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イスラエルとハマスの戦争で子どもと青少年53人が死亡、36人が人質、651人が負傷

10月7日の虐殺で約53人の子どもと青少年が死亡し、イスラエルとハマスとの戦争で10歳未満の子ども275人が負傷し、10歳から20歳までの青少年376人がこの戦争で負傷した(マジダル・シャムスへの攻撃で負傷した者は含まれない)と、ヤリブ・レヴィン法務大臣は先週、国連児童基金(ユニセフ)事務局長と子どもの権利委員会(CRC)会議に送った報告書で表明しました。エルサレム・ポストが8月11日に伝えています。

ハマスによって拉致された人質の内、36人は子どもや青少年で、そのうち34人は解放されましたが、現在5歳と1歳のアリエル・ビバスさんとクフィル・ビバスさんは依然として捕らわれたままです。

約91人の子どもと青少年が、ハマスによって親を人質に取られ、7人の子どもの両親もハマスによって人質に取られました。約157人の子どもと青少年の直系親族が依然として人質に取られていると同省は報告しました。

報告書によると、テロ攻撃により約1,873人の子どもと青少年が障害者と認定されました。つまり「彼らは攻撃現場にいて、重大な精神的または身体的障害を負った」ということです。

戦争中、23人の子どもと青少年が両親を失って孤児となり、870人が片親を失いました。これらの親の内、約612人がイスラエル治安部隊に勤務中に死亡し、258人の親がテロ攻撃で死亡しました。

報告書によると、戦争で約1,014人の子どもと青少年が兄弟を失い、その内の559人はイスラエルの治安機関に所属し、455人はテロ攻撃で死亡しました。

報告書によれば、戦争中に約5万人の子どもと青少年が自宅から避難しました。

国家保険協会は、戦争中のテロ攻撃の被害者として約1万9900人の子どもと青少年を認定しました。これは、これらの子どもたちが「攻撃中に現場にいて、精神的または身体的被害を受けた」ことを意味すると報告書は述べ、認定手続きが進行中であるため、この数はさらに増える可能性があると指摘しました。

「過去10カ月間、イスラエルの子どもたちは虐殺され、傷つけられ、拉致され、孤児となり、家を追われました。彼らはテロリストによる暴力的な攻撃を受け、自宅や学校、遊び場へのミサイルやドローンによる攻撃を経験しました」とユニセフと子どもの権利条約に宛てた書簡には記されています。

レヴィン法務大臣はCRCとユニセフに対し、「イスラエルの子どもたちに与えられた危害に対処する」こと、そして人質全員の解放を要求することを求めました。

資料:https://www.jpost.com/israel-hamas-war/article-814273

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