詩 世界

誰かと関わる度に思う

僕は君が好きだということを

話をして楽しい人でも

君と比べると全然で

一緒に居て気が楽な人も

君を思うと何てことはない


誰かと関わる度に

君が大切であると知る

誰かと話をする度に

あぁやっぱり君なんだなと

身に染みて思う


人が溢れるほどたくさんの世界で

僕らは二人で完成するみたいな


僕の世界と君の世界が重なる

知らぬ間に

それが当たり前であったかのように

重なりあったその世界が

体に馴染んでいく


そうなればきっと

それぞれが生きてきた

世界なんてもう

思い出せなくなって


最初っから二人の世界しか

無かったかのように

当たり前の笑顔と共に

僕らは生きていく

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