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モデル事務所に入ってからの話

いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は、モデル事務所に入ってからのお話をします。
すでに僕はこの事務所を退所しているので、どちらの事務所かは伏せておきます。


コンポジ作成

「コンポジ」「コンポジション」とは、モデルの写真を集めたものです。
基本的に案件をいただく時に事務所からクライアントに対して予め提出するもので、そこから気になったモデルをピックアップし、オーディションに呼んだり、仕事を発注する、という流れになることが多く、モデルにとっては自分の分身で命でもあります。

って、僕も事務所に入ってからそこまで説明はなく、自分で調べました 笑。
事務所からは単純に「次に撮影しますので空いている日時を教えて下さい」とだけ伝えられてただけでした。

撮影用のスタイリングを事前に確認してもらう

いきなり服を着ていって撮影しましょう!
というわけではなく、事前に事務所の方から「春夏っぽいのいくつか写真撮って送ってくれますか?」などと指示があって、それで私服からそれっぽいものを選んで自撮りして送って、OK or NGをもらうという流れ。
正直「え?そのカテゴリーの服は持ってないんだが・・・」と思ったこともあり、そんなときは「こんな感じでどうっすか?」みたいなやり取りもありました。

スタイリングが決まれば撮影

撮影する日は、カメラマンさんもスタイリストさんも事務所に来られるので、複数名のモデルを同日に撮影という感じでした。朝9時〜夜10時くらいまでびっちり予定が組まれていて、モデルよりもカメラマンさん、スタイリストさんにとってはめっちゃキツイやろなぁという印象でした。

初めての撮影では、カジュアルな感じの2パターンでいきましょう、となり、Tシャツ+デニムと水色のスタンドカラーシャツ+チノパンという組み合わせで臨みました。

ガッチガチに緊張

そもそも人に撮られることに慣れていない上に、カッコつけないといけないという、僕にとっては二重苦?という感じでさらに初めてというド緊張の中、こんな僕でもメイクが必要とのことで、メイクさんにされる初メイク。
それが終わったら、先輩モデルさん(20代大学生)の撮影風景を見学。
慣れたポージングとその手数(言葉合ってる?)に感心しっぱなし。

僕の番になったときにはもうよくわからない感情になってて。

「止まらんと動き続けてー!」
「もっとカッコつけて!」
「手ぇをもうちょっと上に上げて」

など、ひたすらカメラマンさんに言われるように動き続けた感じでした。

撮影の後は、チェック。
撮影された写真数百枚をチェックしていきます。
これも苦行 笑。
自分の自然体じゃない写真を他人と一緒に眺めるのって、メンタル鍛えられるなって思いません?

「これなんかええんちゃうか」

カメラマンさんにそう言われた写真が数枚。
確かにいい感じでした。「雰囲気ええの持ってんねんから頑張ってやー」と言われて終わりました。
そのええんちゃうか写真の中からさらにマネージャーさんがピックアップして、僕のコンポジを作成してくれました。

コンポジ作成は有料

モデルは事務所に雇われているわけではなく、フリーランスとして所属しているという形態なので、コンポジ作成も事務所都合ではないので、モデル自身が撮影料金などを出す必要があります。このときは、25,000円くらい。相場くらいだと思います。

スタートラインに立つ

とりあえずこれで、モデルとして仕事がもらえる(かも知れない)という、スタートラインにようやく立つことができたってことです。
ここからどんな仕事ができるのか、自分が夢見たようなモデル活動ができるのか、今回の撮影で改めて「ポージング」はできるようにならないといけない恥ずかしがってはいけないなど、改善すべき課題点はたくさんあると感じました。

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