裏側大公開!累計45万人に届いた BEAUTY Channel #SNS時代のカワイイを語る。
みなさん、こんにちは。
ミルボン経営戦略部の池田です。
SNS時代のカワイイを語る。5Daysありがとうございました🤝何日間、配信をご覧いただけましたでしょうか?
ご報告としてタイトルの通り、各SNSからの同時接続の視聴者数最大1.5万人、累計視聴者数45万人と本当に多くの方に見て頂けた。最終日は、ラスト2分で僕も出させてもらったり、ハラハラするトラブルなど様々あったがなんとか皆さんのサポートもあり無事終えることができた。
最終日の配信後、メンバーがサークルになっているところで、僕がセンターに立たせてもらい、この企画に対する想い、そして締めに放った言葉に間違いはないと確信している。
”誰か一人でも欠けでたらできなかった企画”
このnoteでは、企画期間中に回したPDCAや裏側、ライブ配信を作り上げたチームの軌跡を描いてみたいと思う。このnoteではリスペクトを込めて、僕がメンバーの名前を呼ぶ、そのままの呼び方で書き綴っていく。
0.なぜこのライブ配信企画がうまれたの?
さて、企画背景に入ろう。ただ、もうすでに3,000viewいただいている、このnoteが全貌を明らかにしているので、こちら関してはいきなりだが割愛する。
少し触れるとすると、ホットリンクのいいたかさん、まっすーさん(リンク先のnoteではフルネームで記載)とのコミュニケーションが発端で企画の原案が生まれた。ぜひ、こちら読んでからこの先に読み進めていただければと思う。この企画の大義は
新スタイリングブランド「DOOR」を知ってもらい、使ってもらい、美容室で購入してもらいたい
ということだ。そして、美容は自分の気持ちをポジティブに高めるためのもので、SNSで自己発信することも同様に自分を高めることにSNS世代はなっている。そこをリンクさせ、サポートしたかった。このnoteの編集は澤山モッツァレラさんに関わっていただき、素晴らしいものに仕上がっている。ぜひ、もう一度読んでいただき”イイね!”を押して欲しいと思う。noteで100イイね!はとてもうれしい。
では次の1章で、この配信で毎日PDCAを回し、変化させた施策について触れていく。
1.5日間の成果と、各日程でどんなPDCAをまわしたのか?
大多数のみなさんが気になるのはここだと思う。なぜ5日間で45万人の視聴者に見ていただけたのか?まずは各日程の成果をまとめてオープンにしたいと思う。
◆Day1~Day5の成果
Day3は少し数字を落としたが、基本的には右肩上がりで視聴者の方の数は推移していった。それでは、日ごとに見ていこう。
〇表中の用語解説
※最大同時接続:ライブ配信中(TW・IG)の視聴者数合計
※視聴者数合計:ライブ配信中の視聴者数合計
※アーカイブ:残ったデータを後から見ていただいた視聴者合
◆Day1:最大同時接続556名/合計視聴者数26,525名
初日は万全に対策をした。Twitterのフォロワー数は10万人おり、今年初めからフォロワー数は4万人伸長しており、UGC(インターネット上の口コミ/User Generated Content)も多く出ていたので、こちらに関しては正直心配していなかった。
問題は、Instagramだった。美容業界に携わる人は、ほぼInstagramに集中している。その方々にどうすれば、ミルボンの#SNS時代のカワイイを語る。のインスタライブがすごかったらしい!と印象付けられるか。
Instagramライブ配信の配信中のリーチは、フォロワー数に対して1.5~2%ということは事前の調査で分かっていた。初日のミルボンオフィシャルアカウント(@milbon.japan)のフォロワー数は3.4万フォロワーだったので500〜700名ほど見ていただければ大成功だった。
終わってみると、初日の成果は256。アーカイブ視聴数を入れれば全く気にならないが、少し物足りなかった。これは最終日までに改善していこうという話でまとまった。
気になったのは、1,000本用意したサンプルだ。配信終了後の21:00から申し込みフォームを公開を決めた。これは0時には全てはけきるイメージでスケジュールを組んで、企画段階でなんとか通した部分だった。
しかし、日をまたいだAM2時まわっても400本しかはけなかった。想定外だったし、朝まで1,000本でなかったらどうしようか焦りを感じた。なぜなら、翌朝9時までに弊社物流へエクセルデータをリスト化して送付しないと、ライブの翌日出荷翌々日到着ができないからだ。
結局、一度プレゼントフォームを閉じて、翌朝10:30から再度空けることにした。翌日は14:00にプレゼントは終了できたが、僕の中では改善必須項目になった。チームのみんなはそんなことを知るはずもないが、プレゼントをライブ配信中に配布終了させる、ここに意識をもってくれた。
Day2の目標は、ライブ配信中にサンプル1,000本配布終了、これに絞った。
◆Day2:最大同時接続2,360名/合計視聴者数82,241名/累計108,766名
目標達成のため、まずプレゼント配布の認知向上のためテロップの追加。そして、ライブ配信スタートしてすぐにフォームを空けるようタイミングを調整した。この時から、僕たちのチームワークは高まるしかなかった。
〇反映の結果(左:Day1→右:Day2)
どうだろう?各段にクオリティがあがったのがわかる。その他にも、各メディアPRの方からも
「なぜメーカーの人間が一緒にでないのか?」
「テレビのようにMCを挟まなかった理由はなぜか?」
など、比較対象がInstagramのライブ配信ではなくマスメディアとの比較になってきたことが、このライブ配信企画のクオリティの高さを感じて頂けることだろう。この部分に関しては、どこかでまたお話する機会があればしたいと思う。
こうして再度見直した結果、日をまたいだ0時すぎ、無事に1,000本のプレゼント配布が終了できた。この日はたまたま動画の書き出しに時間を要しており、僕たちはその時間も一緒に過ごしていた。僕たちは一瞬湧いた。しかし、すぐに冷静に目標設定を始めていた。
ライブ配信中にプレゼント配布終了、それを告知してライブ配信も終わろう!
こうして、僕らは新たに課題を設定というよりもむしろ、このあたりからは、より良くするためにどうするか?という目標設定の思考に転換していた。
◆Day3:最大同時接続1,936名/合計視聴者数52,241名/累計161,007名
ライブ配信中にプレゼント配布終了できるよう告知を強化した。ここで活躍するのがUGCをたくさん出してくれる弊社オフィシャルTwitterアカウントのフォロワーさんだ。#SNS時代のカワイイを語るのハッシュタグツイートで、UGCをリツイートして回したのと、そのフォロワーさんがUGCが出しやすいようにテロップでハッシュタグを明記した。(※①)また、1部と2部のつなぎの間に視聴者の離脱が少なくなるように、ボディコピーから次回予告の形式で次の登壇者を掲載することにした。(※②)
〇反映の結果(左※① 右※②)
結果、シャイニーオイルが欲しいというUGCが過去3日間で一番出て、配信終了前にラスト44本になった。そして、配信終了後10分で1,000本の配布が終了した。目標達成までもう少しだ。この日の改善ポイントは、より離脱を減らすために、1部と2部のつなぎの部分に注目した。
画像で蓋をする(映像配信を止めて画像を表示する)のではなく、人が話すコンテンツを足そう!
◆Day4:最大同時接続2,575名/合計視聴者数86,075名/累計247,082名
ライブも終盤、残り2日しかなかった。Day4は絶対にライブ配信中に配布終了をさせよう!と意気込み、つなぎのコンテンツをDOOR開発の研究員(現在は広報)の星(ことにした。急な依頼にも関わらず、快諾してくれた星には感謝している。また、告知も強化し、キャストのお二人のTwitterでも#SNS時代のカワイイを語る。の告知をして頂いた。
しかし、このコンテンツにたどり着く前に問題が発生した。開始から2分でプレゼントフォームが閉じたのだ。エラーかと思いきや、申し込みが正常に終了したのである。僕たちはプレゼント回収業者なのか、狙いうちされたのか?など、配信を運営しながらチームのメッセンジャーでコミュニケーションをとっていた。
すると、ライブコメントで「配信を見ていたら申し込みできないじゃん」、「配信を見ている人が申し込みできないのは変」などのコメントがたくさんライブ画面にあらわれたのだ。そのご指摘はまったく正しく、修正しなければいけない点としてDay5で改善したが、ライブ配信中のトラブルは初だったので、焦ったのも事実だ。様々な想定をしながら僕は個人のInstagramアカウントで対応していたが、完全に厳しい状況は見えていた。
そこでアサヤマさんからの早急な判断で、プレゼントの追加を決定、コメントでその旨をアナウンスすると無事にご指摘のコメントは無くなっていった。この日のプレゼント企画でご不便おかけした方、この場で改めて、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
こうして、無事に配信が進み、終了時にはDay4までのギネスである8.6万人の方に視聴して頂くことができた。この日までで、20万人の方にライブを見て頂けた僕たちは伝説を残すために、視聴者数の目標を大きく掲げた。
30万人を超えたらとんでもないことになるぞ!
◆Day5:最大同時接続16,303名/合計視聴者数211,819名/累計458,901名
こうして、Day1~Day4まで毎日アップデートを重ねた僕たちはついに最終日を迎えた。もちろん、30万人を目指していたが、クリアするべき課題はDay1からあがっていたこれだ。
〇Day1より抜粋
どうすれば、Instagramのライブ配信中の視聴者数を伸ばせるのか?
Instagramのライブ配信には広告を打つことができないので、視聴者数のファン度でしか通常は集客できないとされている。僕たちはこの視聴者数を1,303人の約5倍に伸長させた。この伸びは5日間の配信で必ず振り返り、再設定を積み重ねた成果だと確信している。
5日目に約5倍!Instagramライブ視聴者増加の理由
大きく言うと2つだ。
プレゼントお申込み方法の変更とTwitterからの送客。
プレゼントお申込み方法、これは明確にテロップで示した。
結局、最後にフォームを空けるという形式をとった。正直、1,000視聴者を超えたタイミングやなど検討をしたが、Day4の状況(開始後4分で配布終了)をみると、いつプレゼントフォームをあけても、一瞬でなくなる雰囲気が現場からなんとなく伝わってきていた。本当にありがたいことだ。この、最後にフォームをあける形式を初日からずっと実施していても、最終日のような視聴者数にならないことは、ここまでのストーリーでお分かりいただけると思う。
Twitterからの送客は、「Twitterからのお申し込みフォームは出ません」という告知を丁寧にした。
この結果、一時は1,5万人の同時視聴者がいたTwitterライブでさえ、ラスト15分には600名の視聴者に落ちつき、Instagramライブの視聴者数が激増した。シンプルに聞こえるかもしれないが、こちらも初日からこのような形式をとっていても、この成果は出なかっただろう。
Day1~Day5まで、毎日アップデート・再設定したからこそ、この20万人の方に見て頂けたと確信している。最後に開けたプレゼントフォームは1分で閉まる、というよりも殺到していただいたおかげで、ネットサーバーが落ちてしまった。なので、1,000本のご用意で勝手に閉まるはずが、1,100本入力されてデータが出力された。ある種トラブルではあるが、これはうれしい悲鳴だ。しっかりと超えた分も発送させて頂いたので、ご安心頂きたい。
◆まさかの僕の登場
最後の2分、僕も出させて頂き、ご挨拶をさせて頂いた。これは当日の18時にホットリンクのいいたかさんから発案していただき、急遽組み込んだ。
実際のところ、この機会を頂き、とてもありがたく思っている。
やはり、後から感謝の言葉をお伝えする機会はなかなか作れないことに加えて、今回の背景からの想いをしっかりと伝えた方が45万人の方へ伝えられるからだ。こうして、5日間連続という長くも、振り返ればあっという間の時間が過ぎ去った。僕にとって、FUJI ROCK FESTIVALよりもアツい夏が終わった。
さて、2章以降は今回の企画の要所に関わっていただいた方々の紹介と謝辞を書いていく。
2.最高のコピーが仕上がった
今回の企画はまずこれだ。ぜひボディコピーまで読んでほしい。
BEAUTY Channel SNS時代のカワイイを語る。
“誰もがスマホを片手に、SNSと繋がっているこの時代、美しさのあり方も生き方も、どんどん多様化しています。より個性が際立ち、それらを「発信する」ことが当たり前になりました。美しさもカワイイもかつてないほど自由な時代。SNS時代の美を語り尽くす5日間。新時代のカワイイを語り尽くします”
読んで頂くとフラッシュバックされるのではないか、あの5日間が。今読み返すとこのコピーが企画の後にできたかのようにさえ錯覚させる。このコピーを作って頂いたのは、カラス牧野圭太さんだ。
今回のターゲット世代であるソーシャルネイティブ(SNS世代)のインサイトを言語化し、素晴らしい表現でこの企画を表すコピーを作ってくださった。
ぜひ皆さん、この成果を作った企画のコピーを胸に刻んで、今一度アーカイブを見返して欲しい。このコピーには、ホットリンクのまっすーさんが”今回の仕事で牧野さんへの確認を一番頑張った”というくらい、このコピーを皆が待ちわびて、思いがこもっているものだ。牧野さん、ありがとうございました!
3.THINGMEDIA映像プロデューサー 安枝新介という男
今回の企画で間違いなくMVPなのはこの男、ヤス(安枝新介)だ。彼とはどこかのタイミングでInstagramのアカウントを交換してから一気に距離が縮まった。それは、共通の友人の存在があった。
ヤスは福岡出身、僕は横浜出身だったが、僕の去年所属していた部署、商品企画をしていた時にお世話になった福岡の若手美容師集団のリーダーで、僕とも親交が深いオーナー・ミツが同級生だったのだ!この関係は正直、偶然の産物だが、きっかけをものにしたのは僕であり、ヤスだった。
配信を見て頂いた方は分かると思うが、ライブ配信中にスタイリングVTRがあった思う。その収録は、事前に3日程あり、その2日目に、Instagramの共有の友人ミツの存在にヤスが気づいてくれて、
「てか、あれなんすね、ミツと繋がってるんすね!」
と、少しくだけたような敬語で僕に話しかけてきた。
お互いコミュニケーション深めたい想いになったのか、収録後の23時くらいから自然とスタジオの外の公園でワンカン(缶1本:缶のお酒を1杯飲んでから帰るコト)をして帰る流れになった。その時のアサヒを飲みながら、お互いを打ち明けるコミュニケーションは、真夏の夜の蒸し暑さよりもアツかったのを今でも思い出す。
そして、彼はVTRのプロデュースだけではなく、台本作成でもおそらく100時間ほど僕たちと時間を共にした。時にはThingmediaさんにお邪魔して台本を書いたりした。
当日の配信でも、キャストを和ませるために、リハ中の「はい、5秒前からいきます~」を「はい、5分前~」と、わざと間違えてみたり場の空気づくりも素晴らしかった。この5秒前と5分前で笑いが起こる感じは、その場の緊張感をあじわってる現場の人間にしかわからないと思うが、空気は一変してポジティブに向かう。ヤス、ありがとう!また一緒に企てよう。
4.ホットリンク 天才ハッカー アサヤマタカシ
今回のMIP、天才ハッカーアサヤマさんは不思議な雰囲気を醸し出す男だ。彼との出会いは、1月までさかのぼる。とてもクールだが、何か引きつけるものがあり、僕は始めから興味をもっていた。
僕らの関係で壁がなくなったのは、6月ごろ。打ち合わせの後、メッセンジャーでコミュニケーションをとっていると、Instagramのアカウントを交換する流れになった。なぜか?それは、彼が僕にタメ語で話してきたからだ。(笑)僕はこうゆう後輩が大好きだ。正直、2,3個下の後輩たちは僕と同級生くらいに思って接している。つまり、直感的に僕は彼と絶対気が合うと思ったのだ。
そして、Instagramのアカウントをつなげてからは昼メシの約束もして、7月の暑い日にサシで中華そばを食べた後に、外でスイカバーを食べながらお互いのことを話したりもした。
今回の企画のゴールや、お互いの目標など多くを語りあった。それ以降の業務の量に対する、処理スピードは半端ではなかった。どんなことでも一瞬で進むし、なんでも相談できた。そして、彼は僕のタスクの多さに、エクセルでタスク管理シートを作ってくれ、逐一更新してくれていた。最終日、僕はあまり見ていないと冗談ぽく言ったが、実はとても助けられていた。
僕らは今回、お互いほぼ敬語がない中で、リスペクトを持ったコミュニケーションが成立していたが、そこに慣れ合いは全くなかった。つまり、仕事上での信頼関係が早期に形成されたていたのだ。良いものを創るために何ができるかの案を互いに出し続けた結果だ。
また、彼の仕事のすごさを感じたのだが、広告配信だ。キャストに合わせて、適切なターゲティングを毎日実施してくれていた。これが当たり前と思う人は、”当たり前ではない”ことを理解する仕事にぶち当たる日が必ずくるはずだ。どれだけ気を回して、解析して、再設定して5日間を上り調子で成果を出す、これがどれだけ大変なことだっただろう。
そして、打ち合わせスケジュールが合わない時は、ウェビナーのような形式で説明動画を撮影・収録してそのデータを僕に送ってくれて、僕はそれを使って広告配信の説明をした。この気遣いにどれだけ助けられたかわからない。
最終日の20万人の視聴者を獲得する前のプレッシャーを跳ねのけた分析力と忍耐力に僕は心からリスペクトを覚える。アサヤマさん、本当にありがとう!
5.無から有を生み出す男 ホワイトフィルム 川口雄介
ゆうすけは題名の通り、無から有を生み出す男だ。どうゆう事か?それはこれを見て頂いた方が早いだろう。写真は今回のライブ配信の現場、ミルボン本社(京橋エドグラン)だ。この空間、実際にはとても素敵なんだが、カメラを通すと無の空間になる。
Before
これだ。全く画面映えしていない。SNS世代のカワイイを語る会場のはずにもかかわらず、全くSNS映えしない空間で無機質だ。後日、彼から直接聞いたが、ロケハン(現場を事前にチェックすること)に来た時に絶望して、こう思ったらしい。
”何もない。。。”
まったく失礼なやつだ(笑)ただ、売れているカメラマン、いろんな修羅場をくぐってきているのだろう。大きく変化させてくれた。
After
全く別の空間に変化しているのがお分かりいただけるだろう。そして、これが画面に映るとこうなる。
全くの素人の僕でもわかる、明らかに違う。このライティングで、コーポレートカラーの紫を選択するあたりもさすがだ。僕はゆうすけからは聞かれていない。本当に細かいところにプロフェッショナルの仕事を感じる。
なぜ今回、この空間を作り出せるほどの売れているカメラマンが僕らの配信に参加してくれたか。そもそも、ゆうすけはスケジュールの中に、大企業のCM案件が入っていた。しかし、その案件ではなく僕たちの案件#SNS時代のカワイイを語る。を選んでくれた。その理由は、どうやらヤスが説得をしたらしい。少し前に、ヤスがゆうすけはじめとした今回のメンバー組んだ理由をタイミングよくツイートしていたので載せておく。
本当にアツい男だ。ただ、ヤスの説得もあっただろうが、決めるのは本人だ。僕はなぜだか気になって、ゆうすけに聞いてみた。
僕「なんで大企業案件じゃなく、おれらを選んでくれたの?」
ゆうすけ「同世代で何かをやってやる方がおもしろいじゃん!」
こいつもまた、本当にアツい男だ。
ここだけの話だが、#SNS時代のカワイイを語る。が終わり、今週出社すると久しぶりに見た本社のロビーが本来のライティングになっていて少し寂しく感じた。ゆうすけ、また同世代で何かやってやろう!ありがとう。
6.配信王 間地浩晃
今回の配信はこの王様なしでは語れない。まさに配信王だ。(※本当にこう呼んでいる)
今回は3つのSNSプラットフォーム(Instagram・Twitter・YouTube)での配信になるので、wifiではなくLANでつなぐ必要があった。配信のための速度計測や、カメラのスイッチング(4つのカメラで配信)、VTR、テロップなど、すべてが配信王の手によって施されたものだ。おそらく彼にしかできない仕事だからこそ王なのだと思う。(※座っている黒のキャップが配信王)
なぜ、彼にしかできないのか?というと、彼は元々、前出のヤスと一緒のプロデューサー出身で配信王になったのだ。つまり、プロデューサーの視点で、スイッチング、VTR振りの予測、テロップの出し方などが可能なのだ。これは見やすい配信になるに決まっている。そんな配信王でも、初日の5分前までTwitterでのライブ配信がうまくいかず、こんなツイートを週半ばでしていた。
その時、メンバー皆でヒヤヒヤしていたことを思い出すと、各配信事にあの接続問題をクリアにしてる彼のメンタリティは計り知れない。
配信王にしかできない仕事だな、と僕が確信したタイミングがあった。ここに1枚の写真がある。僕はこれを見て、腑に落ちた。なぜ彼が責任の重圧がかかる役職”配信王”に、CEOからの指名でプロデューサーからコンバートされたのかを。
座っている今回のプレイヤーたちの足に注目してほしい。王だけ足をしっかりと閉じている。こんなことがあるのだろうか?笑 5日目の最後の最後、みんな疲れている中で唯一、気を抜いていない男がそこにはいた。
そして、この写真の1枚前に撮影した写真は、1人だけ長いソファーから離れて、ソーシャルディスタンスを保ってからマスクを外し、しっかり足を閉じて撮影に応じていた。(※最後は画角の問題で近づいてマスクを着用)
このしっかりした配信王なしでは、この配信は最後まで事故なく実施できなかっただろう。配信王、ありがとう!
7.まとめ
今回の企画は同世代(28歳~31歳)が主体性のあるプレイヤーであり、そのメンバーがチームとして企画を作りあげられたことが成功の要因だ。そして、会社が同じでなくても同じマインドセットが生まれたら、最高の成果に繋がることがわかった。もう一度振り返ると、同時接続視聴数1.5万人、視聴数累計45万人。この方々にこのイベントに触れていただけたことが本当にうれしい。
もちろんミルボンはメーカーなので、モノを買っていただかなければ会社として継続していけない。今回のDOORが売れなければ、僕や僕の部署、会社としての成果は出たことにはならない。しかし、このチームでの成果は数字と相互の関係性、大いに誇れるものだ。改めて、
”誰か一人でも欠けでたらできなかった企画”
だったと思う。
そして、皆さんもうお気づきだろうか?
THINGMEDIA 安枝新介、ホットリンク 朝山高至、ミルボン 池田龍正、
この3人の関係性を縮めたのは紛れもなくSNSだった。
最後までご覧頂きありがとうございました。視聴者の皆様、キャストの皆様、サポート頂いた皆様、全ての方に感謝申し上げます。
また、この企画を任せて、自由に運営させてくれた、上司の竹渕には本当に感謝している。
まだ始まったばかり。僕たち世代をお楽しみに。
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