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宿泊再開の無料招待キャンペーン-THE BOLY OSAKA-

4月以降2ヶ月間に渡って休業していましたが、6月1日より再開します。
これを機に1日1組づつリバービューのお部屋を無料招待するキャンペーンを実施します。(筆が遅すぎて締め切り日の公開になりました。ナニヤットンネン)

詳細は下記をご覧下さい。是非ご覧下さい。


大前提として宿泊施設は緊急事態宣言を伴う使用制限の要請からは外れていた。しかし感染拡大防止・従業員の安全確保の観点から4月よりホテルを休業していました。

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キャンペーン発案の大元は「医療従事者に休息をプレゼントしたい」と言う思いだ。

しかし、社内で議論をしていくうちに「頑張ったのは医療従事者だけではない。政治家も役人も、教育、はたまた経済を回す金融、配達業...etc.」
自分たちが想像も付いていない、支えてくれた人たちがいる。
業種を絞ってしまうことはそのような見えない功労者を「疎外」することになるのではないか。という考えに至った。

無論、命の危険と隣り合わせと言う点で医療従事者の方々には特段の感謝を伝えたい。
しかし、達成できたのは皆のおかげである。
と言うことで、対象を最も広い「大阪府民なら誰でも」にした。
(※府県を跨いでの移動の斡旋は未だ厳しい。)


話は逸れるが...
この「想像がつかない」という感覚は事あるごとに抱く。
多様な価値観、多様な障害、多様な嗜好、多様な信仰。
数日とはいえ、生活の受け皿となる私たちはそこに想像を巡らせなければならない。
しかし、どれだけ考えても全てをフォローアップすることができない。ホテルとして、街として、国として、一人のホテリエ として、戦略として...。

なので、「想定していること以外にも、自分が考え及ばない何かがある」という前提に立って考えるのだが、そうするとリスクヘッジしまくった普通のサービスになりがちだ。

全くもって難しい。

また、感謝を伝えたいと言う思いと同じく、我々自身のビジネスを早く軌道に載せなければやばい。せっかく沈静化してきたが、回らなければ意味がない。


そこで問題は「どのように集客するか」である。
海外客がごっそりいなくなり、出張需要も減り、USJも閉じたまま...そもそも「集客」と言う以前に「需要」から作らなければならない。

ターゲットは大阪人。やるべきは「大阪人に、大阪のホテルに泊まる」と言う価値を見出してもらう。ということだ。
電車や歩いて行ける距離で少しの非日常を楽しみ、リフレッシュするという価値。大切な人を安全な場所で、だけどもしっかりとお祝いできるという価値...etc.

それも、「ホテル宿泊が趣味」の玄人ではなく、今までそんなことをしたことがなかった人にまで伝えなければ、この先の数ヶ月はとても厳しいのだ。本当に。

だから、毎日1組というインパクトでPR効果を発揮させることに至った。

これがどの様な効果を発揮するかはまだ分からない。
ただ、こんな状況なんだ。やってみる他あるまい。

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