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本のシェア Vol 3

今回紹介する本は、紀里谷和明著『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』を紹介したいと思います。

 この本を知っている方も多いと思うが、この本は、一言で「問い」を投げかけられる物語だと言える。この本を読んで頂ければ、わかると思うが、この本は架空の劇場のオーナーと職場や周りの人間関係に悩んだ人が劇場のオーナーとの問答でまた自分を見つめ直すというストーリーが描かれている。

 ここで重要なポイントは、このオーナーとの問答の中で、こういったオーナーの問い(深堀りされた質問)を自分自身に投げかけるということが重要である。果たして、本当に人気になりたいのか。周りの目はこう向いているに違いない。お金持ちになりたい。など本質的にそう思っているのか。ということに対する問いかけが必要である。

 お金持ちの定義は特に人によってバラバラですが、ここで1つ。皆さんのお金持ちの定義は年収ベースで定義するといくらからお金持ちですか?
 中には、1000万円からお金持ちという人もいれば、いや、1億円以上じゃないとお金持ちとは言えない。という人が多いと思います。しかし、では果たして年収1000万円持っている人や年収1億円手にしている人たち全員が順風満帆な生活をしているかと問われたら、そうではないのではないだろうか。 
 有名になって周りからチヤホヤされたいということであっても同様である。果たして、本当に有名になりたいのか。或いは、チヤホヤされたいのか。という問いも突き詰めていくと実際は違かったということが恐らく人生経験の中で何回かあった人もいると思う。

 私も、実際に起業してすごい社長になりたいと最初の高校生の頃とかは考えていたが、実際に問いを突き詰めていくとそうではなく、お金という富を得て何も縛られない自由が望むものだったということに気づいた。こうしてみると、自分が想像するものは社会的なセルフイメージによって塗り替えられているということが恐ろしいぐらい洗脳されていた。どうしても学校教育や高校生、大学生へと階段を登っていくと周りの人の全体的な認知が平均値みたいな流れがあるため、知らないうちに普通というものに意識が向いてしまっている。例えば、お金持ちになりたいなら会社員では難しいから起業だよね。そんな具合である。

 私は、この本を読んで、問いということは常にもう1人の自分として意識していかないといけないなと感じた。もう1人の自分がオーナーのように問いかけをしてくれる存在になったとしたら、今自分が向かおうとしている先に一体何があるのか。何が得られるのか。次に繋がるのか。そうした判断が習慣的にできるようになる。  

 『普通』という言葉は僕は好きではない。普通という言葉の意味には当たり前というものが隠されていて、平均値化されるからである。

 周りが自分のことをどんなふうにみているのか。はあまり本質的な部分ではない。また、自分の感覚で物事を進めていないか。とかは夢とか目標とかも自分の知識の中で定義づけしているに過ぎない。つまり、知らないことを夢にはできないし、知らないものは学習しないと知らないままである。

 そんな問いを立て、答えを自分なりに出していきながら学習を続けて目指すべき夢に向かって一歩一歩進んでいきたい。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪

また明日以降も継続して本のシェアの方をしていきますので、よろしくお願いします🤲

それでは、また明日お会いしましょう☆

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