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FBを克服し、他責思考から自責思考になった話

こんにちは、カミナシ インサイドセールス(以下、IS)の福田です。

日常業務に励んでいると、メンバーからフィードバック(以下、FB)をもらうことがあると思います。
みなさんはFBをもらうのは好きですか?

私は苦手でした。というよりFBを正しく捉えられていませんでした。
しかし、メンバーからの絶え間ないサポートを受ける中でFBを正しく捉えられるようになり、加えて内省することを通してアウトプットの質を上げることが出来始めています。

そんな中つい先日、同じISメンバーから「アウトプットの質良くなったよね、考え方の変化もあったと思うのでそれを共有してほしい!」というリクエストをもらったので、意識を変えた背景や取り組みを言語化してメンバーに伝えたところ好評だったことと、今や働く上で一番と言っても過言ではないくらい大切にしている「自責思考」について改めて自分の考えを文章化しておこうという背景からnoteを書くに至りました。
また、このnoteを書く中で、「この成長は実はカミナシの価値観を示している 5 VALUES のうちの1つである”自分リノベーション”が根付いた環境があったからこそ出来たのではないか。」という気づきもあったので、”自分リノベーション”が日常業務にどのような影響を与えているのかについても文末で触れたいと思います。
同じくカミナシ 5 VALUESの全開オープンで書いていきます!


自己紹介

まずは自己紹介を簡単に。
私は、新卒で繊維の専門商社の総合職、2社目ではインドの物流企業の現地での営業職を経て2022年の2月にカミナシにジョインしました。現在30歳です。
カミナシではIS業務に従事しており、中でも過去に当社と接点を持ってくださったものの具体的な進展がなかった企業様に対して改めてアプローチをしていく、掘り起こしと呼ばれる活動をメインに担当しています。
過去に入社エントリーも書いているので、良かったら見てください。

FBの正しい捉え方

カミナシのISメンバーが6名となり、様々な施策が走り始めたり、定例の会議も型化され始めてきた2022年7月から現在に至るまでに、おそらく私はチームで一番多くのFBをもらってきました。
具体的には例えば以下のようなFBです。

・各週の商談獲得目標を達成するための打ち手を共有するMTGにて、「通電する可能性はどれくらいで、通電した場合の商談化する歩留まりはどんな想定なの?」

・架電の質を上げるためのチームとしての取り組みを考えてきて、メンバーに壁打ちしたときに、「めちゃくちゃ良いと思うけど、それどうやって成果を図るの?他にどんな施策と比較してそれが良いと思ったの?」

上記のようにいただくFBには「根拠が不足していること」や「思考や検討の浅さ」といった共通した要素がありました。
しかし、当時はそのようなFBに対して以下のように考えてしまっていました。

各週の商談獲得目標を達成するための打ち手を共有するMTGにて、「通電する可能性はどれくらいで、通電した場合の商談につなげる歩留まりはどんな想定?」に対しては、
「新規のリストだから歩留まりと言われても行動しないとわからないから仕方ない。」
「自分も他のメンバーと同じくらいの粒度で考えてきているつもりなのになぜ。」

架電の質を上げるためのチームとしての取り組みを考えてきて、メンバーに壁打ちしたときに、「めちゃくちゃ良いと思うけど、それどうやって成果を図るの?そもそも他にどんな施策と比較してそれが良いと思ったの?」に対しては、
「他の施策と比較はできていないけど、良いと思うのであればすぐにでもやれば良くない?」
「自分のリソースを割いて考えてきたけど、それならもう取り組み考えるのやめよう。」

上記のように、「自分は考えた。」と思考を止めたり、言い訳をしたりと責任範囲を自分のコントロール外に追いやることで、FBを健全に受け入れることが出来ていませんでした。
加えて、そんな中でも「せめて同じようなFBはもらわないようにしよう。そのためには、これまでよりも確からしい根拠をもって、より深く考えてアウトプットをしなければいけない。」と過剰に考えるようになったことで、アウトプットを出すスピードとクオリティの折り合いが自分の中でわからなくなり、結果として取り組みへの速度が落ちたり、思考を止めてしまうようにもなっていました。
一言でいうと、打席に立つことにビビるようにもなってしまっていました。

マインドを変えたきっかけ

そんなある日、定例の会議後にメンバーと話す時間を設けてもらい、自分のアウトプットを深掘りしてもらい、自分の思考を徹底的に言語化し、整理していく中で、「メンバーが本気で自分のアウトプットを理解して、一緒に前進しようとしてくれている。」ということに気が付きました。

メンバーは、本気で事業を伸ばすために何を改良できるか常に考え実行していました。そして、その一環として私のアウトプットをも自分ごと化して、改善していくための方法を考えてくれていました。
それに気が付いた瞬間に、これまでFBに抱いていた「”差し戻し”というようなネガティブ要素が強いもの」という認識が「本気でチームを良くしていきたいと願うメンバーからの助け」という捉え方に変わりました。

そして、メンバーからもらう真正面からのFBに対して、
・これまでの自分が本気で解決するために向き合えていたのか?
・これまで指摘されてきた「根拠の不足」や「思考や検討の浅さ」に対して、想定可能なすべてを考えつくしてきたのか?
を考えた時にその答えはNOだということに気が付きました。

また、そう振り返る中でこれまでFBを愚直に受け入れられてこれなかった根底には事象を他責で捉える思考をもっている自分が存在しているということにも気が付きました。

他責思考から自責思考へ

そう気づいたときから、いただいたFBに対しては愚直に、丁寧に向き合うようにしました。
また、FB以外でもチームの成果を高めるためにどんなことが出来るのか、思考するうえで自分の責任範囲を広げて自分起点ではどんなことが出来るのかを考えることを癖付け始めました。
すると、以前までの「自分なりには考え尽くした。」という思考の浅さにすぐに気づく事ができました。

「自分なりに考え尽くした。」で終わるのではなく、「自分より優秀なあの人だったら、この領域のアウトプットが得意なあの人だったらどう考えるか」まで考えたり、考えた上で仮説を立てて、その仮説をもとにどのような障壁が発生しそうか、そしてその障壁が発生した場合はどのような打ち手で解決できそうかまでを考えられるようになりました。

他責思考から自責思考に変えて起こった行動変容

自責思考に変えてからは、自分のアウトプットを以前より少ないコストで、齟齬なくメンバーに伝えられるようになっていると感じます。
実際に冒頭で記載したようにメンバーからも「アウトプットがわかりやすくなった。どんな点を工夫するようになったのか教えてほしい。」と言ってもらえるようになりました。
また、自責思考に切り替えてから気づいた点として、自分の意志さえあれば”イマ”から行動を取ることができる。という点で成長速度が求められる環境において自責思考は特に効果を発揮する思考だと思っています。

チーム文化を享受し、それを還元する

今回このような思考の変化を実現できたきっかけとして、カミナシISチームの文化の、「チーム間での建設的なフィードバックを歓迎しよう」というものも関係しています。
こちらに関してはメンバーのまさきさんが書いている下記のnoteを読んでみてください。詳しく書いてあります!

この「チーム間での建設的なフィードバックを歓迎しよう」ですが、自分はこの取り組みのゴールは、FBをもらった受け手がそのFBを受けたことによる成果で還元することだと思っています。
そして、文頭で書いたように自分はチームでも多くのFBを享受してきたので、これからはどんどん還元していこうと思っています。
そして、そのようなサイクルが文化も組織もより強固なものにしていくと思っています!

また、全社の文化としても、カミナシには5つのバリューがあり、その1つに”自分リノベーション”というものがあります。(再掲)

私が自責思考で物事を考えられるようになった背景には、まさに「チーム間での建設的なフィードバックを歓迎しよう」というIS文化と”自分リノベーション”という全社のバリューが浸透している環境だったからこそだと思っています。
こちらも同様に享受して、還元してを繰り返すことでよりバリューをチームとしても個人としても体現できるようにしていきたいと思っています。

さいごに

読んでいただきありがとうございました!
カミナシには、個人としてもチームとしても非連続な成長を実現するための環境が整っていると自信を持って言えます!
こちらよりカミナシやIS職種の概要をご覧いただけますので、気になる方は見てみてください!
また、カミナシメンバーはたくさんnoteを公開しています。気になるタイトルがあればそちらもぜひ見てみてください!
最後に、月に一度開催しているIS全員出社でのワークの様子を載せます。

*この回では、ミッション・ビジョン・バリューが議題でした。

メンバー一同でお待ちしております!
ありがとうございました!


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