モテの疑似体験

ジモティーを使った。

ジモティーとは人に無料で物を譲ったりできる掲示板だ。

ソファや椅子や自転車など、引越しなどで捨てるのに困った人が

引き取れる人を募集している。

私は昆布だしつゆの素４本（濃縮三倍）を譲った。

自分一人では使いきれないからだ。

掲示板に投稿すると、五分くらいで10人からメッセージが来た。

「初めまして〇〇です、まだ取引は可能でしょうか？」
「〇〇と申します。掲載の品物を是非お譲りいただきたいです」
「今からでもお伺い可能です！」
「この後近くを問おうのですが、よろしければよろしくお願いします！」

実際の文面である。

短期間でこんなにも人に必要とされるのは、とんでもない快楽だ。

なるほど、マッチングアプリの女性の気持ちが少しでもわかった気がする。

女性である程度の容姿があれば、男性からのメッセージは瞬時にやってくるだろう。

メッセージの大事なポイントはスピード感である。

ジモティーでも、レスポンスが早い人に私は品物を譲りたくなる。

遅い人に譲りたくなるのはよっぽどレアなケースだろう。

レスポンスが早いというのは信頼度につながる。

信頼度には人が集まる、金が集まる。モテる。（適当）

昔から「男子は足が早いとモテる」と言われるのはあながち間違いでは無いのかもしれない（？）