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ベンチャー勤務会計士の独立準備メモ

しなきゃいけないこと(must)

  • 税務署への手続き(開業届、青色申告)

  • 自治体への手続き(社会保険、住民税切替、保育所申請)

→税務署手続きは、今はICチップが読めるスマホがあればwebで完結できる。2年前に対応済みのため、今回は何もしなかった。
 自治体手続きは、国民健康保険と、前職が属する健保組合の任意継続のどちらが優位か比較した。国保は扶養の概念がないのと任意継続は標準報酬月額に上限が設定されるため、大抵の場合、任意継続の方が優位になることを学んだ。
 国民年金はマスト。加入はwebで完結できる。上積み制度である、国民年金基金・付加年金に加えて、iDeCo・小規模企業共済・経営セーフティ共済、仮に正社員に戻った場合の厚生年金含めて調べて、シミュレーションを行った。すでに老後まで考えなきゃいけない年齢だ。。国民年金基金はパンフレットもらう必要あり。いつか顧客に提供できるように仕上げていく。
 住民税の異動届は自分で対応。保育所も含めて、離職票は使うことになったため作成。

した方がいいこと(should)

  • 金融機関の契約

→クレジットカードや住宅ローン、銀行口座、証券会社契約などはやはり、サラリーマンが本当に強いので活用すべし。自分は車のローンが組めなかったことだけ心残り。

自由項目、やりたいこと(want)

  • 税理士登録

→書類を作成するほかに、銀行窓口で登録料の納付、住民票や身元証明書をとりに区役所、JICPAへの資格証明書の発行依頼、住居所有者に対して開業の同意をとる、などのアクションが発生。
 住宅ローンを契約している方は大抵の場合、住居で事業を行えない契約になっていると思うし、銀行に確認しても特例はないので住居での開業登録はご遠慮くださいと言われる。コワーキングスペース契約ではオフィス環境が他者に共有されてしまうので開業ができないようで、一方で小さなオフィスを借りることも難しい(公認会計士の開業は自宅で行ってしまっているのと、物件が高い)。現実的には銀行には黙って開業登録するしかない状況と思われる(税理士会のそれ用の宣誓書フォーマットがある)。ここはモヤっとするポイントだった。


  • 社会保険労務士 または 行政書士の資格

→ベンチャー向け包括支援サービスを提供するにあたって知識を深めておくのは有意義と思った。この2つは、行政書士は税理士を持っていれば無条件で資格登録できるのと、ざっくり公認会計士は自社クライアント向けには資格登録しなくてもサービス提供はできることになっていて、登録しなくてもある程度やりたいことはやれるのでほとんどの会計士は取ることはない。理解の深めたい願望は強いのと、活動範囲、広告効果、事業規模拡大には一定貢献しそうなので、資格保有の費用対効果を検討する。もしかしたら中小企業診断士やFPも候補に上がるかもしれない。


  • 認定経営革新等支援機関としての認定の取得

→最近知った。講習が必要らしい。これも調査する。


  • 会計事務所の非常勤求人サイトの登録、案件プラットフォームへの登録

→うまくいかなくても何とかなるように、登録をした。1件面談をして好感触だった。


  • 会計ソフト会社との提携

→マネーフォワード社やfreee社をはじめ、認定パートナー制度がある会計システムの会社の講習に登録する。


  • 業務環境の整理

→メールアドレスのドメインの取得、データ保管庫の選定、名刺、購買サイトの登録といった事務的なもの、情報整理用にnotionを設計したりなどのソフト的なもの、自分の部屋の片付けやPCなどのハード的なもの。


  • 汎用ツールの理解

→世の中のベンチャーが多く使っているシステムを実際に自分でも使ってみて使用感を把握する。ここにお金は惜しまない。


  • スキルの棚卸し

→過去の経験を棚卸し。今後の知識を何を獲得して、どのように貯めて取り出していくのか、最終的にどうなっているか、のロードマップを作りたい。知識を補うための業界誌の購入や、ネットの有料データベースの登録なんかもしているし、mercariでTACの中古租税テキストなども購入している。


  • webサイト準備、コンテンツマーケティングの準備

→自分で作るし、自分でデジマをやってみるチャンスなので失敗を恐れずやってみる。スキルの棚卸しをそのままコンテンツにする。note、youtube、tiktok、Vtuberなど最新


  • 最新のビジネスのキャッチアップ

→GPT関連、blockchainやNFT関連など。会社と育児で時間がなさすぎて2年ほど時が止まっている。


  • 融資の獲得、補助金の申請

→追って。区が貸し出している創業融資もあるのを知った。死なない水準であれば全く問題ないのだが、経験の蓄積のため、事務工数が増えたとしてもより多くトライする。


  • 本を読む、勉強する

→とにかく良質な知識のインプットが自分には足りない。42Tokyoを狙うのと、将来的に経営大学院も狙う。

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