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朝焼けの向こう 昨日の寂しさ 光に溶けて 忘れる 忘れる 夢うつつ 死んだはずの猫が 机の下で …
人の歪みを 仕方ないものとして 排気ガスのままに 吸い込んでいた 教室は遠く 痛みも弱さも ほ…
静かなグラスを傾けて 透明な願いを 夜景に重ねる ネオンに響く 胸の鼓動 通り雨のような ざわ…
何故か立ち止まる 看板が風に揺れる 言葉が脈絡もなく 人の口から流れ ラジオは雑音で満ちてい…
本当は この高校に 通うべきで あいつと 一緒にいたら 道を外さないで 何とか あそこを 潜り抜…
少し前の お前を見た 変わることが 訪れる その前の お前を見た 信念がどうのこうの 手探りで …
水面すれすれを 飛んで行く 紙飛行機 挫けそうな 僕の思いを重ねて 出来るだけ 遠くまで 飛んで行け 揺れながらでもいい 出来るだけ 遠くまで 飛んで行け
先生の目標は 何ですか? 塾の生徒に聞かれ 一瞬答えに詰まる 正直に言えば つかみどころのな…
思い通りに行かない 誰かのせいにする 流されやすい ひとり閉じこもる 自分を見つける 外に出…
古い感情が結びついて 安らぎと 変わらなさと 混ざったままの マジックアワー 遠くに沈む夕日 …
重い雨が降る 傘を差す手がだるい 真ん中を貫く 差しようがない そのままを 差し出すような 傘…
論争すれば 大抵ボロ負けする 理由を抱えて やる気のなさを それでも肯定したい リスクヘッジ…
誰でもない感じで 空の青と 繋がっていたい 言葉を忘れて 空の青に 染まっていたい 浮かんでく…
剥がれ落ちそうな 白い服を 掛けたまま 床を歩いていく 振り返れば まだ あの椅子の下に いるような気がして でも もういなんだね 折れそうな 身体を抱き上げて 現実は見ないまま ずっとそばに いてよなんて 困った顔をして 僕を見つめていた 相変わらず 気の弱い青い瞳 もう少し 丁寧にやさしく…… 寄り添えれば いつまでも いてくれると 信じ過ぎた でも 信じていたかった 死ぬ少し前 いつまでも 僕の側に 寄り添っていたね 僕はそれが 残された時間が