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8ビートとフィルイン

フィルインとは?

前回のブログでは8ビートの考え方や捉え方を解説して複数のリズムパターンを叩いてもらいました。
今回はフィルインをビートの中に入れていってもらいます。
フィルインとはビート以外の演奏です。スネアの連打やタムを使用したりなど様々なパターンがあります。フィルインは曲の中でも重要な役割があり、フィルインによって曲を盛り上げたりします。それ以外にも、曲を盛り上がるきっかけや展開を変える時にも影響を与えてくれます。フィルインを専門用語でおかずとも言われています。

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では早速叩いてもらいましょう!

今回もひとつもフレーズだけではなく複数のフィルインのパターンを叩いてもらいました。
始めはこちら

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カウントの7の中にスネアが2発とカウントの8でハイタム(左側のタム)
前回出てきた文系の方が覚えやすいといっていた擬音語に例えるとタカトンです(写真参照)。
ちなみにドラムを擬音語にすることを口ドラムと言う方が多いです。
このフィルインを叩く時の手順はRLR(右左右)
フィルインを叩いた後にビートに戻ってもらいます。この時にビートに戻るきっかけにクラッシュシンバルを叩いて戻ります。譜面がこちら

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ビート自体は前回、複数叩いてもらったビートの中のひとつです。
ではいってみましょー!!!
と、言いたいのですがまずは、2小節目だけ(右半分)を練習してもらいます。
まずはフィルイン自体を叩いてもらい慣れてから2小節続けて叩いてもらいます。
それでは2小節目とその後に1打だけクラッシュシンバルを叩いてもらいます。譜面がこちら!

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バッチリ叩けていたのでテンポアップもしてもらいました!
それではテンポをゆっくりに戻して2小節連続して叩いてもらいます!

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これもバッチリ!
この後に2小節を繰り返し叩いてもらいましたが、こちらもバッチリでした。

それではフィルインのパターンを変えてみましょう。
次のパターンはこちら

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先ほどのフィルインにカウントが5、6の時にスネアを1打ずつ叩くものを加えています。
口ドラムで表現するとタ タ タカトン
新しく出てきたフィルインは両方とも右手で叩きます。なぜ両方右手か。
先ほどまで叩いていたカウントが5、6の時はハイハットでしたがそれをスネアに変えただけなんです。なので右手で叩くことということは叩くものを変えるだけ動き自体は何も変わっていないんです。

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それでは先ほどと同様に2小節目だけから練習してもらいました。

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フレーズ自体はちょっとした変化ですがタムに移動を忘れてしまったり。
まずは短い小節や拍でフレーズをしっかり理解し、身体が動きを覚えていくことが重要ですね!
短い小節や拍で叩けたら少し長くして挑戦していきましょう。
叩けない部分を叩けるのはもちろん重要ですが、重要なのは流して叩けるかです。自分の苦手なフレーズが出て来た時はフレーズの練習と直前のビートやフレーズから課題のフレーズに移れてそのまま次のビートやフレーズに移れるかが重要です!受講者の中園さんにも短い拍から練習してもらい、1小節、2小節と徐々に長くして練習してもらいました。

同じ要領で次のフィルインのパターンを練習してもらいました。

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タムへの移動が増えたパターンです。
動画内でも触れていますが、スネアを叩く時とタムを叩く時の腕の上げ方は違います。ほんのわずかな差なのですが、それが意識できているかいないかは凄く大きい差です。

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次は16分音符の裏を強調したフレーズです。

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先ほどまで叩いていたフレーズはカウントの5、6、7、8全てに右手が入っていましたが、今回は右手のお休みが出て来て左てが増えます。左ての増える位置が5、6の隙間と6、7の隙間です。

とても難しいフレーズでしたが練習して最後にはビートも含め叩ける様になりました!

セッティング見直し

最後に少しだけセッティングを見直しました。
ドラムセットと身体との距離を見直しました。これについては過去のブログでも紹介していますのでそちらをご覧ください!

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