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先生と不登校の相互理解

みなさん、こんにちは。高校3年で不登校支援をしているタツキです。

今回は、今僕が取り組んでいるプロジェクトの「先生と不登校の相互理解」のやる理由や、僕の思いを話してみようと思います。

僕は先生が大嫌いだった

タイトルは過去形で書いてますけど、今も先生という職業は大嫌いですw
本当に吐き気するぐらい嫌いなんですよね

小中学校の先生が本当にひどくて、例えば

・クラスメイトに日常的に暴言を吐かれ、先生に相談するが、話を聞くだけ聞いて終わり
・4対1(僕)のいじめをうけ、自分の眼鏡が割れた。
相手から謝罪を受けたが、割った相手が眼鏡を弁償しないと言っているので、それでもめた所、先生に呼び出され、「もう謝ってもらったからいいじゃん」と言われる
・不登校になって学年が上がり、担任が変わるときに、自分の情報共有ができてなく、もう一度辛かったことを言わないといけなかった

まぁ、これ以外にも、不登校の時の先生とかは日常的にトゲがあったりして、辛かったです

今でも、中学校の通学路を車で通ると、呼吸が荒くなるぐらいにはしんどかったです

そんな僕が先生の見方を変えるようになったきっかけ

そんな先生大嫌いな僕ですが、見方を変えるきっかけをくれた方がいます

箕輪編集室で出会ったヤスさんです

ヤスさんは、元教員で今は塾の仕事をされているそうですが、本当に良く、優しくしてくれた方で、僕の先生に対する偏見を壊してくれました
本当にありがとうございました

そこから、僕は先生が置かれている立場について考えたり、調べるようになりました

そこから知ったブラックでやりがい搾取の先生の立場

調べていくうえで、給特法というマジでヤバイ法律が先生にはあったり、残業が多すぎて過労死ラインを超えている、死んでもおかしくない先生が57.7%もいたりする現実を知りました

《「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」の略称》教員の勤務態様の特殊性をふまえて、公立学校の教員について、時間外勤務手当や休日勤務手当を支給しない代わりに、給料月額の4パーセントに相当する教職調整額を支給することを定めた法律。昭和46年(1971)制定。教員給与特別措置法。

簡単に言うと、残業代が出ません…バカだろ…

毎月毎月、80時間以上残業して、残業代でないってマジで頭おかしいですよね

普段の業務だけでこれだけ忙しいのに、普通に考えて、不登校児への細かい部分の対応まで手が回らないですよね…

先生たちも不登校の子の対応に悩んでた

先生たちの置かれている状況を知ったうえで調べていくと、もう一つ問題点を知りました

先生たちも不登校の子の対応に悩んでいる

ということです。「先生は敬うべき」と教えられてきた僕にとっては、衝撃でした。先生たちも人間ということに気づいた瞬間でした。

それと先生たちは、基本的に勉強が好きだったり、学校が好きだったから、「教師」という職に就いた訳ですから、学校が嫌いだったり、学校に行きたくても行けれない不登校の子の気持ちがわからないというのもあると思います

頑張って寄り添おうとして、家庭訪問や積極的な声掛けをしても、不登校の子からは拒絶されたり、保護者から「やめてください」と言われることも…

僕もほんまに家庭訪問やめてほしかったし、しんどかったので親から言ってもらって辞めてもらいました

かといって、家庭訪問などをやめると、「学校に来れるように対応しろ」と管理職から怒られるという地獄のような板挟みもあるようです

一人の人間として、理解しあえる社会に

今でも、僕は先生が嫌いですw

だけど、先生という「職業」を嫌うことにしました

「生徒」「先生」ではなく、お互いに「一人の人間」として理解しあえる、寄り添える社会を作っていきたいです

このプロジェクトを通じての学び

僕は、今まで先生に対して

「なんで理解してくれないんだろう」
「寄り添おうとしてくれないんだろう」

と感じてきました。

でも、それは僕も同じで、

僕も先生のことを理解しようとしてませんでした

相手のことを理解しようとしていないのに、理解されないのは当たり前ですし、自分勝手だということに気づきました。

相手に理解してもらうためには、まず自分が相手のことを考え、想像し、理解し、行動する必要がある。

このプロジェクトを通じて気づけました。

これからは、この学びを胸に活動していきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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