見出し画像

エンストを直す

エンスト

たまに、アイドリングからアクセルを踏んだ瞬間、エンストするようになった。週に1回レベルなら仕方ないかな、というくらいで済ませるが、だんだん頻度が増えてきたので原因突き止めて直すことにする。エンストする際はアイドリング回転数が軽く上下し、軽くハンチングも起こしていた。


OVPリレー

バッテリー後ろにあるOVPリレー
Meyle製互換品 2023年7月製造 

エンストの原因としてよくあるらしい。電源に過電圧が生じた時に、ECUが壊れないよう回路をカットするリレーで、おかしくなると無駄にECUの電源をカットしてエンストする。
部品番号 000-540-6745で現在も継続生産されているが年に1回の生産で即納で買え図、Meyleの互換品を入手。バッテリーの後ろにあるので、引き抜いて交換するだけ、と思いきやボルト留めされていて、工具アクセスのために一旦バッテリーを外さないといけない。外したOVPリレーは純正だったが、2002年11月28日製造とマーキングされており、一度交換されている。
苦労して交換後に試運転に出かけたが、信号待ちでブレーキからアクセルに踏み替えた瞬間、エンスト。無罪だった模様。

イグニッションコイル、プラグコード

イグニッションコイルの抵抗値をチェック

タペットカバー交換時にプラグホールにオイルが溜まっていたので、リークしておかしくなってるかも、と考えて交換。これも純正品は供給されているが、えらく高価になっていたので、HELLAのコイルとBREMIのプラグコードを購入。交換後に元のコイルを確認すると、92年の刻印があったので新車時のものから未交換。が、抵抗値を測ってみるとヘインズのマニュアルに載っている値の範囲に収まっていて、正常の模様。案の定、運転してみるとエンスト再発。

エアマスセンサー

BOSCH製純正エアマスセンサ

こちらも疑わしい、が純正は高価になっていて、純正サプライヤーのBOSCH製も高価、ということでBREMIを購入、交換。アイドリングが安定したように思うが、エンスト再発。

プロに任せる

3月になって、登録から12ヶ月となったので、オイル漏れ修理でお世話になった共和自動車に12ヶ月点検をお願いする際、エンストする症状を伝えてチェックしてもらった。

3cmくらいのホース

テスターでチェックしたところ、燃調のエラーが出ていた、ということでスロットル以降で二次エアを吸っているところを探すと、フューエルプレッシャーレギュレータの負圧ホースが溶けていた、とのことで、工場にあるホースで繋ぎ直してもらった。

完治

点検とホース交換から1週間、無事にエンストとハンチングの症状が見事に消滅。原因がわかってるオイルにじみのような単純な症状ではなく、原因を探すところからやらなければいけないような修理はアマチュアがあれこれやるより、さっさとプロに任せる方が良かったかも。
点検で、製造から5年経ってるタイヤのヒビ、チェーンカバーのオイルにじみ(必ず漏れるコの字シール)、パワステホース2本からのオイルにじみを指摘してもらったので、タイヤの交換を段取り。2箇所のオイルにじみは追い追い治す事にする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?