意思を強く持った旅人は旅立ちと共に目的地にたどり着いたも同然だ

前回の「君と会えたから」に引き続き、喜多川泰の「手紙屋」〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜を読んでみた。

やはりこの本も「君と会えたから」と同様に、例え話を存分に盛り込んでいたからか、一瞬で読み終えた。


心に響いたセリフはたくさんあったが、その中でも僕の胸に残ったフレーズがある。

「意思を強く持った旅人は旅立ちと共に目的地にたどり着いたも同然だ」


この言葉を見た時、僕は台湾一周の旅を思い出した。

以前2ヶ月かけて、徒歩で台湾一周を行った。過酷だった。

だが僕は最後までやり遂げることを前提に、徒歩で台湾一周する旅を行うと決めていたのだ。

徒歩で台湾一周したいなという気持ちではなく、絶対徒歩で台湾一周達成する。

この時点でもう目的地にたどり着いたようなものだったのだ。


だが改めて言葉本来の意味の旅よりも、比喩表現として使われる旅の方がより、目的地にたどり着くのは難しいと改めて感じる。


それでも僕にはささやかながらも成功体験がある。

この気持ちを胸に刻み込み、これからも意思を強く持った旅人でありたいと思う。


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