8ビートの叩き方考え方
みなさんこんにちは!
初心者ドラムチャレンジ!まだまだ初日の内容です!
今回はスティックの持ち方、振り方、ペダルの踏み方をレッスンしたところで実際にビートを叩いてもらいます。
ここで一つ注意点。
前回にも少し触れましたが本当に初めてビートを叩きます。と言う方は前回、前々回の内容(スティックの持ち方、振り方、ペダルの踏み方)は一度忘れてください笑
今回はまずどんな持ち方、踏み方でもいいので8ビートを叩くことを目標に頑張りましょう。前回、前々回に教えた内容も意識しながら叩くことは中々困難です。なのでどんな叩き方でもいいので8ビートを叩けた後に一つずつブラッシュアップしていければいいと思っています。
そんなことも頭に入れながら読んでください。
では本編いってみよー!
~8ビートの覚え方~
中園さんは学生の頃ドラムではありませんでしたが、バンドをされていた経験がありバンドスコアに頼らず耳コピでやられていたそうです。(凄い!僕はドラムは耳コピでしたが、音階のある楽器は今でもちんぷんかんぷん)
僕のレッスンでは必ず譜面を書いて教えてます。生徒さんが譜面を読めないとしても必ずです。
なぜか
譜面というのは言語といっても過言ではありません。なのでまず見慣れることから始めて欲しいんです。英語を覚える時だってみなさん始めはちんぷんかんぷんだったのではないでしょうか?それでも見て口に出している内に覚えていくこともあったかと思います。それと同じで見て叩くことでなんとなくでもわかっていくんです。なので僕の生徒さんはゆっくりでも読める様になってきていますよ!
っということで中園さんにももちろん譜面を!
初日の一発目に叩いてもらうビートがこちら
まずは譜面の各部位の説明
一番上の×印は右手でハイハット
真ん中のおたまじゃくし(音符)は左手でスネアドラム
一番下の棒が下に伸びているおたまじゃくしが右足でバスドラム
バスドラムの横にあるくにゃくにゃした音符がお休みの音符
ですがこれでもまだまだどう叩いていいかなんてわかりませんよね?
それではみなさん1~8まで数えられますか??
もちろん数えられますよね!それならみなさん叩けます!!
さっきの譜面に数字を振ります
数字を振った後に何番でどこを叩けばいいか一個ずつ確認していきましょう。
まずは右手で叩くハイハット。
これは1~8まで全て埋まっていますので、数字を口に出しながら全て叩いてみてください。
これが出来た方はこちら
スネアドラムが増えていますね。
左手で叩くスネアドラムは3と7で叩きます。ここ注意して欲しいのは、3と7の時に左手を叩くことに意識がいって右手を抜いてしまうことです。なので3と7の時には左手という意識よりも両手で叩くという意識が出来ればいいと思います。
そして、これもできたという方は一度左手を忘れてください。次は右手と右足で叩きます。
譜面がこちら
右足で叩くバスドラは1と5で叩きます。
何番でどことなにが同時になっているのかを把握するがとても重要です。
始めの内は下記の写真の様に重なっているところを線で結んであげるのもいいかも知れませんね。
そしてこれも叩けた方はいよいよ3つ全部同時に叩いてみます。
右手と左手、右手と右足の組み合わせで叩けた速さ位で中園さんにもチャレンジして頂きました。
初回は…
ちょっとバタついてしまい上手くいきませんでした。
そんな時どうしたらいいのか。叩けなかった速さよりもゆっくり叩きましょう。今中園さんは初めて譜面を見て初めてビートを叩こうとしています。なので身体と脳の処理が追いつけるところまでゆっくりしてあげるんです。これは僕もいまだにそうです。どれだけ上手くなったとしても叩けないフレーズは出てきます。そんな時は必ずゆっくり叩いきましょう!
そして中園さんにさっきよりもゆっくり叩いてもらいました。
すると綺麗にビートが叩けました!!更に、一度叩けた後にさっき叩けなかった速さに戻しても叩ける様になりました!
どれだけゆっくりでも一度綺麗に叩くってことが重要なんですよ!
遠回りに感じるかも知れませんがこれが一番の近道と考えています。
~文系と理系~
僕が約10年ドラム講師として経験を積んで生まれた答えが、文系と理系の方で覚え方を変えた方がいいと言うこと。もちろん最終的にはどちらも出来た方がいいとは思うのですが、ドラムを始めた当初は理系の方と文系の方の特徴がはっきりでます。
上記で述べたビートの覚え方、考え方は理系の方が覚えやすい方法です。
では文系の方はどう覚えたらいいのか。
それはドラムの音を口(擬音)で表現します。文系の方はその音で覚えるかたが多い傾向にあります。
実際生徒さんに譜面を配って書き込みをしてもらう時の僕からの指定は一つだけ。
【後日見た時に自分でわかる様に】
これだけなのですか、文系の方は譜面のしたに擬音語を、理系の方は譜面の上に数字を書き込んでいきます。面白いですよね。
どちらの場合でも後日譜面と書き込みを見て当日のレッスン内容を思い出せれば問題ないのです。
そうしていく内に、譜面を見て自分で数字を振れる様になったり、擬音語を書き足せるようになっていきます。
~文系の方の覚え方~
では文系の方向けの擬音語で覚える方法です。
まずそれぞれのパーツの表現の仕方が
ハイハット→チ
スネアドラム→タorパ
バスドラム→ドンorド
口ドラムでは限界があり、2音同時に表現することは出来ないので優先順位があります。
スネア
バスドラム
ハイハット
の順に優先されます。
なので今回の譜面に当てはめると下の写真の様になります。
そして口ドラムの方で中園さんにもプレイしてもらいました。中園さんは口ドラムの方がしっくり来たみたいです。
~足のパターンを変えて~
ここからは中園さんに今回挑戦してもらったビートを紹介します!
今回は手のパターンは変えずに足のパターンだけを変えていくつかのビートを叩いてもらいました。
みなさんも是非チャレンジしてみてください!
チャレンジされる際に自分が数字で考えるのが得意か擬音語で覚えるのが得意かも是非チェックしてみてください。
~クラッシュシンバルを入れて~
ここまでは3点のみで叩いてもらいました。
3点というのは
バスドラム
スネアドラム
ハイハット
のことを指しています。専門用語の一つです。
ここからはクラッシュシンバルも入れて叩いてもらいます!
クラッシュシンバルの譜面の表記はこちら。
僕はでべそマークと呼んでます笑
そして叩いてもらう内容はこちらです。
先程中園さんがクラッシュシンバル無しの状況で叩けていたビートですが、この一音叩く場所を変えるだけでとても難しくなります。
何度も何度もチャレンジしてもらい叩ける様になりました!
そして最後にもう一つクラッシュシンバルを叩く時の注意点
クラッシュシンバルは基本的にはスネアかバスドラムと一緒に
動画でも解説していますが、クラッシュシンバルのみを叩いてしまうと浮いた感じになってしまいます。
スネアやバスドラムの様な土台があることでクラッシュシンバルの力を活かすことが出来るのです。
もちろんあえてバスドラムやスネアと叩かない時もありますが、基本的には一緒になることと覚えておいてください。
今回の動画はここまで!
初日のブログはもう少し続きますのでお付き合いください!
ではまた次回!!
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