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HIITやったら人生変わるのか?

これは、健康オタクになる前の僕の話…。

HIIT、あれは本当に効くのか。

それを試すために、30日間、週3でHIITをやってみることにした。


ルールはシンプルで続けやすく

「週3日、最低3分のHIITをやる」

これならできるし、続けられるだろうと思って始めたけれど、実際はどうだったのか?

なぜHIIT?

正直、体を鍛えたいとか、痩せたいという目的ではなかった。

むしろ最近、エネルギーが足りない、モチベーションが低いと感じていた。

そんなときに出会ったのがHIITだった。

「短時間で効果が出る」
「忙しい人でも取り組める」
といったフレーズに惹かれて、試してみることにした。

始めるまでの葛藤

始める前は「本当にこれを続けられるのか?」という不安がずっと頭をよぎっていた。

最初の一歩を踏み出すのが一番大変で、ソファに座ると「今日はいいや、明日からにしよう」と甘くなりがち。

何度も「また今度で」と言い訳して、結局やらない日が続いた。

それが数日経って、ようやく「とりあえず1回だけやってみよう」と気持ちを切り替えた。

1週目:最初の壁を乗り越える

HIITの最初の数日は正直、辛かった。

3分が信じられないほど長く感じ、体も思うように動かない。

特に1分半を過ぎたあたりで「なんでこんなことやってるんだ?」と自問する瞬間が何度もあった。

でも、終わった後の達成感は格別だった。

少しずつ「今日もやり切った」という感覚が積み重なり、徐々に「やってよかった」と思えるようになった。

2週目:変化が見え始める

2週目に入ると、体が軽く感じ始めた。

動きがスムーズになり、筋肉痛も減り、「今日もやってみよう」という気持ちが自然と湧いてきた。

さらに、朝の目覚めが良くなり、頭がクリアになった。
短時間の運動でこれだけの効果があるとは予想外だった。

3週目:仲間の力を借りる

3週目に入った頃、モチベーションが少し低下してきた。

最初の新鮮さが薄れて、「今日は休んでもいいか」と思う日が増えてきた。

そこで、友達に「一緒にやってみない?」と声をかけ、無理やりHIITを一緒にやってもらうことにした。

仲間と一緒に運動すると、自然と競争心や達成感が生まれる。

「今日はこれだけやった」と報告し合うことで、モチベーションが回復し、再びやる気が湧いてきた。

運動後に「お疲れ!」とメッセージを送り合うだけでも、続ける力になると感じた。

この週は、仲間の存在が運動を楽しくする大きな要素だった。

4週目:続けるためのバランス

4週目になると、さすがに「毎回はきついな」と感じるようになった。

最初の頃の勢いは少し落ち着いて、体が重い日や「今日は休んでもいいか」と思う日も出てきた。

でも、無理をしないことが大切だということに気づいた週でもあった。

この頃には、自分なりのペースが見えてきた。

たとえば、今日は体が重いなと思う日には、3分だけでもいい、軽めにやろうと決めて取り組む。逆に調子がいい日は少し長めにやってみる。そんなふうに、その日その日で自分の体と対話しながら続けることが重要だと実感した。

何よりも、続けること自体が大切なんだということに気づいた。「完璧じゃなくてもいい、ただやることが大事」。

そう思うと、心が楽になり、少しずつでも続けられる自信がついてきた。

運動の後はいつも体がスッキリするし、「今日も自分のために何かできた」という達成感がじわじわと心に広がる。

習慣にすることの難しさは感じつつも、その習慣を積み上げていくことで得られる安心感や充実感が大きくなってきた。

結論:人生は変わったのか?

HIITを30日間続けた結果、人生は変わったのか?

その答えは、イエス。

劇的に体型が変わったわけでもなく、世界が一変したわけでもないけれど、自己肯定感が増し、自分に対する自信がついた。

「やればできるんだ」という感覚が、日々の生活に少しずつポジティブな影響を与えている。


これが「続ける力」の魅力なのだろう。

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