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報徳 今朝丸投手、ノーノーがよぎる好投。強打の神戸学院大附を、間木投手との完封リレー

7/24 明石トーカロ球場にて、

 報徳学園 vs 神戸学院大学附属高校

の試合を観に行きました。


お目当ては、プロ注目の今朝丸投手。

評判通りのナイスピッチングでした。

ただ、行ってみたら、

  • 両校の、選手もスタンドも一体となった高校生のひたむきさ

  • 神戸学院大学附属高校の雰囲気がめちゃくちゃ良いこと

など、とても感動しました。



写真中心になりますが、現地で観たことならではの点を、noteにまとめたいと思います。


明石トーカロ球場。奥にそびえ立つのが駅前のタワマン。


試合内容と選手

神戸学院大学側の応援席

神戸学院大学側の応援席は満員に近い状況。



報徳学園側の応援席

報徳学園側も、ギシギシの満員御礼状態です。


神戸学院大附属 先発の古本投手

神戸学院大学付属の先発は、背番号10のサウスポー古本投手。

エースナンバーの2年生エース、谷口投手は、最後まで登板しませんでした。

2日前の甲南戦で先発してましたし、2年生ということもあって、この試合は投げない方針だったのでしょう。
個人的には、こういう選手のケガ防止の采配は、素晴らしいと思います👏


さて、古本投手。

降板はしましたが、とても良いピッチングをされてました。

中盤まで、報徳にまともなヒットを打たせてなかったですね。


古本投手



報徳学園の先発 今朝丸投手

今朝丸投手。

初めて生で観ましたが、めっちゃ大きいですね。

しかも、肩幅が広い。
これは、成人して本格的に筋トレをし始めれば、とても筋肉量が多くなりそうな骨格に見えました。

肩幅の広さからくる体型のタイプとしては、大谷翔平選手をイメージしてしまうほどでした。


今朝丸投手


強打と評判の神戸学院大学付属の打線。

確かに、1〜3番はスマートな運動神経抜群みたいな体型の選手が多かったですが、

4〜8番は、体型はガッチリしている選手ばかり。背も高い。

いかにもパワーがありそうな打線です。

ここまでの勝ち上がりも、1試合平均で7点以上とっている、強打のチームです。


今朝丸投手は、その神戸学院大学付属打線を、6回までノーヒットに抑えるのですから、たまげました。

ストレートも早く、フォークのような落ちる系の球、スローカーブなど、多彩。

格の違いを感じました。

結果、6回まで、ノーヒットノーラン

球場中が、「もしかしたら?」という雰囲気になりました。


ただ、7回の最初の打者の時に、今朝丸投手が足をつったようでした。

その後、二安打を打たれました(ただ、そのうちの一本は、内野手がグラブを弾いた当たり)。

7回裏に、報徳が4点目を取ったこともあり、今朝丸投手はマウンドを降りました。


降板はしましたが、素晴らしい投球内容でした。



今朝丸投手と神戸学院大学付属打線


個人的に、神戸学院大学付属で、めっちゃくちゃ良い選手だなと思ったのが、ショートの増田選手。

守備が抜群に上手かったです。

報徳の選手も含めても、この試合で、もっとも守備の上手い、華がある選手だったように感じました。

ステップ、グラブさばき、スローイングの柔らかさ、抜群でした。

しかも、増田選手がきっとキャプテン?やと思うんですが、声のかけ方なども、落ち着いていて、魅力的な選手のように感じました。

この選手は、今後どう成長していくのでしょうか?

大学での成長次第とは思いますが、勝手ながら、大卒でプロとかあるのでは?と思ってしまいました。

とても楽しみな選手です。

増田選手
増田選手
増田選手


報徳学園 間木投手

2番手の背番号10、報徳の間木投手。

この投手は、春の選抜ではエースナンバーだったのではと思います。

今朝丸投手が下がったと思ったら、間木投手が出てくるのですから、神戸学院大学付属としては、たまりませんね。。。

間木投手も、めちゃくちゃ完成度の高い投手ですね。

高校野球の試合に、大学生のエース投手が出てきたぐらいの印象です。

抜群の投球で、2イニング、相手を零封しました。

間木投手


4ー0で、報徳学園が勝利。

さすが、兵庫のベスト8の試合ということもあって、締まった好ゲームでした。





番外


こういうのを観れるので、現地観戦は楽しいです。

昨日もめっちゃ、現地ならでは、がありました。


まず、地元兵庫での報徳人気はすごいですね。


あの独特の緑のユニフォーム。

そして、応援団が個性的。

アゲアゲほいほいなど、報徳が発祥で全国区になった応援の仕方もあるぐらいですから。

それ以外にも、めっちゃ楽しげな応援がいっぱいありました。


すると、なんと、この辺の近所の子供達が、あまりにも楽しそうなので、報徳の応援団に混じって、歌って踊って応援していたんです。

もちろん選手の弟もいるのかとは思いますが、なんというか、小学生がついつい体を動かしたくなるような雰囲気、惹きつけられるような雰囲気が、報徳の全体から出ていました。


報徳応援団


一方で、写真がないのですが、神戸学院大学付属の応援団も、魅力的でした。

OBや、女子マネージャーだと思うのですが、声が枯れるまで、大声で応援してました。

女子マネージャーの方だと思うのですが、フェンスによじ登らんとする勢いで、大声を張り上げていました。

僕も、自分で高校野球やったり、引退後は観戦をしていますが、フェンスによじ登る女子マネージャーは初めて見ましたね。

とっても、良い意味で、印象的でした。

これだけ、必死なんやな、この子達の青春なんやな、というのが、ヒシヒシと伝わってきます。

神戸学院大学附属とは全く関係ない僕が、勝手に目頭が熱くなってしまいました。



あと、良かったのが、応援合戦というか、両校の応援団のノリです。

めっちゃ笑いました。

たまたま報徳サイドの応援団のダンス?だけ、Twitterで見つけたので、リンクを貼ります。

両校でエール?を掛け合いながら、きっと両校の野球部で一番オモロいであろう選手が、オモロいダンスをするという、笑える一幕でした。

神戸学院大学サイドは、なぜかクロールの真似のダンスとかしてましたね笑

高校生っぽくてええなぁという一幕でした。




ふと思う、高校野球の良さ


なんだか、熱い試合と、一生懸命の高校生を観ていると、ふと思ってしまったことがあります。


大人になり、何かをするにはリターンを求める思考がついてしまったように思います。

働いたら給料もらう、とか。

サービスを提供したら、料金をいただく、とか。

僕は、会社経営をしていますから、尚更そういう意識が強いのかもしれません。


一方で、高校野球。

この高校野球の世界には、そんなリターンとか、一切感じません。

ただひたすらに、

「野球を上手くなる」
「試合で相手に勝つ」
「野球が好きや」

そのために、膨大な労力をさく。

今更ながらですが、とてもシンプルで、心地よい世界観が広がってるなと、再認識しましたね。

心が洗われて、とても楽しかったです。




以上です。


両校の選手、本当にお疲れ様でした。👏

素晴らしい試合でした。





#高校野球
#夏
#報徳学園
#神戸学院大学附属
#野球

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