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[デッキ考察]連撃ウーラオス[オクタン軸]

はじめに

皆さん、こんにちは。"たつや"(Twitter : @haru_sphere)と申します。
Bセグメントのカードがスタンダードから使えなくなって早くも1週間が経ちました。皆さんは、新環境楽しめていますか?私は長らく相棒だったピカゼクを余儀なく手放す形になり、新しい相棒を模索中です。
新環境の幕開けとともに、「一撃」「連撃」という新要素が加わりました。今回は「連撃」から連撃ウーラオスVMaxに焦点を当てデッキを作成してみました。

デッキ作成にあたって

新環境はVMaxが中心になりつつあり、多くのデッキに安定感がないなと感じてしまいます。
例えば、
・VMax全般:ちゃんとVMaxできるのか
・一撃ウーラオス:デルビルが序盤に何体並ぶのか
・炎軸:溶接工を引けるのか、エネルギーも確保できるのか
・ムゲンダイナ:エネルギーがちゃんと貼れて十分に展開できるのか など

そこで、今回は「安定感」の高いデッキを目標としました。
また環境初期であることを踏まえ、なるべくメタカード(対策カード)を少なめにしてデッキの強みを出しやすいように構築しました。

前環境から考える安定感とは

前環境で私が安定感のあるデッキだと感じていたものが2つありました。
1つはピカチュウ&ゼクロムデッキ。タッグコール1枚で必要なカードが揃うため、引ければ再現度が高く安定感の出しやすいデッキでした。
もう1つはマグカルゴ軸のセキタンザンVMaxです。セキタンザンVMaxとマグカルゴの1進化を2体並べる要求があるものの、マグカルゴが立ってしまえば容易に好きなカードを手札に加えることができたため終盤は詰めやすいデッキだと感じました。
今回の連撃ウーラオスVMaxは後者のセキタンザンVMaxを原案に組んでみたものになります。

連撃ウーラオスの強みって何だろう…

同日に発売された一撃ウーラオスはポケカプレイヤーの多くが注目したのではないでしょうか。一撃ウーラオスVMaxの巨大一撃270ダメージ。加えて、一撃エネルギーをつけることでVMaxをもワンパンしてしまう高火力。
それに比べると連撃ウーラオスは1エネ150点はコスパがいいものの、エネルギー全トラッシュして120ダメージの2体ばらまき。HPがインフレした今では、120ダメージではなかなか相手ポケモンを倒せずサイドを進めることができません。サイドが取れない、つまりカウンター状態が作りやすいこともコンセプトとしてみようと考えました。

デッキレシピ

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採用理由など

[ポケモン]
・ウーラオスライン 4-4
・オクタンライン 3-3
デッキの根幹になるカードであるため、メインアタッカーのウーラオスはフル投入。オクタンラインに関してもサイド落ち、博士・デデンネの巻き込みも考慮して3-3としました。

・エンペルトV 1
現状はマッドパーティを見る役割が大きい。
また、3エネ130点を出しながらベンチのウーラオスに連撃エネルギーをつける動きもなかなか悪くない印象。

・デデンネGX 1
・クロバットV 1
場の展開を早めるためのサポートポケモン。
1ターン目はウーラオスV、テッポウオが準備できればいいのでそこまで数が必要でないと判断して少なめの採用。

[グッズ]
・クイックボール 4
・進化のお香 2
・ポケモン通信 2
進化デッキの最低限の採用枚数という印象。
オクタンが準備できれば特性でウーラオスVMaxも手札に加えることができるのでボール系のカードはこの枚数でも十分に感じた。

・ポケモン入れ替え 2
・あなぬけのヒモ 2
連撃ウーラオスVMaxの技を生かすための入れ替え札。
疾風突きをメインにすると心許ない枚数だが、カウンター状態での巨大連撃を狙いたいため少なめの採用。枠があればもう1枚は足したいと感じた。

・リセットスタンプ 3
カウンターという強みを存分に生かすための3枚採用。

・ツールスクラッパー 1
タッグチームのお守りを壊したい。
270帯は疾風突き150+巨大連撃120という打点調整がしやすくなる。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXに関してはHP310となり、このデッキの最大ダメージ150を2回打っても倒せなくなるのでなんとしても壊したい。

・風船 1
全てのポケモンが逃げエネルギー2以下であるため相性が良い。
今回は水の塔も入っているため様子見の1枚採用。
・黒帯 1
カウンターというコンセプトの重要カード。
カウンター状態で黒帯をつけていると連撃エネルギー1枚貼るだけで巨大連撃が連発できるので強いと感じた。2枚目が欲しくなることもあったので枚数の追加も検討する必要あり。
・巻物 1
エンペルトV同様にマッドパーティ対策の1枚。
VMax相手であれば重要な30ダメージになるのではないかと思っているが、なかなか使えるタイミングがなかったため検討する必要はあると感じている。

[サポート]
・博士の研究 4
1進化を2対並べる必要があるためフル投入。

・コルニの気合い 3
オクタンから持って来れるドローサポートとして、デッキの安定感を高めるための採用。終盤のスタンプ耐性が高くなるのも評価が高い。
手札が多い時にはドロー枚数が少ないというデメリットもあるため、4枚は過剰に感じたので3枚採用。

・マリィ 1
ドローサポート7枚は心許なかったので1枚足した枠。
現環境のドローサポートにおいて、博士、マリィが強いと感じているのでマリィを選択した。

・ボスの司令 3
巨大連撃が好きなポケモン2体に120ダメージを飛ばせるのでフル投入する必要はないと感じたため、3枚の採用。

[スタジアム]
・水の塔 1
環境初期ということで無難な採用。
他の採用検討スタジアムについては後述。

[エネルギー]
・連撃エネルギー 4
巨大連撃を連打したいのでフル投入。

・ストーン闘エネルギー 3
・基本闘エネルギー 2
闘エネルギーの枠に関しては5枚あればいいと感じた。
エネルギー配分に関しては環境初期ということもあって様子見の3-2。
ローズ・格闘道場の採用や、環境にうねりの扇が増えれば基本エネルギーが増えるかもしれない。

・キャプチャーエネルギー 3
安定感を高めるエネルギー。
序盤はウーラオスV、テッポウオを並べることを目標とする。
無色1エネは無駄がなく、テッポウオ・デデンネGX・クロバットVは逃げエネになり、連撃ポケモンにつければ連撃エネルギーをつけるだけで技が打てるようになるため、とても相性が良いと感じた。


[採用候補カード]
・ジラーチGX  ミュウツー&ミュウGXの対策
・ミュウ  ミラーマッチ対策
・グレートキャッチャー
・望遠スコープ 打点アップ
・マオ&スイレン 回復兼入れ替え
・無人発電所
・混沌のうねり
・格闘道場 最大打点アップ

強みと弱み

[強み]
・オクタンからメインポケモン、ドローサポート、エネルギー、スタジアムが持って来れる
・1エネ150ダメージというエネ効率の良さ
・ベンチを狙撃できるため、ダメカンの乗っている相手ポケモンを効率よく倒せる(疾風突きで負わせたダメージが無駄になりにくい)
・相手のVMaxを避けながら戦える
・サイド複数枚取りが狙える

[弱み]
・最大ダメージが150しか出ない(格闘道場を考慮しない場合)
・炎軸のミュウツー&ミュウGXに分が悪い
・ベンチを絞ってくるVMaxに使われるモミがつらい

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
簡単ではありますが、連撃ウーラオスデッキについて自分が感じたことをまとめてみました。
デッキを使ってみて、まだまだデッキ考察の余地がありポテンシャルのあるカードだなと感じました。他の型でも試してみたいところです。
私自身もまだ模索中なので、このカード入れたら強そう、こんな型でもデッキ作れそうなど共有いただければ嬉しいです。

ご意見、誤字脱字等ありましたら、Twitter(@haru_sphere)までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

公開後追記

記事内で疾風突き150と書いている箇所が何か所かありますが、ウーラオスVの下技でも150ダメージ出ます。
リセットスタンプを多投している都合上、V,VMaxを取らせて相手サイド残り1にする展開が強いので、敢えてウーラオスVで戦うこともあります。

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