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こんにちは、理学療法士・アスレティックトレーナーのタツ(@tatsu_bridgeです。

今回は「重心の考え方 」について、書いていきたいと思います。

それでは、

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球体の重心

物体の質量分布が均質であると、重心は球体の中心に位置します。


質量が等しい物体の重心の合成

球体が2つあり、それらが棒でつなげられている鉄アレイのような物体をイメージすると(棒の重さは考えない)、2つの球体の質量が等しければ、2つの物体を合成した重心はちょうど棒の中心に位置します。

ワンポイント!
鉄アレイやダンベルなどでエクササイズをするとき、棒の真ん中を持たないとバランスが取りにくくなるのは、このためです。


質量が異なる物体の重心の合成

2つの球体の質量が異なるとき、合成重心は質量の大きな球体の方へ移動します。

それぞれの物体の質量の比率が1:3であると、質量の大きな物体の重心から小さな物体の重心を結んだ線上で重心位置は3:1の比率になります。

このように異なった大きさの物体を合成するときは、重心位置は質量の大きな物体の方へ移動します。


合成した重心と支点の関係

物体の重心の真下で支えると物体は安定し、倒れません。

反対に重心の真下以外で支えようとすると、倒れてしまいます。


今回は以上になります。

次回は「身体重心の考え方」について書きたいと思います。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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