く前は治安面が不安でしたが、昼間に多くのフィリピンの方と楽しく話せたことでイメージが変わり、ナイトライドも怖くはありませんでした。

フィリピンで10件泊まった中の最悪のホテル

当日16時頃にアゴダで探すも、すでに予約できるホテルは少なくなっていました。価格的に予算に合っていたDAYS HOTELをこの日の宿としました。朝食付き7000円です。
が、このホテルは値段がそれなりにも関わらず、フィリピンで泊まった10個のホテルの中で最悪でした。
エアコンの大きな音、変な匂いもきつかったですが、水回りの不潔感が一番きつかったです。なぜかシャワーから水がでてこず、シャワーというより水浴びという感じでした。たくさん汗をかいて、シャワーを浴びるのを楽しみにしていただけに、これはきつかったです。
ここ以外の9つのホテルには不満は感じませんでしたので、選び方が重要なんだと思います。部屋の写真ではなく、水回りの写真で選びましょう。

ホテルの受付にて、パスポートを提出してチェックインです。
お姉さんは呼び鈴押してもなかなかきてくれませんでした。
エアコンの音がひどかったです。朝はニワトリの鳴き声も追加されました。耳栓を持ってきておいて本当によかったです。
水回りです。写真撮りそこねましたが、トイレ、シャワー室は日本人にはきつい不潔感でした。

SMモールのラーメン黒田にて夕食

ホテルで食事をオーダーすることもできたようでしたが、嫌な予感しかしなかったので、ホテルのすぐ裏にあるSMモールのラーメン黒田という店で食べることにしました。
せっかくなら現地の料理をとも思いましたが、走り疲れた後て食事で冒険する気分にはなれず、日本食です。

バタンガスのSMモールの光景。12月30日(金)の20時ごろです。
モール内に子供を載せた列車が走っていました。子供が多い国ならではです。
ラーメン黒田のメニューの一部です。ラーメンに合わせるのがカレー、唐揚げ、カツ丼なんですよね。。。フィリピンの食事は本当に茶色ばっかり。
20分くらいは並んで入店。ラーメンはおいしかったです。食事の後店員さんが丁寧に番茶を入れて無料提供で提供してくれたのが印象的でした。
日本式のおもてなしをフィリピンの方が再現しようとしてくれている姿に嬉しくなりました。
このあと餃子も食べましたが、日本のものほどではないですが美味しかったです。

シャワー(というよりお湯浴び)と洗濯、翌日のフェリーの時間の確認して就寝です。眠剤のおかげですぐ寝つけました。

3日目に続く

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