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祈り

もしこの詩を
百年後に聴けたなら
いくつかの危機は
きっとたぶん乗り越えている
便利な暮らしに豊かな文明
誰もがきっと望むはず
普通のひとならば
だけど地上には
平凡な暮らしを
何十回と焼き尽くす
兵器が眠っている
もしも世界が戦火に覆われたら
もしかしたら誰一人として
生きていないかも
そんな日が来ないことを
誰もが願っている
私はただひたすらただひたすらに
祈り続けるだけ

もしこの歌を十年後に聴けたなら
未来に希望が持てるかもしれない
世界の対立、人心の分断
止まない銃声 核兵器の恐怖
きっと誰もが平和に暮らしたい
当たり前の人生
世界中が少しだけ
助け合い譲り合えば
もしかしたら誰一人
不幸にならずにすむかも
そんな日が来ることを
私は願っている
私はただひたすら祈るだけ

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