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主体を獲得する瞬間

自分が泳いでいる海の名前を知る。潮の流れや満ち引きのタイミング、季節による寒暖差。目に見えないほどに小さな、或いは、自分の何倍もあるような生き物たち。海の中にも外にも広がって、果ての果てに霞む、長く広がる大地。見上げれば空、風、雲。太陽と月の無限運動の先には何が待つのか。

そうしてふと気づく。

ああそうか、自分はここにいるんだな、と。



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タイトルについて、素人ながら、詩的に表現してみようという無謀な試みでした!
なんかですね、端的な言葉にできないこと、陳腐になること、スケールや躍動感とかその感動や興奮が伝わらないことってめちゃくちゃ多いなぁと、最近しみじみと思ってまして。

「伝わらないから伝えない、の殻をそろそろ破いていこう」
そんな宣言を込めて、書きました。

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