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環境と農業とときどきブリコラージュ

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こちらのマガジンでは主に農業、環境について書かせていただこうと思います。フランスに住んでいるので現地の生活のことや哲学などもシェアしながらゆるく投稿していきます。
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#日記

わたくし樹(たつき)と申します

2022年あけましておめでとうございます。 ちょうど今日で27歳になりました樹(たつき)です。 ぼくの名前「樹(たつき)」の由来は父がどうしても「たつき」 という音で名前をつけたかったらしく、そこで一文字でたつきをあらわす 樹を見つけて、また意味のうえで樹木のような太く大きな人間になってほしいという願いも込みで僕の今の名前につながっているらしいです。 自然のなかで育ったお猿さんたつき田舎で生まれて育った僕はとにかく自然と触れることが好きで秘密基地作りや山の中でおにごっこを

開発、援助などの世界目標の達成に向けて、オープンデータをどのように活用するか

ボンジュール 今回の記事ではあるPodcast を聞いた感想とそのデータの使い道、使われ方を分析しながら書いていこうと思います。 "How open data could spur drive to meet the global goals?" このポッドキャストでは、革新的な方法でデータを収集・利用することで、SDGsの実施とモニタリングの両面で途上国を支援することができると説明しています。Worldwide Web Foundationのアフリカプログラムのディレ

里山資本主義(藻谷浩介さん著書)における『マネー資本主義』と『SNS(YoutubeやInstagramなど)におけるいいね/登録者数資本主義』との類似と比較

今回の記事は読書感想文ではありませんが 最近読んだ本の中で特にガツんと衝撃をうけた藻谷浩介さん著書「里山資本主義日本経済は『安心の原理』で動く」 を読んでから感じたこと、そして里山資本主義の対となる言葉としてあげられていた『マネー資本主義』にふれながら 現在のSNSにおける『いいねの数』『登録者の数』への個人的に思う疑問を書いていこうと思います。 まず「里山資本主義日本経済は『安心の原理』で動く」の本についてですが現代の日本における産業的農業、または工業的農業 について様々

徹底したフランスでの節約生活

Bonjour 今日はフランスでの節約生活と『あるものでつくる』発想について少し書かせていただこうと思います。 2013年から留学や旅行を含め毎年のようにフランスに行っており 2018年度は仕事、そして2019年からは大学院に通い始めたのでフランスでの生活には慣れてきました。 フランスといえば日本のイメージではパリとかモンサンミッシェルとかシャネルとかそんな良い、エレガントなイメージがあるのではないでしょうか? 実際に僕がそこで目にして経験したことはそのむしろ逆のこと

『必要なものはすでに自分の中にある』〜コロナウイルスが流行っているこんなときにこそ役に立つブリコラージュ思考法〜

Bonjour ! 前回のブログで内容につきましては詳しく書かせていただきましたが、フランスでは現在正当な理由と書類がない限り外出ができない状態となっています。 僕が通っている大学院のが閉鎖してからも講義はオンラインで引き続き行われますし、論文や課題の量は普段より増えました。 なのでインプットすることとアウトプットすることの繰り返しをしており実際に暇ということはありません。 でも外出への規制がかかった現在ではヨーロッパを中心に『やることがない』『ひま』『いつもの生活に戻

たつき仮説第1回          フランスと日本の違い編

France : Rule based culture Japan : Air based culture フランス:ルールの国 日本  :空気の国 ご存知の方もいると思いますがフランスに住んでほぼ1年半が経ちます。 そして日々生活をおくるなかで最近すごく疑問に思うことがあります。 なぜフランスでは環境問題について国レベルでストライキをおこすのに 個人や目に見える単位では毎日のようにポイ捨てをするのか? それはフランス人という国民性がでているのかもしれないな