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Ubie株式会社に入社しました

先月で前職の LINE Growth Technology(以下 LINE GT)を退職し、8月から医療AIスタートアップの Ubie株式会社に転職しました。1年半振り2回目の地方在住フルリモートワーカー勤務です。良い機会なので振り返りと会社のことを書きます。

自己紹介

福岡市で子育て中のWebエンジニアです。フロントエンド開発が得意です。
LINE GT ではエンジニアとして LINE のファミリーサービス開発に携わる傍ら、エンジニアリングマネージャーとしてフロントエンド開発チームのマネジメントもしていました。

2016年に子育て環境を主目的に福岡へUターンしています。前々職の Kaizen Platform ではフルリモート勤務、前職の LINE GT は LINE Fukuoka と同じフロアにオフィスがあったので、博多まで通勤していました。Ubie は東京(日本橋)にオフィスがあり、福岡オフィスはまだないので、今回の転職で再びリモートワーカーに戻った形になります。
(とはいえ、昨今の事情で皆さん半ば強制的にリモートワークされていると思います。リモートワーカーといってなにか変わるわけではない)

Ubie に入るまで

前職の LINE GT で LINE のファミリーサービス開発に関わったり、チームのマネジメント手法を学んで実践する日々はそれはそれで充実していましたが、今年の春ごろからなんとなくコンフォートゾーンに停滞している気がして危機感を覚え、今後の働き方を模索するようになりました。

そんな折 Ubie の皆さんと面談する機会をいただき、共同代表や社員の皆さんから詳しく話を聞くうちに、テクノロジーの力で医師や医療従事者の方の負担を減らして日本や世界の医療を良い方向に大きく変えていくという Ubie のミッションにとても共感し、自分もそのチャレンジに関わりたいと思うようになりました。
子育てするようになって以降、妻がふと体調を崩した際に良い医者になかなか出会えないことがあったり、子供がいきなり感染症にかかって入院したりするなど医療と健康について考える機会が増えたことや、昨今の世界的な情勢もあり、医療×テクノロジーで適切な医療を当たり前に提供できるようになることには大きな意義を感じます。

現職でこれまで以上に主体的な働き方を試みるのかスタートアップで荒波に揉まれながらサービスを作っていくのか考えた時、40歳を超えてから機を待つよりも、37歳の今の方が大きなチャレンジはしやすいのではという思いもあり。
リモートワークへの理解が世界的に広まる中、Ubie のフラットでオープンな組織運営を体感したことで東京の会社へフルリモートで参加することへの懸念も無くなり、転職するに至りました。

Ubieという会社

Ubie株式会社はこの5月に4期目を迎えた、社員70名程度の医療AIスタートアップです。
医師をはじめとする医療従事者の方々や患者様に使っていただくプロダクトを開発しており、実際の医療機関に導入され日々活用されています。
また、一般のユーザー向けにAI受診相談サービスをリリースしたり、海外へ向けた取り組みも積極的に行っています。

チームファースト・フラット・オープンな組織
Ubie のメンバーは皆さんバイタリティに溢れ、率直で前向きかつ真摯でひたむきな人たちで、日々良い刺激をもらっています。社内政治や個人のエゴを排除し、チームが達成すべきコト、ひいてはユーザーの価値のために皆が邁進している様は感動的で、とても心地が良いです。
良いところばかり書くとアレなので無理やりネガティブなところを挙げると、多少せっかちなのと率直さが嵩じて若干思いやりに欠ける発言がごく稀にあることでしょうか。とはいえ、せっかちさはスタートアップにとっては必要な資質ですし、思いやり〜に関しても全社で当事者意識を持って改善されていて、健全な状態を保っていると感じます。

組織構造は限りなくフラットで、共同代表の2人以外は役職やヒエラルキーも無く、各々が役割に沿って動いています。明確なピープルマネジメントの役割が存在しないので、社員には自律的にプロジェクト推進することが求められます。
最近では、フラットかつ持続可能な組織を目指す試みの一貫で、ホラクラシーを試験運用しています。
ホラクラシーは一定のルール(ホラクラシー憲法)と流動的な役割(ロール)に基づいた組織運営の手法で(詳細はこちらの記事を参照)、会社で今何が起こっているのか可視化される良さがあったり、構造化されたミーティングが現在の全員リモートワークな状況にマッチしていると感じています。まだ慣れてないので、うまく立ち回れてる気は全然しませんが、、、

また、情報の透明性を重視していて、社内のほぼ全ての情報にアクセスできます。リモートワークだと社内の情報へ適切にアクセスできることは最重要事項と言っても過言ではないので最高です。
透明性ガイドを作り、社内での認識のズレを減らすように取り組んでいたり、透明化プロジェクトを立ち上げて日々改善していたり、熱量が半端じゃないです。
オープンさでいうと、就業規約を公開していたりするところも個人的に気に入っています。

こちらに弊社メンバーの入社エントリや、Ubieでの働き方についての記事が多数ありますので、ご興味ある方はぜひ見てみてください。

Ubie で何をするのか

ソフトウェアエンジニアとして、フロントエンドの経験を活かしつつ、バックエンド含めて幅広く開発をやっていきます。
直近は医師向けのプロダクト開発に主に携わっていますが、今後ビジネスの成長と共に新たなサービスが生まれてくる見込みがあり、色々と関われそうで楽しみです。
先に挙げた透明化プロジェクトにも参加しているので、組織課題解決へのコミットも積極的に行っていきたいと思っています。リモートで働くにあたって、情報の公開・整理・配信の体制が整っていることは死活問題なので!

終わりに

まだ正式に入社したばかりですが、楽しく働いています。
日々の変化がめまぐるしくスピード感に溢れている上、新たに覚えることも今まで慣れ親しんだやり方を捨てることも沢山ありますが、総じてとてもやりがいを感じています。
今回の転職にあたって相談に乗ってくれた皆さん、快く送り出していただいた LINE GT の皆さん、入社前からあれこれサポートし助けてくれている Ubie の皆さん、そしていつも支えてくれる家族には感謝しきりです。

医療×テクノロジーの分野で、新たなチャレンジをやりきりたいと思います。

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Ubieについてもっと詳しく知りたい方はぜひこちらの採用サイトをご覧ください。We are hiring !!

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