グラサンセンキュー男は今も貫きとおせているのか?

15年以上前かな。公園のベンチでボォーッとしていると軟式ボールが転がってきた。そこへ頭にバンダナを巻き、グラサンをかけた若いガリガリの男が走ってきた。

ボールを取って投げ返すと

「センキュー」

決めゼリフを言ってキャッチボール相手のところへ戻って行った。

「・・・・・・」

貫きとおせるのか?そのキャラを維持できるのか?世の中は甘くないぞ。仕事の面接にバンダナグラサンで行くと確実に落とされるぞ!逆に、もしも貫きとおせているのなら尊敬します。

というのも、物事を持続し続けるのは難しいってこと。5年前から毎日、水田に行ってひとりで作業をしていると、自分は一体何をしているのだろう?ふと我にかえってしまうときがある。

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もともとは、聴覚過敏でほかにできる仕事がなかったのも理由のひとつだけど、収入は安定してない。発達障害のせいにもしたけど今はそれほど思ってもいない。

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川に腰から落ちて尾てい骨を骨折した時は、さすがにヤバいと思った。打ちどころが悪ければ命の危険さえある。そのときから人に頼ろうと思えるようになった。

クレソン一筋でやってきたけど他のひとからアドバイスを受けて、水田で何か栽培できるか実験中だ。

バンダナグラサンセンキュー男よ。君は変わってしまったのか?自分に負けそうになるとき今でも君のことを思い出すよ。

今でもバンダナグラサンセンキューは現在進行形なのか?ぼくは現在進行形だ!センキュー!






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