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【重要】iDeCoをしよう。そして手数料を気にしよう。


iDeCoは未だ普及が進んでいない制度です。
ですが、制度としては老後の資産形成にとても有益です。

しかし、制度を利用する事前審査や手続きが煩雑です。

・手続きの際に会社員は、会社の担当者に一部記載してもらう必要がある。
・掛け金に関しても個々人の状況により上限額が異なる。

つまり「ぶっちゃけめんどい、難しい」ということ。

4.4%の加入率

iDeCo加入者自体は、300万人という大台に乗りました。
しかし、加入者対象となる労働人口(おおよそ6,800万人)全体でみると
わずか「4.4%」

運用中は所得控除、受け取り時は退職金控除と
「国が認めた節税制度」とも言えるこの制度があまり普及していないという現実です。

NISAかiDeCoかという不毛な議論

結論:どっちもする。

以上でも以下でもありません。どちらも使います。

NISAは今や
「永久に使える」かつ「現金化も容易」で「1,800万円分」の箱です。
学費、旅行費用、結婚資金、住宅購入用などなど
様々な場面に向けた準備に活用できます。

投資信託のみならず、個別株やETFも投資対象にできるため
個人の自由度も制度的に高いです。
運用益が非課税のため、一般口座や特定口座で投資する前に
「まずはNISA口座を使う」ことが得策でしょう。

一方iDeCoは「原則60歳まで引き出せない」という制約があります。
そのため用途は完全に「老後資金」向けになります。

しかし、運用中は控除が使えるので
現役時代も節税に一役買います。

今年2024年は「定額減税」が実施されますが、
iDeCoを利用していれば「毎年減税」です。

今回の減税の恩恵が仮に国民に腹落ちすれば、
iDeCoの所得控除メリットが目につく、かもしれません。

話がそれました。

もう1度言います。

結論:NISA&iDeCo どっちもする。

NISAでライフイベント用に資金作り
iDeCoで60歳以降の資金作り
これぞ二刀流。

手数料を気にしなさい

資産運用の世界では、「%」は重要です。

①年利3%の株式投資パフォーマンス
②年利5%の株式投資パフォーマンス
③年利7%の株式投資パフォーマンス

たかが数%ですが、これは長期運用になればなるほど
その後のシミュレーション結果に大きく差がつきます。

月々1万円でつみたて投資したら、、、
=40年後(元本480万円)

①928万円
②1,532万円
③2,640万円

これが複利です。

そしてこれが手数料を気にする所以です。
この数%を手数料に持っていかれるのがイヤなのです。

iDeCoにおいては金融機関が定める手数料が一律ではありません。

ネット証券S社
大手M社
信金S行
年間手数料はこんなにも違う

これからiDeCoに向けて、口座を開設される方。
わたしのおすすめは手数料体系が低く設定されているネット証券です。
使い勝手などももちろん考慮するべきですが、
手数料でまずは候補を絞るべきです。👇

iDeCo手数料を比較する

終わりに

最近FPのイベント・セミナーに参加するようになりました。
そこで改めて思うことは、
「富裕層はとっくにやっている」ということ。

そして、「自ら学び実践しなければ」ということ。

めんどくさがりいつまでしない
それがどれだけ複利を逃しているのか、ということ

重い腰を上げるのは億劫です。
わかります。
私も未だにそういう時があります。

ですが、ぜひこれを腰を上げた1つ目の事例にしましょう。

「あの時iDeCoを始めたから」
そんな人が1人でも増えたら嬉しいです。

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